概要
人口約35万人(平成28年12月1日時点[1])。埼玉県ではさいたま市、川口市に次ぐ人口を持つ。
縄文・弥生期から人が住んでいたようであるが、現在の川越との直接的な関連は鎌倉時代に始まる。以来、河越氏ののち上杉氏、北条氏といった勢力の有力な拠点として栄え、江戸時代には江戸の北側防衛拠点として幕府の重鎮や徳川家の親戚筋が治めた。
時代が明治に変わっても埼玉県では初の市制施行、初の中核市指定と東埼玉の諸都市より格上であることは確定的に明らか名実ともに埼玉県西部の中心都市である。
(ただし北海道と沖縄を除く全ての府県の中で埼玉の市制施行が一番遅かったことは禁則事項)
川越藩の城下町で、「小江戸」と呼ばれている。現在も川越市の一角には古くからの街並み「蔵造り」が残っており年間600万人もの観光客が訪れている。わかりやすく言うと初詣のときの鷲宮神社のだいたい13倍。特に有名なのが「時の鐘」である。テレビで川越が紹介される時は大体この辺り。⇒蔵造りの町並み、時の鐘(川越市)
2009年放送のNHK連続テレビ小説「つばさ」の舞台になった。連続テレビ小説で埼玉県が舞台になったのはこれが初めてで、これで全47都道府県が舞台になった。
上記の通り観光が有名であるが、実は工業製品の出荷額は県内2位、農作物の出荷額は県内3位、商品の取引額も県内3位と、工業農業商業の全てに強い都市でもある。ふつうのベッドタウンとは違うのだよベッドタウンとは!
川越の地ビール「紅赤」が世界2大ビールコンクールにて、初出品でダブル受賞(両方共に銀賞)したと、2010年5月に読売新聞より報道された。またこのビールは、3年連続クリスタルテイストアワードの三ツ星を受賞している。
川越に縁のあるニコニコ内で有名な人物はこちら⇒川越が生んだ鬼才
各地区概況
市内は大きく分けて5つの区域に区分できる。各地区名は出張所名などで代用した。
※川越市はかつて埼玉県内第3位の面積を誇る自治体であったことから、市役所の出張所が各地に存在する。実は合併されたかつての村の中心部だが誰も気にしない。
なお、より上位の2自治体はあの広さチートな大滝村と秩父市だった(現在は合併)。その後、さいたま市が出来たり飯能が名栗を吸収したりして変動が起きている。
中心部
蔵造りの町並み(仲町~一番街~札の辻)や本丸御殿、菓子屋横丁などの観光地、また県内屈指の売上高を誇る商店街「クレアモール」などが位置する。名・実・立地ともに川越の中心部である。蔵造りの町並み地区には建築制限が掛けられていて、景観保存に細心の注意が払われている。江戸情緒というが実際にはほとんどの建物は(ry
東部 (古谷、南古谷、久下戸)
荒川の氾濫原を利用した大規模な水田地帯が広がる。水田のど真ん中を埼京線205系10両編成が100km/hでぶっ飛ばしていく光景は壮観。
なんか知らんけど最近南古谷あたりが活気付いてる。
西部 (霞ヶ関、霞ヶ関北、名細)
東上線沿線として住宅地開発が進んだ側。あまり田んぼや畑はなく、住宅地か雑木林かゴルフコースかどれか。
南部 (高階、福原、大東)
武蔵野台地側にあって雑木林や畑作地帯、工業地帯が広がる。田んぼは入間川沿いにそこそこ。福原あたりの林に囲まれた直線道路を一人で自転車で走ってるとちょっと怖い。どこからどう見ても廃線だけど休止線の西武安比奈線がある。
なお、池辺には、関東のサバイバルゲーマー御用達のフィールド『デザートストーム川越』がある。
北部 (山田、芳野、上戸)
入間川の氾濫原を利用した水田地帯や畑作地帯。近年は住宅地も増えてきている。特に高い建物がないので空が広い。開放感を味わいたいあなたへ。
交通
鉄道
バス
※かつては国際興業バスも川越市内で運行していたが1995年1月20日を以って撤退した。
関連動画
関連項目
関連リンク
- 川越市公式ホームページ
- アンサイクロペディア - 川越市
Wikipediaより正しいこともあるかもしれない。小江戸思想とか。
脚注
- 7
- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%B7%9D%E8%B6%8A%E5%B8%82