市場前駅とは、株式会社ゆりかもめが保有・運行する東京都の新交通システム「ゆりかもめ」が乗り入れる駅である。
概要
2005年以前は新橋駅~有明駅までしかなかったゆりかもめの延伸区間にある駅。2005年4月28日開業。
平均乗降車人数
(年度) | 乗車 | 降車 |
2005年度 | 1 | 2 |
2006年度 | 8 | 8 |
2007年度 | 9 | 13 |
2008年度 | 10 | 10 |
2009年度 | 11 | 11 |
2010年度 | 9 | 9 |
2011年度 | 8 | 7 |
2012年度 | 20 | 19 |
2013年度 | 27 | 27 |
2014年度 | 105 | 104 |
2015年度 | 488 | 498 |
2016年度 | 285 | 294 |
2017年度 | 454 | 485 |
単位は「千人/日」 出典:各年度の東京都統計年鑑
駅周辺
「市場前駅」という駅名は、東京都が築地市場を新しく「豊洲市場」としてこの駅周辺に移す予定があるために付けられたものである。
元施設の老朽化や汚染などによる移転で、当初は2014年に完了するはずだったが、移転先予定の空き地が元々東京ガスの施設跡であったために土壌汚染が判明し、市場側から強い反対にあうなど、様々な問題から移転の目途がつかない状態が続いていた。
そのため、駅が開業してからしばらくは周辺に大きな建物もなく、空き地が広がっているだけであった。
駅の利用者も極端に少なく、23区内の駅では堂々の最下位で「都会の秘境駅」と呼ばれる状況だったのだが、汚染除去作業実施後の2014年、ついに2016年11月7日の開業を目標に建設工事が始まった。
この工事に携わる作業員がこの駅を利用しているため、乗降者数も急増している。
2017年3月には駅近隣にIHIステージアラウンド東京が開場。2018年10月11日には豊洲市場が開場し、この駅も急激に利用されるようになった。
2019年の開業後、東京国際展示場で開催されるコミケ参加者を中心に、「コミケの前に豊洲市場で寿司を食べる」というルートでの新たな当駅の利用法も広まりつつある。
隣の駅
路線名 | 隣の駅(上り) 新橋駅・台場駅・有明駅方面 |
当駅 | 隣の駅(下り) 豊洲駅方面 |
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■ゆりかもめ | 有明テニスの森駅 | 市場前駅 | 新豊洲駅 |
関連動画
関連項目
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