峰不二子(みね ふじこ)とは、漫画『ルパン三世』に登場するキャラクターである。
声優:二階堂有希子(1st)→増山江威子(2nd以降)→沢城みゆき(2011年テレビSP以降)。
俳優:江崎英子(1974年版),黒木メイサ(2014年版)
概要
アニメキャラの中で最も有名なB99.9cm-W55.5cm-H88.8cmの3サイズの持ち主である。
ルパン一味の敵になったり味方になったりする正体不明の女。ルパン三世や1stシリーズの13代目石川五ェ門を手玉に取るコケティッシュな魅力を持つ小悪魔である。
2ndシリーズ以降は五ェ門は不二子の甘言に乘る事は稀になり、懲りた様であるが、ルパンは相変わらず御執心の様子である。相棒ルパン共々振り回される次元大介にとっては単なるトラブルメーカーであり、些かうんざり気味である。
洋画のお色気女優の様にライダースーツの下には何も着ないと言うセクシースタイルのアニメキャラの先駆者。と言うかルパン一味アダルティなセクシー担当のレギュラーキャラである。
性格は一言で言うなら1stでは小悪魔で(2nd以降と比べると)やや能天気、2nd以降は悪女でお金が何よりも大好き。しかしグラマーな美女であるため騙されたり、貢いだりする男が後を絶たない。
格闘技や銃器の扱いなどもルパンや次元に劣らず、かなりの腕前である。『峰不二子の嘘』ではとことん躍動する不二子が見られるので必見。
と言った設定で現在は知られているが、原作版『ルパン三世』の不二子は設定が一貫せず、それぞれ別人のように描かれている。
特に初期は同じ名前の女性は登場するものの、ルパンと面識があることもあれば、単なる一般客として登場することもあった。原作版で設定がある程度固まってきたのはアニメ化後の『ルパン三世 新冒険』あたりからである。
『新ルパン三世』における不二子はほぼアニメの設定が逆輸入される形で引継がれている。
原作版では、アニメ版とは逆にルパンからは冷遇されている事が多い。
配役について
演じた声優は現在まで4人いるが、ファンが最も親しみのあるのは増山江威子演じる不二子であろう。
増山はパイロット版で不二子を演じたが、1stシリーズでは二階堂有希子に交代、2ndで再度不二子に抜擢されたという経緯がある。だが、2nd放送開始当初は「何故、二階堂さんじゃないんだ」というファンの批判投稿が相次ぎ、増山自身はこれには悲しんだものの「どうあがいても二階堂さんになり切れないから私の持ち味でやるしかない」と発奮して続投、結果として新たな不二子のキャラクター像を築き上げたという。
また、増山が電車で立ち話をしていたところ、「不二子の声がする」と騒ぎになったことがあるらしい。
一時期、1987年公開の『風魔一族の陰謀』では小山茉美が不二子の声を演じたが、1989年から恒例のTVスペシャルでは増山が2010年放送のテレビスペシャル「the last job」まで担当。
2011年の「〜永遠のMermaid〜」からは沢城みゆきへ受け継がれる。PART4~6までのTVシリーズや名探偵コナンとのクロスオーバー、『峰不二子という女』をはじめとするメイン作など活躍は多岐に渡り、沢城の高い演技力も相成ってキャスト交代後も常に高い評価を得ている。
その他
- 名前の由来は2説あり、一つは富士山のポスターとタバコ銘柄の「峰」の掛け合わせ。もう一つは富士山の峰。
- 3サイズは作者のモンキー・パンチ曰く「覚えやすいから」という理由で設定した。
- 過去のアニメやTVSPでは全裸や乳首露出も多かったが、『ワルサーP38』以降は『LUPIN THE ⅢRD』を除きほぼ皆無。
- 不二子の魔性の女なキャラクターとしての人気は実は圧倒的に女性に多いらしく、不二子を演じた増山も「憧れの女性」といったコメントや、過去に藤原紀香が「実写版があるなら不二子をやりたい」との発言があった。
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