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崩壊：スターレイルは、中国のゲーム会社miHoYoによるスマートフォン・PC向け3DスペースファンタジーRPGゲーム。
概要
miHoYo(HoYoverse)が制作している「崩壊」シリーズの第4作。
前作に当たる第3作「崩壊3rd」から同一名のキャラクターが沢山登場するが、「崩壊」シリーズは各作品がパラレルワールド（平行世界）のため、設定・経歴が大きく異なる別人(別世界線の同一人物、並行同位体)のような扱いである。「原神」との関係も同様である。
その為、これまでの「崩壊」シリーズをやっていなくてもストーリーが全く理解できないという状況には陥らない。
一方、崩壊3rdの世界からそのまま移動してきているキャラクターや、一見性格が大きく異なるものの一部の特徴が共通するキャラクターなども存在するため、崩壊3rdを知っているとそのキャラクターに対する印象が変わる場合もある。
ゲームジャンルは並行世界のような繋がりのある前作「崩壊3rd」や派生作品の「原神」等の3Dアクションゲームとは異なり、ターン制コマンド式RPGゲームとなっている。
あらすじ
「反物質レギオン」と呼ばれる謎の勢力に宇宙ステーションを襲撃されていた同時刻、星核ハンターであるカフカに主人公は目を覚まされる。その際に、カフカが手にしていた「星核」を主人公に埋め込まれ、主人公は、「星穹列車」に所属する「開拓者」として、「星核」を中心とした星神と全宇宙の運命の渦に巻き込まれていく…。
登場人物
主人公（CV：榎木淳弥、石川由依）
本作の主人公。性別はチュートリアル時に選択できる。チュートリアル後は変更できない、取り返しのつかない要素の一つである。その時に名前も決められるがそちらは変更可能。
見た目は男女どちらも銀髪の長身で、バットを手にして戦ったり、ゴミ箱を仲間に引かれながら漁ったり、クローゼットに隠れてホテルスタッフを驚かせたりする狂人少し変わった行動をする人物というのがもっぱら仲間からの評価となる。ちなみに、ゴミ箱から得たゴミは合成の材料となり実質的に食べることが出来る本当に常識を破るなんて聞いてない。
宇宙ステーションでカフカに「星核」を埋め込まれており、その際に眠りにつく以前の記憶を失っているはずだが…。宇宙ステーションでの襲撃以降は、バッドエンドを選択しなければ、星穹列車の一員として、星核のもたらす災いを解決しながら、開拓をする旅に出る
歩む運命は「壊滅」。ただし、後に星神に「存護」の運命を与えられる。
三月なのか（CV：小倉唯）
「これがウチだよ！」
星穹列車の一員である少女。カメラを常に持ち歩き、年頃の女の子らしい興味を持ったもの全てに夢中になる。宇宙ステーションでの襲撃以降、主人公は彼女のことを「なの」と呼び親しくなっていることが分かる。
名前の由来は自身の誕生日。正確には誕生日ではなく、彼女が目覚めた日となっている。眠りにつく以前の記憶を全て失っており、星穹列車の面々に発見されて眠りから覚めた時に彼女自身が「誕生した」と決めたとのこと。
ちなみに、英語版での名前は「March 7th」となっている。
歩む運命は「存護」。
丹恒（CV：伊東健人）
星穹列車の一員である青年。無口でもの静か。列車内では自分の部屋でなく書庫に籠っていることの方が多い。主人公となのかで行動する際の保護者リーダーのようなポジションとなる。
自身の過去について多く語ることはなく、隠していることが多い。しかし、運命は彼を過去から遠ざけることはなく…
歩む運命は「巡狩」。
姫子（CV：田中理恵）
星穹列車の一員である女性。知識が豊富で博学的な言い回しが多い。主人公たちの上司に当たり、列車内から調査のバックアップをしている。
崩壊シリーズとしての前作「崩壊3rd」においては無量塔姫子として登場。現時点では無関係…というより物語に影響はないものと思われる
歩む運命は「知恵」。
ヴェルト・ヨウ（CV：細谷佳正）
「君らはこの力について何も知らない」
星穹列車の一員である男性。姫子同様に知識が豊富で、主人公たちの上司に当たる。なのかからはヨウおじちゃんと呼ばれており、半ば親子のような関係に見える。仙舟「羅浮」ではとある理由から主人公達と行動するようになる。
彼も前作「崩壊3rd」でも登場。詳細を説明しきれないので省略するが、この星穹列車の一員として旅をする理由として姫子の存在が大きい…が、現時点で物語に影響はない。
カフカ（CV：伊藤静）
「素晴らしい時は...やがて過ぎ去る」
星核ハンターの一員である女性、実質的なNo.2。宇宙ステーションでの襲撃に乗じて主人公に星核を埋め込んで覚醒させた張本人。同時に意味深な言葉を主人公に語り掛けて暗示を施して去っていったが、ヤリーロⅥでの開拓完了後にも会うことになる。宇宙ステーションで主人公の名付けを行っていたり、その後の会う場面での主人公への喋り方から一部の開拓者からママと呼ばれている。
彼女はエリオの脚本と呼ばれる予知夢に則って動いており、主人公を覚醒させたのもその一環である。
銀狼（CV：阿澄佳奈）
星核ハンターの一員である少女。宇宙ステーションでの襲撃時にカフカと共に潜入し、様々なセキュリティロックを容易に突破してかつ電子ラクガキを残すほどの余裕があることから、相当の腕前を持つ天才ハッカーであると窺える。
彼女は宇宙を一つのゲームとして楽しんでおり、ハッカーとしての数々の都市伝説も一つのアチーブメントのようなものだと捉えている。
前作「崩壊3rd」でも類似キャラが登場しており、こちらは銀狼としてではなく「ハッカーバニー」としての登場である。
余談だが、上記のセリフは必殺技発動時のものだが、倍速設定時は「フン、2倍速って、こんなもん？」という感じのメタいものに変化する。
その他の登場人物(プレイアブルキャラクター)
星核ハンター
刃（CV：三木眞一郎）
ver1.2で実装された「壊滅」の運命を歩む風属性の星5キャラクター。
「星核ハンター」のメンバー。己が身を顧みず、刃にさらす剣客。「運命の奴隷」に仕え、怖ろしい自己回復能力を持つ。
宇宙ステーション「ヘルタ」
ヘルタ（CV：山崎はるか）
初期実装された「知恵」の運命を歩む氷属性の星4キャラクター。
「天才クラブ」#83、宇宙ステーションの真の主。人に勝る知恵を持つが、まったく共感力がない大科学者。
アスター（CV：赤﨑千夏）
初期実装された「調和」の運命を歩む炎属性の星4キャラクター。
宇宙ステーション「ヘルタ」の所長を務める、名門出身のお嬢様。好奇心旺盛な天文学者で、癖のある宇宙ステーションのスタッフたちをまとめるのが得意。
アーラン（CV：白石涼子）
初期実装された「壊滅」の運命を歩む雷属性の星4キャラクター。
宇宙ステーション「ヘルタ」の防衛課責任者。口下手だが、研究を大切にしているスタッフたちがそれぞれの研究を成し遂げられるよう、彼らを命懸けで守ろうとしている。
ルアン･メェイ（CV：大西沙織）
ver1.6で実装された「調和」の運命を歩む氷属性の星5キャラクター。
天才クラブのメンバー、生命科学の専門家。ヘルタたちと協力して模擬宇宙を開発した。
ベロブルグ
ブローニャ（CV：阿澄佳奈）
初期実装された「調和」の運命を歩む風属性の星5キャラクター。
ベロブルグの「大守護者」の継承者。姫としての高貴さと、軍人としての堅実さを兼ね備えている。
ジェパード（CV：古川慎）
初期実装された「存護」の運命を歩む氷属性の星5キャラクター。
シルバーメインの戍衛官、ベロブルグで指折りの戦士。裏表がなく、几帳面で、仕事を怠けたことがない。
クラーラ（CV：日高里菜＆安元洋貴）
初期実装された「壊滅」の運命を歩む物理属性の星5キャラクター。
機械と一緒に暮らしている流浪の少女。内向的で優しく、純粋な心を持っている。下層部の人々が互いの「家族」になることを願っている。
ペラ（CV：諸星すみれ）
初期実装された「虚無」の運命を歩む氷属性の星4キャラクター。
シルバーメインの情報官。真面目な性格で、シルバーメインのメンバーたちから尊敬されている。
セーバル（CV：愛美）
初期実装された「知恵」の運命を歩む雷属性の星4キャラクター。
ベロブルグの機械工、前職は建創者の技術部門の研究員。ジェパード・ランドゥーの姉だが、弟とはまったく異なる性格をしている。大寒波が訪れる前に存在した「ロック」という古典音楽を熱愛している。
ナターシャ（CV：内山夕実）
初期実装された「豊穣」の運命を歩む物理属性の星4キャラクター。
べロブルグ下層部の医者、子供たちの面倒を見ている。穏やかで親しみやすい性格だが、怖い一面もある。
フック（CV：徳井青空）
初期実装された「壊滅」の運命を歩む雷属性の星4キャラクター。
地下冒険団「モグラ党」の親分（自称）。自由を愛する彼女は、日々の生活を冒険の一幕だと考えている。
サンポ（CV：平川大輔）
初期実装された「虚無」の運命を歩む風属性の星4キャラクター。
地上と地下を行き来する商人。馴れ馴れしく、情熱的でユーモアがあり、いつも道化を演じている。
ゼーレ（CV：中原麻衣）
ver1.0で実装された「巡狩」の運命を歩む量子属性の星5キャラクター。
地下反抗組織「地炎」の中堅、通称「バーブチカ」。さっぱりした性格だが、繊細で敏感な一面もある。
ルカ（CV：梶原岳人）
ver1.2で実装された「虚無」の運命を歩む物理属性の星4キャラクター。
ベロブルグ下層部のボクシングチャンピオン、「地炎」の中堅メンバーの一人。ファイトクラブの王座保持者。その熱情で下層部の夢ある子どもたちを励ましてきた。
リンクス（CV：照井春佳）
ver1.3で実装された「豊穣」の運命を歩む量子属性の星4キャラクター。
ベロブルグの雪原探検家、ランドゥー家の末っ子。落ち着いた性格で、極めて強い行動力の持ち主。よく単身で雪原を探検する。
仙舟「羅浮」
白露 （CV：加藤英美里）
初期実装された「豊穣」の運命を歩む雷属性の星5キャラクター。
仙舟「羅浮」の持明族の尊長、「啣薬の龍女」と称される医士。彼女は独自の医療知識と、龍脈を持つ者にしか行えない「医療手段」で人々の傷や病を治している。
彦卿 （CV：井上麻里奈）
初期実装された「巡狩」の運命を歩む氷属性の星5キャラクター。
将軍である景元の護衛で、年若い剣の天才。一度彦卿が剣を握れば、誰も彼に敵わない。
停雲 （CV：高田憂希）
初期実装された「調和」の運命を歩む雷属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」の天舶司の接渡使。商団と共に多くの世界に足を運び、貿易関係や同盟を結んでいる。
青雀 （CV：伊達朱里紗）
初期実装された「知恵」の運命を歩む量子属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」の太卜司の卜者、兼書庫の管理員。普段から仕事をサボっているため、これ以上降格の余地がなく、じきに「門番」になる予定。
素裳 （CV：福圓美里）
初期実装された「巡狩」の運命を歩む物理属性の星4キャラクター。
仙舟「曜青」で生まれ、「羅浮」の雲騎軍で訓練を受けている新兵。彼女は母から贈られた家伝の剣を手に、これから訪れる未来に期待を膨らませている。
景元 （CV：小野大輔）
ver1.0で実装された「知恵」の運命を歩む雷属性の星5キャラクター。
仙舟同盟の六将軍の1人、仙舟「羅浮」の雲騎軍を率いている。先代の「羅浮」剣首に師事していたが、武力で名を馳せたわけではない。
羅刹 （CV：石田彰）
ver1.1で実装された「豊穣」の運命を歩む虚数属性の星5キャラクター。
棺を肌身離さず持ち歩いている、空の彼方からやってきた殊俗の行商人。優れた医療技術を持つ。
御空 （CV：冬馬由美）
ver1.1で実装された「調和」の運命を歩む虚数属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」の天舶司のリーダー。百戦錬磨の飛行士で弓の使い手。だが今は膨大な公務に追われ、忙しくしている。
丹恒・飲月 （CV：伊東健人）
ver1.3で実装された「壊滅」の運命を歩む虚数属性の星5キャラクター。
持明族としての丹恒の本相、その前世である「飲月君」が残した力。崢嶸たる角冠を受け継いだ以上、咎人の功罪をすべて受け継がなければならない。
符玄 （CV：伊藤美来）
ver1.3で実装された「存護」の運命を歩む量子属性の星5キャラクター。
仙舟「羅浮」太卜司の長。第三の目と窮観の陣を用いて、仙舟の航路を占い、物事の吉兆を予見する。
鏡流 （CV：桑島法子）
ver1.4で実装された「壊滅」の運命を歩む氷属性の星5キャラクター。
かつての羅浮の剣首、雲騎常勝の伝説を築いた者。しかし今、その名は抹消され、魔陰の境を歩く仙舟の裏切り者となっている。
桂乃芬 （CV：直田姫奈）
ver1.4で実装された「虚無」の運命を歩む炎属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」に滞在するパフォーマンスアーティスト──あるいは、大道芸人。衣食住を賄うついでに、羅浮での新生活を追っている。
フォフォ（CV：長縄まりあ＆平林剛）
ver1.5で実装された「豊穣」の運命を歩む風属性の星5キャラクター。
仙舟「羅浮」の十王司見習い判官。歳陽に取り憑かれた弧族の少女。怪異を恐れる臆病で不憫な女の子だが、邪悪なものを捕える責任を担っている。
寒鴉 （CV：鈴代紗弓）
ver1.5で実装された「調和」の運命を歩む物理属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」十王司の判官の一人。十王の命を受け、冥兆天筆を使って様々な罪業を読み取り、判決を下す。
雪衣 （CV：川瀬茉希）
ver1.6で実装された「壊滅」の運命を歩む量子属性の星4キャラクター。
仙舟「羅浮」で生死を監察する機構「十王司」の判官。その身が死んでから長い時が経つが、人形の体を借りて「還陽」し、使命を全うする。
スターピースカンパニー
トパーズ&カブ（CV：南條愛乃）
ver1.4で実装された「巡狩」の運命を歩む炎属性の星5キャラクター。
スターピースカンパニー「戦略投資部」の高級幹部であるトパーズは、特殊債務ピケ部隊を率いている。若くして「十の石心」の一員となった彼女は、「徴収の黄玉」という基石を所持している。相棒の次元プーマン「カブ」は富の在処を鋭く感知できるだけでなく、警備、債権回収、保険数理などの仕事も容易にこなせる。現在、彼女たちは銀河を巡りながら、カンパニーの事業拡大に影響を及ぼす様々な債権トラブルを調査している。
アベンチュリン（CV：河西健吾）
ver2.1で実装された「存護」の運命を歩む虚数属性の星5キャラクター。
スターピースカンパニー「戦略投資部」の幹部。リスクを好む性格で、常に笑顔を絶やさないが、その本心を人に見せることはない。
純美の騎士団
アルジェンティ（CV：立花慎之介）
ver1.5で実装された「知恵」の運命を歩む物理属性の星5キャラクター。
「純美の騎士団」の古典的な騎士。行方不明になっている「純美」の星神イドリラを敬虔に慕っていた。 正直で、堂々とした性格の人。宇宙を漫遊し、イドリラの名を広めている。
博識学会
Dr.レイシオ（CV：武内駿輔）
ver1.6で実装された「巡狩」の運命を歩む虚数属性の星5キャラクター。
博識学会の学者。変わった性格をしていて、毒舌だが立ち振る舞いはエレガントである。奇異な石膏頭の下の容貌は意外にも美しい。
ガーデン・オブ・リコレクション
ブラックスワン（CV：生天目仁美）
ver2.0で実装された「虚無」の運命を歩む風属性の星5キャラクター。
「ガーデン・オブ・リコレクション」のメモキーパーで、気だるげで謎めいた雰囲気の占い師。他人の「記憶」を辛抱強く耳を傾け、その運命をすべて掌握している。
ピノコニー
ミーシャ（CV：松井恵理子）
ver2.0で実装された「壊滅」の運命を歩む氷属性の星4キャラクター。
ピノコニーのホテルのドアボーイ。行儀の良い男の子。ナナシビトに憧れており、いつの日か旅に出ることを夢見ている。
ギャラガー（CV：三上哲）
ver2.1で実装された「豊穣」の運命を歩む炎属性の星4キャラクター。
ピノコニーのハウンド家の保安官。来賓には礼儀正しく接しているが、常に警戒心を持っている。何やら複雑な過去があるようだが、自分からそれについて言及することはない。
仮面の愚者
花火（CV：上田麗奈）
ver2.0で実装された「調和」の運命を歩む量子属性の星5キャラクター。
「仮面の愚者」の1人。つかみどころがなく、手段を選ばない人物。危険な演劇のマスターで、役作りに夢中になっている。千の仮面を持ち、万の顔を演じることができる。富、地位、権力…これらは花火にとって重要ではない。彼女を動かせるのは「愉しいこと」だけである。
巡海レンジャー
黄泉（CV：沢城みゆき）
ver2.1で実装された「虚無」の運命を歩む雷属性の星5キャラクター。
「巡海レンジャー」を自称する旅人、本名は不明。長い刀を携え、1人で銀河を旅している。
戦闘システム
キャラクター毎の速度で決められた行動順にキャラと敵が行動していき、最終的に相手のHPを0にすれば勝利となる。倍速やオート戦闘も実装されているため、開拓力（スタミナ）消費にはそこまで時間を消費することもない。
スキルシステムと「必殺技」
通常攻撃の他、スキルを発動することも可能でSPと呼ばれるエネルギーを消費すれば、様々な効果を戦闘にもたらすことができる。とはいえSPの最大値は5でしかもパーティ内で共有されているため、スキルを発動してばかりいるとすぐにSPは枯渇する。
通常攻撃を行うとSPを回復することができるため、「平時は通常攻撃でSPを回復し、要所でスキルを発動するサポーター」と「常にスキルで火力を出したいアタッカー」などのパーティバランスは非常に重要になる。
戦闘を進めるにつれて、行動や被ダメージによって蓄積するEPと呼ばれるゲージを満タンにすることで強力な必殺技を発動できる。（一部EPを持たないキャラクターもいる）
必殺技は敵味方の行動順を無視して割り込み、味方の回復やバリア付与、敵への強力な一撃を繰り出すことも可能なため、ターン制であるものの、よりリアルタイムな戦闘が可能となっている。必殺技はパーティ内で連続して発動することも可能で、バフを発動して大ダメージを叩き込むなどの爽快感のある戦い方もできる。一方、発動後のキャンセルは（Ver.2.1時点で）不可能なため、操作・判断ミスには気を付けよう。
ロールシステム「運命」
操作キャラの役割は7つの「運命」として決められており、編成のバランスが重要になってくる。
| 運命 | 戦闘時における役割 |
|---|---|
| 壊滅 | 生存能力重視のアタッカー。 全体的に鈍足・高火力な重戦車タイプ。キャラクター毎に戦い方が大きく異なり、自己回復持ちや自傷デメリットアタッカー、カウンターアタッカーなど運用が多岐にわたる。 |
| 巡狩 | 単体攻撃アタッカー。 全体的に俊足で追加攻撃持ちも多く行動回数が多い、反面耐久力は低めのキャラクターが多い。雑魚敵が多いコンテンツでは苦戦する場合もあるが、複数回行動などの手数で補うことも可能。 |
| 知恵 | 広範囲攻撃アタッカー。 全員が拡散攻撃・全体攻撃を持ち、対複数戦を得意とする。追加攻撃持ちが多く、雑魚敵が多いコンテンツで活躍するが、精鋭以上の単体敵キャラではダメージが少なくなるため苦戦する。 |
| 存護 | タンク。 敵への挑発や味方へのバリア・状態異常無効化・ダメージ軽減等を付与してパーティを守る。他の運命のキャラクターよりも内部的なヘイト値が高めに設定されている。 |
| 豊穣 | ヒーラー。 単純なHP回復の他、リジェネ付与、デバフ解除、蘇生等の能力を持ったキャラクターが在籍する。 |
| 調和 | バッファー。 各種味方アタッカーの火力アップの他、速度や行動順・EP・SPを操作できるキャラクターも在籍する。 |
| 虚無 | デバッファー＋特殊なアタッカー。 デバッファータイプはデバフ付与やバフ解除等で敵の弱体化を得意とする。 一方、アタッカータイプは継続ダメージ等のデバフ付与を生かした風変りなアタッカーが多い。 |
相性システム「属性」
運命とは別に「属性」もあり、現時点では物理、炎、氷、風、雷、量子、虚数の7種類が存在する。
1体の敵に対して弱点属性が3つまで存在するため、弱点属性を突くことで靭性ゲージをブレイクして優位に戦闘を進めることが本作の戦闘の肝である。
靭性ゲージとは敵の頭上に表示されている2本のゲージのうち上側に表示される白いゲージであり、弱点属性の攻撃でしか削ることができないが、削りきると下記のような利点がある。
- 削り切ったキャラクターの撃破特攻を参照する追加ダメージを与える。
- 削り切ったキャラクターの属性に対応する状態異常(デバフ扱い)を付与する。
- 敵が弱点撃破状態になり、ダメージの通りがよくなる。
- 敵の行動が遅延する。
- 一部の敵においては、行動パターンの変化や大技のチャージ状態をキャンセルできる。
| 属性 | 状態異常 | 状態異常の効果 |
|---|---|---|
| 物理 | 裂創 | 敵のターンが回ってくる毎に物理属性の持続ダメージを与える(2ターン)。 持続ダメージ量は敵の最大HPの割合によって決まるが、付与したキャラクターのレベルと敵の靭性ゲージ量に比例する上限が存在する。 |
| 炎 | 燃焼 | 敵のターンが回ってくる毎に炎属性の持続ダメージを与える(2ターン)。 |
| 氷 | 凍結 | 次の敵のターンに氷属性ダメージを与え、1ターン行動不能にする。 |
| 雷 | 感電 | 敵のターンが回ってくる毎に雷属性の持続ダメージを与える(2ターン)。 |
| 風 | 風化 | 敵のターンが回ってくる毎に雷属性の持続ダメージを与える(2ターン)。 風化状態は累積でき、持続ダメージ量は累積数によって増加する。 |
| 量子 | もつれ | 敵の行動順を遅延し、次の敵のターンに量子属性ダメージを与える。 もつれ状態の間に受けた攻撃回数によって与えるダメージが増加する(最大5層まで)。 |
| 虚数 | 束縛 | 敵の行動順を遅延し、速度を低下させる(2ターン)。 |
これらの弱点撃破を狙う戦略と対応できるキャラクターが豊富に用意されているのが、本作の特徴の一つとなる。もちろん弱点を無視してゴリ押すことも可能である。
ガチャシステム「跳躍」
本作にも例に漏れずガチャがある。
- 群星跳躍 … 恒常ガチャ。キャラ育成時や模擬宇宙攻略などでもらえる「星軌チケット」を使用する。累計300回回すと、1度だけ星5の恒常キャラクターを1人選んで入手可能。
- イベント跳躍 … ピックアップ期間限定ガチャ。キャラクターと光円錐のPUがある。イベントや配布など入手機会が限られている「星軌専用チケット」を使用する。星玉（課金石）を消費してガチャをする場合はこちらを回すことを強く推奨する。ピックアップ形式は下記参照。
- 始発跳躍 … スタートダッシュガチャ。「星軌チケット」を使用するが、10連に対して8枚使用する割引設定のガチャである。10連5回目まで回すことが可能で、50連目までに星5のキャラクターが1人以上確定で排出されるため、星玉を消費するほどではないが、初心者はこちらを先に回すことをお勧めする。
最高レアリティである星5は0.6％と他のゲームアプリに比較してかなり渋く設定されているが、規定回数引けば星5が排出される、いわゆる天井は90連（PUキャラ確率50％、180連でPUキャラ確定）となっており、キャラを手に入れるだけなら無課金でも比較的手に届きやすく、またガチャ回数のカウントは次回のイベント跳躍まで引き継ぐため、課金者にも優しい(?)設計となっている。逆に凸を進めようとする場合、とてつもない沼に足を突っ込むことになる。光円錐と呼ばれるいわゆる武器ガチャの天井は80連（PU75％、原神と異なり160連でPU光円錐確定）となっている。
非公式情報であるが、天井の15回程前から急激に星5排出確率が高まる原神の祈願（ガチャ）と同様のシステムを採用している可能性が高い。
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