川村元気とは、日本の映画プロデューサー、小説家、脚本家、映画監督、絵本作家である。
概要
映画の助監督を務めていた父と、クリスチャンの母の元で育てられる。母親から聖書を読まされ、父親と休みの日に映画を見る幼少期を過ごした。
大学卒業後は東宝へ入社。26歳で映画「電車男」を企画・プロデュースし、これが興行収入37億円のヒットとなる。その後も「告白」「悪人」「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」「バクマン」など、数多くの映画をプロデュースし、ヒットを連発。一躍ヒットメーカーとなった。
2012年には「世界から猫が消えたなら」を執筆し、小説家としてデビューする。今作は後に映画化され、単行本は累計130万部を突破した。その後も「億男」「四月になれば彼女は」などを執筆しており、前者は映画化している。
2016年にはアニメ映画「君の名は。」をプロデュースし、興行収入250億円を記録。国内外で数多くの賞を受賞し、新海誠の名を世界に知らしめる結果となった。後の映画「天気の子」にも携わっている。
2018年に「ドラえもん のび太の宝島」で脚本を務め、シリーズ最高である48億円の興行収入を記録する大ヒットとなった。その後「ドラえもん のび太の新恐竜」でも脚本を務めている。同年には、短編映画「どちらを選んだのかはわからないが どちらかを選んだことははっきりしている」で監督を初めて務めている。
絵本作家としては、佐野研二郎との共著で「ティニー ふうせんいぬのものがたり」を制作している。今作は後にNHKで「ふうせんいぬティニー」としてアニメ化された。その後は「ムーム」「パティシエのモンスター」「マカロンのかいかた」などを手掛けている。
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