市川大野駅(いちかわおおのえき)とは、千葉県市川市大野町三丁目にある、JR東日本武蔵野線の駅である。駅番号はJM 12。
概要
| 市川大野駅 | |
|---|---|
| いちかわおおの - Ichikawaōno | |
| 基本情報 | |
| 所在地 | 千葉県市川市大野町三丁目1423 |
| 所属事業者 | 東日本旅客鉄道 |
| 所属路線 | 武蔵野線 |
| 駅番号 | JM 12 |
| 駅構造 | 高架駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗車人員 | 10,944人/日 (2023年度) |
| 開業年月日 | 1978年10月2日 |
| 備考 | |
|
|
| 駅テンプレート | |
| 市川大野 | ||||||||
| いちかわおおの | ||||||||
| 東松戸 | 船橋法典 | |||||||
| Higashi-Matsudo | lchikawaōno | Funabashihōten | ||||||
中線を挟んで相対式ホーム2面2線を配した高架駅。1978年10月2日、武蔵野線の東松戸~西船橋延伸開業にあわせて開設された駅である(計画時の仮称は下総大野駅)。所在地は市川市の北東端にあたり、駅勢圏には松戸市の南端部を含む。
駅舎はホーム西船橋寄り(南寄り)の高架下に位置し、出入口は一箇所のみ。こじんまりとした改札口周辺には指定席券売機(みどりの窓口は2012年営業終了)と売店が置かれている。ホームとは階段・エスカレーター・エレベーターで接続するが、このうちエレベーター以外は中二階で両ホームに分かれる構造。トイレは一階エスカレーター横にある車椅子用をのぞきこの中二階に位置する。
ホームは西側が1番線・府中本町方面(上り)、東側が2番線・西船橋方面(下り)。双方とも中央付近に待合室が設置されている。ホーム内壁と柱には紫色の帯が引かれていてよく目立つが、これは武蔵野線が駅ごとに違う色をホームに配してアピールを試みたもの(惜しむらくは企画自体のアピールが微妙)。
ホーム間の中線は駅の前後、とくに府中本町方に長く伸びており、大体600mばかりはある。貨物列車や回送列車の待避のほか、団体臨時列車の長時間停車や西船橋方への折り返しに活用されており、いわゆるTDR臨が時間調整に長時間停車することもある。運転上でも地味に重要な駅といえよう。
のりば
| のりば | 所属路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | 武蔵野線 | 上り | 南越谷・南浦和・東所沢・西国分寺・府中本町方面 |
| 2 | 下り | 西船橋・京葉線直通(東京/南船橋・海浜幕張)方面 |
隣の駅
| 上り:府中本町方面 | 当 駅 | 下り:西船橋方面 |
|---|---|---|
| 東松戸駅 (JM 13) |
市川大野駅 (JM 12) |
船橋法典駅 (JM 11) |
駅周辺
駅の裏に農地が迫るなど千葉県内の武蔵野線の駅でもっとも長閑な雰囲気があるが、平将門が大野に出城を築いたとの伝承があるなど、長い由緒を有する地である。現存する大野城跡を将門と結びつける遺構こそ出土していないものの、周辺の小地名には何らかの城郭施設に由来すると思われる名称が少なくなく、古い神社仏閣や名所旧跡も多い。
- 大野城跡:平将門の出城と伝承されるものの、伝承を証明しうる痕跡は未発見である。
- 天満天神宮:938年、平将門の勧請により創建されたと伝わる。
- 駒形大神社:経津主神と平将門を祀る。創建時期不明。
- 大野春日神社(三社宮):1498年創建とされる。春日、熱田、野口の三社を併祀している。
- 迎米三社宮:駅直近の神社。上記の三社宮の分祀。「迎米(むかいごめ)」も将門所縁の字名とされる。
- 浄光寺:平将門の建てた毘沙門堂が起源とされる寺院。所蔵の浄光寺二王像は市指定文化財。
- 本光寺:1361年の創建とされる日蓮宗寺院。
- 万葉植物園:万葉集登場の植物を集めた植物園。市川市は下総国府の地に比定される。
- 高塚団地:松戸市域。
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関連項目
外部リンク
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