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川北町(かわきたまち)とは、石川県の加賀地方にある町である。能美郡に属する。
概要
手取川の北部に位置し、川に沿って東西に細長い町で、総人口は約6000人。
平成の大合併以前から存在していたが、当初から合併には消極的で、能美市（旧寺井町･辰口町･根上町）の合併協議会から早々に撤退した経緯がある。その後、その3町が合併して能美市となったため、能美郡唯一の町となった。
産業
町域の大部分が水田で、白山市や能美市とともに良質な石川県産コシヒカリが生産されている。
近年では町を挙げての大企業誘致活動をしており、松下電器などの大型企業の工場などが進出してきている。
観光
毎年8月の第一土曜日に手取川河川敷で行われる川北まつりと北國大花火川北大会が有名で、前者は約45mの日本最大級のかがり火を使った火祭りが行われ、そのあとに約2万発の花火が打ち上げられる。その花火を見に、川北大橋や辰口橋周辺にしばしば大渋滞や路駐する車の行列ができる。
交通
道路
北陸地方の大動脈である国道8号が通る。また、そのバイパス的役割を果たしている加賀産業開発道路が通り、手取川には川北大橋が架かっている。
この川北大橋は、石川県道路公社が管理しており、通行料100円を取る有料橋であったが、2013年3月31日に能登有料道路が無料化されたのに合わせて、同時に無料化された。
それまでは、通称「100円橋」と揶揄され、同じく「貧乏橋」と揶揄された辰口橋に迂回をしていた地元住民が多かったのではないだろうか。
なお、公共交通として北陸鉄道グループの加賀白山バスが運行されている。
鉄道
町内には鉄道が通っておらず、隣の白山市にある美川駅が最寄り駅となる。かつては北陸鉄道能美線が能美市内に通っており、現存していれば美川駅よりも最寄駅となっていた。
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関連項目
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