川井一仁とは、フジテレビF1中継でお馴染みの、モータースポーツジャーナリストである。
日本のファンは「川井ちゃん」、海外のF1関係者からは「カズ」と呼ばれている。ちゃん付けされているが、本人は50過ぎのおっさんである。
概要
ボストン大学に在学していたが、肝炎を患い、帰国。病から回復後に見つけたレース雑誌の広告を見て、モータースポーツカメラマンの間瀬明の事務所に就職し、80年代中頃からF1の現場で働き始める。
1987年のフジテレビのF1中継開始に伴い、中継スタッフとして参加。1988年のモナコGPからピットレポーターとして活躍。今に至る。
2003年からはCS放送のフジテレビNEXTで解説を担当しており、それ以降は地上波放送での登場はしていなかった。しかし2012年からBSフジでの放送が始まり、フジテレビNEXTの放送を編集して流すこととなったため、無料放送では9年ぶりの登場となる(同じく解説の今宮純も同様)出典記事。
情報収集に長けており、F1のパドックでは1、2を争う程のジャーナリストである。実際、チーム関係者や海外プレスが、彼に戦略予想を聞きに来ることも少なくない。
「熱くなると自分でも何言ってるのかわからない」という本人の言葉どおり、やたら高い声で叫んだり、日本語の文章として成り立っていない事を話すことがしばしばある。CS放送では、映像と音声にタイムラグがあるため、彼の叫び声が聞こえた次の瞬間に、クラッシュやトラブルの映像が入ることが日常と化している。
ちなみに、車の運転は下手な部類である。縁石でNSXのホイールを擦った、フジテレビ企画のカート大会で何度もスピンするなど、数々の伝説(?)を残している。
プライベートにおいては、1994年に女優の鈴木保奈美と結婚するものの、1997年に離婚(翌年に石橋貴明と再婚)するが、2011年に一般女性と再婚した。
主な出演番組
過去の出演番組
- F1グランプリ(フジテレビ系列)- 1988~2002年 ピットレポート担当
- F1ポールポジション(フジテレビ) - 1989~1994年
- モータースポーツパラダイス(フジテレビ721、739) - ~2004年 解説
関連項目
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