川名みさきとは、PCゲーム「ONE~輝く季節へ~」に登場するヒロインの一人である。通称「みさき先輩」。
CVは雪乃五月(PS版・ドラマCD)/豊嶋真千子(OVA)/須本綾奈(PCフルボイス版)/愛美(リファイン版)。
概要
主人公より一学年上、深山雪見と同じクラスに在籍する。彼女の目は、小学生の時代に起きた事故によって全く見えない、にもかかわらず普通高校に通い、白杖をつかないどころかあまつさえ廊下を走り回る事が出来るのは、彼女の家の正面に高校があり幼少の頃からコッソリ侵入して遊んでいたためである。
しかし、これらの能力は「幼少期に見た記憶」に依存している部分が大きいため、完全に把握している自宅と高校の間では支障はないが、その他の場所への移動は恐怖心を抱いている。
屋上で彼女を待つ主人公への「夕焼け、きれい?」という問いかけは、彼女の思い出に在る「世界」と、今現在自分が存在する「世界」とを繋ぐ問いかけであり、「失ってしまった世界」、「目に見えない世界」を愛するに至った彼女の心境を最も表す言葉でもある。
だが、彼女も最初からそのような心境にあったわけではない。主人公のある問いに対する、「あるよ」という言葉の意味を知ったとき、主人公は彼女に畏敬にも似た感慨を受ける。
そして、彼女が主人公の激励を受け、共に「外の世界」へ飛び出した時、その枷が取り払われる事となる。(作品中ではそのシーンは描かれないが、小説版では主人公の言葉を胸に抱きながら帰宅する為に必死に苦闘する姿を見ることが出来る)
視覚以外の感覚は常人以上に鋭いらしく、自身の周囲の状況は比較的正確に判断でき、後輩である上月澪とは物凄くコミュニケーションが難しいにも拘らず、通訳を挟むことで何とか会話し友人となることに成功するなど、盲目でありながら障害者キャラにありがちな貧弱さはあまりない。
朝食は食パン1斤と言う程の大食いであると共に無類のカレー好きで知られ、昼食の食堂でカツカレーを何皿も食べつくしているシーンを見ることが出来る。後に「元祖カレー先輩」と呼ばれるようになった。
(※「元祖」とつくのは、シエル(月姫)が「カレー先輩」と呼ばれるようになった際、作品的には先人である川名みさきもそう呼ばれるようになったため…らしい。)
2次創作では「彼女の嗅覚が届く範囲に食べ物を接近させてはならない」とすら言われている。
盲目の闘将
EFZでは風を操り、盲目を以て尚恐れを知らぬその姿勢からか、構えを持たず仁王立ちで戦う。
当たり判定が最大クラス、崩しが苦手、切り返しが弱いなどの問題があるが最強の固め性能とバランスよい必殺技、極めれば1コンボで9割吹っ飛ばせる高火力を持っており比較的使いやすい。
MUGENではなかなか良いAIがあるためかなり強く、カレー繋がりでシエルやテスタメントと組むことが多い。
また、チョイ役で同メンバーとカレー屋を営んでいたりするため、ストーリー動画での登場も多い。
関連動画
関連静画
関連項目
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