川崎フロンターレとは、川崎市をホームタウンとするJリーグのサッカークラブである。
ホームスタジアムは等々力陸上競技場。
概要
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1955年に富士通サッカー部として設立。
Jリーグの中でも随一の攻撃力を持つクラブ。地域密着を心がけている。
また、スカウトも優秀であり、ジュニーニョ、鄭大世(チョン・テセ)、マギヌン、ヴィトール・ジュニオール、レナチーニョなどといった優良外国人を発掘している。フッキ?そんな人知りませんよ。
ここ最近は外国人の他に無名大学からの新人発掘にも定評があり、最近では2010年度加入の小林悠や實藤友紀らもその筆頭である。
かつてはJ1での最高成績は2位が3回。ナビスコカップでも準優勝3回と、Jリーグでは随一のシルバーコレクターであった。(後述)
企画力にも定評があり、中にはJリーグ一との声もある。
予想外の企業・団体とコラボしたり算数ドリルを作ったりと斬新な企画を次々と打ち出している。例えば、南極で始球式を行ったり、ハーフタイムにスーパーフォーミュラカーを走らせたり・・・
挙句の果てには天体戦士サンレッドとのコラボし、「ファイト!川崎フロンターレ」(TVK 金曜22:30~)内で特別版(4話)を放送した。
さらに、ついには2012年の新体制発表会をニコニコ生放送で中継してしまった(中村憲剛・伊藤宏樹・小林悠各選手が出演するという豪華演出で)。
2012年には川崎浴場組合連合会のポスターで「テルマエ・ロマエ」とコラボするなど、今後も斬新な企画に期待がかかる。
2013年からは公認の同人誌を売ると言う予想の斜め上を行く手に出たあげく、2015年の新体制発表会見ではなんと、コミケットスペシャル6へ川崎市観光協会、川崎市経済労働局、ねこのしっぽと共同で企業参加することが決定。また、公認美少女キャラクターとして「カワサキまるこ」が誕生。一体、このクラブはどこに向かおうとしているのやら。
2016年は1stステージ開幕戦を前年優勝広島を下した後上位対決で浦和に敗北するもその後順調に勝ち星を積み重ね一時は首位に立った。しかし残り2試合で下位の福岡に引き分けと2位の鹿島が勝利を収めたことで順位が入れ替わり最終戦こそ大宮に勝利したものの結局1ndステージは2位で終えた。2ndステージは開幕戦の仙台戦から多摩川クラシコ(FC東京)戦まで小林が全てゴールを挙げる好調を魅せ、神奈川ダービー(湘南戦)ではジュニーニョのクラブ記録を更新する6試合連続ゴールを挙げた。最終的にはクラブ史上新記録となる15戦無敗も記録。最終的には鳥栖戦で敗れ、8試合連続ゴールのかかった小林もノーゴールに終わるが無敗を16に伸ばした。
しかし、終盤は成績は落ち込み最終戦のG大阪戦でも逆転負けし浦和に次ぐ年間2位でクラブ史上初のJリーグチャンピオンシップ出場となった。チャンピオンシップ準決勝はホーム開催となったが、金崎夢生の一発に沈み鹿島に0-1で敗れ、決勝進出とはならず、総合順位としては年間3位でシーズンを終えた。
一方、天皇杯では順調に勝ち進み、準決勝では大宮を下して翌2017年シーズンのACL本戦出場権獲得を果たした。2017年1月1日に行われた天皇杯決勝(クラブ史上初の元日決戦)では、鹿島に先制されるもののその後小林のゴールで追いついて同点とし、延長戦へと持ち込んだものの、この試合を最後に鹿島を退団するファブリシオに決勝点を決められ敗戦、準優勝となった。
上記の通り2005年にJ1再昇格後以来、J1リーグ準優勝4回、Jリーグカップ準優勝4回、天皇杯準優勝1回を経験するなど、あと一歩のところで優勝まで届かずにいたため、シルバーコレクター、無冠ターレなどと揶揄されていた。
悲願の優勝
鬼木達が監督に就任した中で迎えた2017年はキャプテンの小林悠が移籍した大久保の穴を埋める形でチームの得点源として活躍。開幕戦こそ勝利を収めたものの前半戦に多くの負傷者を出したために一時は9位まで下がったが、連敗はなく安定したシーズンを迎えた。その後、守備陣の安定と負傷者が後並み復帰したことで19節での敗戦以降は、リーグ戦では15試合負けなかった。
21節終了時点では、最大7点差まであった首位鹿島が勝ちきれない試合の中で順調に勝ち点を積み重ね33節で勝ち点差2まで縮めた。そして最終節大宮戦開始1分で先制点を決めたのち小林がハットトリックを決め大勝し、対する鹿島は引き分けに終わったことで勝ち点が並んだものの得失点差で鹿島を大きく上回ったことで順位が入れ替わった。
これにより1999年のJ2発足初年度に所属していたクラブ史上初にしてオリジナル10以外3クラブ目のJ1リーグ優勝となった。
また、優勝監督賞を鬼木達が受賞したのを始め最終節にハットトリックを達成し23得点を記録し得点王となった小林が最優秀選手賞となりJリーグ史上6人目となるダブル受賞を達成。また小林に含むエウシーニョ、車屋、中村がベストイレブンに、さらにこの4人に加え、谷口、阿部、大島の7選手が優秀選手賞にそれぞれ選出された。
一方ACLではグループステージ4戦連続引き分けという珍記録となるも残り2戦を勝利を収めてけっようトーナメント進出。準々決勝では浦和とホームでは勝利を収めるもアウェー戦で大敗したことで準決勝進出を逃した。
Jリーグカップ(ルヴァンカップ)では前身のヤマザキナビスコカップを含めて8年ぶり4度目の決勝進出を果たした。決勝戦はセレッソ大阪と対戦し、シュート数こそ相手を上回るも決められず後半アディクションタイムでカウンターを受けてた後追加点を奪われ敗退。これにより2000年・2007年・2009年に続きまたしても決勝で無得点のまま敗戦し、準優勝となった。
黄金時代突入
2018年は史上3クラブ目となる最終節を待たずしてのリーグ優勝を達成。これにより、Jリーグ史上5チーム目、オリジナル10以外では史上初となる連覇を果たした。最終的に得点数(57得点)と失点数(27失点、Jリーグ史上3位 )と両項目でリーグトップを記録した。
2019年はルヴァンカップ(Jリーグカップ)決勝で札幌と対戦。PK戦を制し5回目の挑戦で悲願のルヴァンカップ優勝を果たした
2020年は、8年連続開幕戦引き分けを皮切りにコロナ渦の影響でリーグ戦が中断と出鼻を挫かれる形となった。
しかし再開後、8月15日の札幌戦でJ1で途中出場選手の三笘と小林がそれぞれ2ゴールを挙げ2人が複数得点を挙げた史上初の記録を始め小林がジュニーニョのクラブ最多得点記録を更新した。
第11節C大阪戦では、Vゴール方式廃止された2003年以降では同一シーズンでのJ1新記録(10連勝)を達成した。第22節の広島戦を2-0で勝利しJリーグ史上初となる2度目の10連勝を記録。第25節のFC東京戦に勝利して12連勝を達成。11月18日に開催された第30節の横浜FM戦で3-1で勝利し、クラブ史上初の神奈川ダービー(横浜FM、横浜FC、湘南)6戦全勝。
11月25日、G大阪戦で5-0で勝利し2年ぶり3回目のリーグ優勝を成し遂げた。これにより勝ち点は75となり、2003年以降で最多記録を更新、シーズン24勝も2003年以降で最多記録、4試合を残しての優勝はJ1史上最速。
前回優勝(2018年)も2節残してリーグ優勝を決めているので、2回以上リーグ優勝を最終節を待たずして決めたのはJリーグ史上初である。
そしてメモリアル大会(第100回)となった天皇杯では、コロナ渦の影響による特例で準決勝から出場し、J3優勝の秋田を破り、迎えた決勝(G大坂)戦。
前半は無得点のまま迎えた後半10分にレアンドロ・ダミアンのスルーパスに反応して抜け出した三笘が流し込んで先制。これを守り切り1-0で制して勝利。
これによりクラブ初の天皇杯優勝と2016年の鹿島以来同シーズン複数タイトルを獲得した。
所属選手
注:ニコニコ大百科に記事がある選手のみです。
OB
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関連項目
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