巧舟(たくみ しゅう)とは、カプコン所属のゲームクリエイターである。『逆転裁判』シリーズの生みの親。
概要
1994年にカプコンに入社。
入社の際、特技として手品を披露し、それが受けたが、毎年毎年忘年会などで要求されるようになってしまったらしい。
『ディノクライシス』シリーズの企画『ディノクライシス2』ではディレクターを担当していたが、本人は恐竜の区別もできないほどだった。
上司から「知らないことばかりでも可哀想だから、一年間好きな物を作ってていいぞ」という旨を言われ、
探偵小説を好んでいたことから、一度書いてボツになった探偵ゲームの企画書を参考に
『逆転裁判(当初のタイトルは「サバイバン」)』の開発チームを立ち上げる。7人の少数開発チームだった。
『逆転裁判』シリーズのディレクターであり、脚本担当は彼である。
尚『逆転検事』は担当していないが、レベルファイブとカプコンの共同開発である『レイトン教授VS逆転裁判』ではシナリオを担当している。
その後『大逆転裁判』のディレクターを任され、新たな逆転裁判シリーズを立ち上げる。
また、『ゴーストトリック』でもディレクターを務める。
仕事の際、お酒を入れるのが特徴。いわばガソリンのようなものらしい。
アイディア出しの際は飲まないが、シナリオを書くときにガッと飲むようだ。
当初は大事な時のみ飲んでいたが、次第に出社して朝一で飲み、昼にはもう既に出来上がっているようになったとか。
お酒は顔に出るタイプ。雑誌のインタビューの際に酒臭かったなんてことも。
公私混同はせず、仕事が終わるとお酒は全く飲まないらしい。
巧舟という名前は、一見ペンネームのように見えるが本名である。「タクシュー」という通称で親しまれている。
珍妙な名前であるため、電話で名前を伝える際に毎回間違えられてしまう。(巧を匠と書かれたりする)
そのときに「タクミは、まず左側にカタカナで“エ”って書いて、右側にひらがなで“ろ”って書いた感じです。
エろ。わかります?巧は左が片仮名の"エ"に平仮名の"ろ"です」と言ったエピソードがあり、
ネット上では「エろたん」という愛称でも親しまれている。
「手がかり」を「手かがり」と間違えて書いてしまうことがある。
因みに、『逆転裁判4』以前の作中の成歩堂龍一の声は彼のものである。『5』以降やPVは違う。
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