島原鉄道線(しまばらてつどうせん)とは、島原鉄道が運営する鉄道路線である。
概要
諫早駅から島原港駅まで、島原半島の北岸および東岸を走る路線。津軽鉄道線や関東鉄道常総線などと同じく、私鉄路線でありながら非電化の路線である。
かつてはその先、南島原市の加津佐駅までを結んでおり、それまでは諫早~南島原が北目線、南島原〜加津佐が南目線と呼ばれていた。2008年に島原外港[1]~加津佐の区間が廃止され、現在に至っている。なお「2008年に南目線は廃止された」みたいに書かれた資料がたまにあるが、厳密には1区間のみ存続しているので要注意(当初はこの1区間も廃止対象だったが、島原市の要望によりこのような形になった)。
現在は諫早~南島原or島原港間の各駅停車のほか、特別料金不要の急行列車が1日数往復運行されている。また諫早~本諫早の区間運転列車もある。
駅一覧
急 行 |
駅名 | 乗換 | 備考 ◆乗り換え路線・航路 ◇駅周辺施設 |
所在地 |
● | 諫早駅 いさはや |
九州 ┗長崎本線 ┗大村線 |
諫早市の中心駅 副駅名:雲仙・島原口 ◇長崎県立諫早商業高等学校 ◇長崎ウエスレヤン大学 ◇鎮西学院高等学校 ◇諫早駅前ターミナル ◇JCHO諫早総合病院 ◇トランスコスモススタジアム長崎 |
長崎県 諫早市 |
● | 本諫早駅 ほんいさはや |
副駅名:諫早市役所前 ◇長崎県立諫早高等学校 ◇諫早公園 |
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| | 幸駅 さいわい |
◇長崎県立諫早農業高等学校 | ||
| | 小野駅 おの |
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| | 干拓の里駅 かんたくのさと |
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| | 森山駅 もりやま |
旧森山町(現諫早市)の中心駅 | ||
| | 釜ノ鼻駅 かまのはな |
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| | 諫早東高校駅 いさはやひがしこうこう |
◇長崎県立諫早東高等学校 | ||
● | 愛野駅 あいの |
旧愛野町(現雲仙市)の中心駅 愛野駅と吾妻駅をつなげると 「愛しのわが妻」になることから、 「愛の聖地」として親しまれている。 |
長崎県 雲仙市 |
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| | 阿母崎駅 あぼざき |
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● | 吾妻駅 あづま |
副駅名:雲仙市役所前 旧吾妻町(現雲仙市)の中心駅 |
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| | 古部駅 こべ |
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| | 大正駅 たいしょう |
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● | 西郷駅 さいごう |
旧瑞穂町(現雲仙市)の中心駅 | ||
● | 神代駅 こうじろ |
副駅名:鍋島邸前 ◇神代小路 |
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● | 多比良駅 たいら |
有明フェリー(長洲ゆき) | 旧国見町(現雲仙市)の中心駅 ◇長崎県立国見高等学校 |
長崎県 島原市 |
| | 有明湯江駅 ありあけゆえ |
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● | 大三東駅 おおみさき |
旧有明町(現島原市)の中心駅 下り線ホームが海に隣接しており、 「海の見える駅」として有名。 |
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| | 松尾駅 まつお |
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| | 三会駅 みえ |
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● | 島原駅 しまばら |
島原市の中心駅 ◇長崎県立島原高等学校 ◇長崎県立島原商業高等学校 ◇長崎県立島原工業高等学校 ◇長崎県立島原農業高等学校 ◇島原城 ◇島原武家屋敷街 ◇青い理髪舘 |
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● | 霊丘公園体育館駅 れいきゅうこうえん たいいくかん |
◇島原鉄道本社 ◇島鉄バスターミナル ◇霊丘神社 ◇白土湖 ◇イオン島原店 |
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● | 島原船津駅 しまばらふなつ |
車両基地併設 ◇九十九島 |
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● | 島原港駅 しまばらこう |
熊本フェリー(熊本ゆき) 九商フェリー(熊本ゆき) やまさ海運(三池ゆき) |
◇島原温泉 ◇長崎県島原病院 |
2008年廃止区間
島原外港駅[2]-秩父が浦駅-安徳駅-瀬野深江駅-深江駅-布津新田駅-布津駅-堂崎駅-蒲河駅-有家駅-西有家駅-龍石駅-北有馬駅-常光寺前駅-浦田観音駅-原城駅-有馬吉川駅-東大屋駅-口之津駅-白浜海水浴場前駅-加津佐駅
関連項目
脚注
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