川岸強単語

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川岸強（かわぎし つよし、1979年9月12日-）とは、中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属した元プロ野球選手（投手）。

概要

トヨタ自動車から2003年ドラフト7巡目で中日に入団したが、中日では目立った成績を残せず、怪我もあって2006年オフに戦力外通告を受ける。その後、東北楽天ゴールデンイーグルスの入団テストを受け入団。

2007年はチーム事情で1試合だけ先発をしたことがある。

2008年は4月に川岸が降板の際、紀藤真琴投手コーチ（当時）から蹴りを受けた。→ようつべ参考動画
その蹴りを受けた後、覚醒した（？）かのごとく、気迫ある投球でセットアッパーをこなす。54試合に登板し、防御率1.94の好成績を残す。7月にマーカス・グウィンが入団するまではほんのちょっとだけクローザーの方もやっていた。

2009年シーズン序盤は川岸自身の気持ちの強さや昨年の安定感を買われクローザーとして起用されていたが、福盛和男がシーズン途中で楽天へ復帰したため、2008年同様セットアッパーとして起用され大いに活躍。楽天イーグルスをチーム発の2位に導く原動力となる。

2010年シーズンは当初、2009年シーズン後半と同じく福盛がクローザーで川岸がセットアッパーの予定であったが、福盛が開幕カードで2戦連続炎上、その後右肘を痛めていた事が判明し降格（手術するも完治せずこの年限りで引退）。またしても川岸がクローザーを任され、前半戦はフル回転で防御率０～１点台という驚異的な成績で大活躍した。
・・・が、6月半ばあたりから突如、原因不明の爆発炎上を繰り返すようなってしまう。前半戦の見事な成績と「戦力外から復活した選手はそれだけで勇気を与える」との理由から初のオールスター登板を果たすが、ここでも大炎上。シーズン後半戦は出てくるだけで打たれるようになり降格なども経験、最終的な防御率は6.12まで悪化してしまった。
全く何の前触れもなく突如としてまるっきり別人と化してしまった川岸。一説には「栄村の可変ストライクゾーンのせいで打ち込まれてしまい自信を失ってしまった」とも言われているが、真相は定かではない。

2011年以降は完全に影が薄くなり、2012年は楽天入団後初の1軍登板なしに終わる。オフに戦力外通告を受け、現役を引退。

引退後は楽天のジュニアコーチに就任。東北楽天リトルシニアの監督や、楽天イーグルスアカデミーベースボールスクールのコーチを務めている。

プレースタイル・その他

ピッチングスタイルは、投げ方がサイドスローのため、カットボールやシンカーで左右に揺さぶり、打たせてとるタイプ。

父親は、指定暴力団東声会の元組員川岸洋一。2012年に原辰徳を強請って1億円をせしめたと報道された元暴力団員のことである。なお、当然ながら川岸本人は構成員でも準構成員でもなく、これらの組織とは一切関係がない。しかし、川岸自身は父親と絶縁をしておらず、このため以前から背後の黒い人脈に関して指摘されることもあった。

通算成績

関連動画

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2003年度新人選手選択会議
• 東北楽天ゴールデンイーグルス
• 中日ドラゴンズ

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