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巻き毛とは
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概要
主人公「わたし」の学舎時代の友人。わたしの事を『お姉さん』と呼ぶ。
本名は不明。金髪の巻き毛だったため「わたし」のモノローグ内で「巻毛」と呼ばれるようになる（その後Yも彼女を「巻毛」と呼んでいるため、少なくとも「のばら会」内ではそう呼ばれていたものと思われる）。
頭の後ろに大きな赤いリボンを結んでいる。
学舎に編入した時のクラスメートで、当初から積極的に「わたし」に好意を示すも、当時様々な理由で心を閉ざした「わたし」には相手にされず、冷たくあしらわれていた。それにもめげず「わたし」へのアプローチを繰り返していたが、数年後のある日、彼女へのイジメを見かねた「わたし」が助け舟を出したことをきっかけに一方的に懐き、寮では勝手に書類を偽造してまで「わたし」と相部屋になるなど押しの強さを見せる。情緒が安定しつつあった「わたし」も好意を無碍にすることができず、文句は言いつつなんだかんだで容認してしまった。お嬢様サークル「のばら会」に「わたし」を誘ったのも彼女である。
だがYにより、「わたし」への偏愛が想像を絶するレベルのヤンデレであることが暴露される。戦々恐々としながら彼女との共同生活を送る羽目になった「わたし」だが、その後も特に何かされるようなことはなかったようである
・・・「わたし」の知りうる範囲では。
その狂ったような偏愛も年を経るごとに徐々におとなしくなってゆき、学舎の生徒が激減したこともあり学舎を卒業する頃には「わたし」の本当の友人となった。就職とともに離れ離れになったため現在では交流はないが、Yは彼女の近況を知っているらしい。
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