- プロ野球選手一覧 > 川井雄太
川井雄太(かわい ゆうだい、1980年6月17日-)とは、長野県出身の元プロ野球選手(投手)である。
本名と2008年までの登録名は「川井進(かわい すすむ)」、2009年から2011年の登録名は「川井雄太(かわい ゆうだい)」、2012年からの登録名は「雄太(ゆうだい)」。現役引退後のスカウトとしての名義は再び「川井雄太」とややこしい。ちなみに松坂世代である。
概要
OB | |
---|---|
川井雄太 (川井進) |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 長野県望月町 |
生年月日 | 1980年6月17日 |
身長 体重 |
178cm 77kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2004年ドラフト4位 |
引退 | 2016年 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
私立上田西高校(長野県)、大東文化大学卒業後日本通運に就職。2004年にドラフト4位で即戦力として中日ドラゴンズに指名された。同期に中田賢一、鈴木義広、金剛弘樹など(ちなみに金剛弘樹も日本通運からの入団である)。
中日時代
2005年(1年目)に4試合に登板したが勝ち星無し。その後2年間一軍登板はなかった。2007年にはドミニカウィンターリーグに参加。
2008年にプロ入り初勝利をあげるも、その1勝でシーズンを終えた。
2009年に年明け15日に登録名を川井雄太(かわい ゆうだい)に変更する。開幕を二軍で迎えたが、一軍昇格後4月26日の読売ジャイアンツ戦で初勝利をあげるとそこから勝ち続け7月30日の巨人戦で球団新記録、セリーグ2位タイ記録となる11連勝を記録した。6月には12球団で唯一4勝をあげ月間MVPにも選ばれた。しかし、その後は調子を落とし5連敗。一年間戦い抜くスタミナが課題となった。
11勝5敗、防御率3.78でシーズンを終える。
2010年は開幕二軍スタートとなり、故障などもあって僅か6試合の登板、1勝3敗に終わる。
2011年は春先から先発ローテーション入り。夏場に打ち込まれて二軍落ちしたが、シーズン終盤に復帰してからは好投し、16試合で5勝3敗、防御率2.39とまずまずの数字を残した。日本シリーズでも第4戦に先発したが敗れた。
2012年は登録名を「雄太(ゆうだい)」に変更。しかしシーズンでは一軍と二軍をいったりきたりすることになり、3勝5敗で防御率4点台と振るわなかった。
2013年は開幕から二軍暮らしが続き、一軍では閉幕直前に3試合に投げただけに留まった。
2014年は5月8日に登録され、主に先発として起用。7月9日の東京ヤクルトスワローズ戦では6回を無失点に抑え、降雨コールドによる完封勝利を記録した。
2015年はわずか3試合の登板に終わり、この年は勝利を挙げることが出来なかった。
2016年は一軍登板が無く、9月23日に現役引退を表明。同月25日の阪神タイガース戦が引退試合となり、3点ビハインドで迎えた7回に登板。代打の藤川俊介に対して5球全て直球を投げ込み、一邪飛に打ち取った。
引退後
雄太(川井雄太(川井進))
本名の面影が全くない「雄太(ゆうだい)」という登録名は、高校時代の友人に考えてもらったらしい。
読みは同じで漢字表記を変えることはよくあるし(例:松井和夫→松井稼頭央、井口忠仁→井口資仁など)、完全に別の名前にしてしまった例も(石井忠徳→石井琢朗など)あるが、本名ではない名前のみの登録名というのはかなりの異例だった。そのため、ネット上では「雄太(川井雄太(川井進))」とあえて回りくどい書き方をされるネタが一部で定着していた。
チームメイトの間でも変わった例だと思われていたらしく、引退後の2017年オフ、大野奨太の入団に伴い大野雄大(名前の読みが同じ「ゆうだい」)がスコアボード表記をフルネームに変更した際、「登録名は大野雄大→雄太→川井雄太と変えて、最後は川井進にします。でも、読みは『おおの・ゆうだい』でお願いします」とジョークを飛ばして笑いを取っている。
成績
通算投手成績
通算:10年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 100 | 86 | 2 | 2 | 28 | 31 | 0 | 1 | .475 | 489.2 | 125 | 247 | 222 | 187 | 3.44 |
関連動画
関連項目
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