ぬのべ | ||||||||||
布 部 |
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31 |
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Nunobe | ![]() |
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やまべ Yamabe |
ふらの Furano |
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布部駅とは、かつて北海道富良野市字布部にあった、北海道旅客鉃道株式会社(JR北海道)根室本線の駅である。現在は廃止されている。
概要
布部駅 | |
---|---|
ぬのべ - Nunobe | |
基本情報 | |
所在地 | 北海道富良野市字布部 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道 |
所属路線 | ■根室本線 |
駅番号 | 〇T31 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 | 4人/日 (2014年度) |
開業年月日 | 1927年12月26日 |
備考 | |
駅テンプレート |
富良野市中心街から南へおよそ7km、布部の集落にあった駅である。市の東のほうにある麓郷集落の最寄り駅でもあった。
当地の周辺にあった東大演習林などの森林資源開発を目的として、東京帝国大学(現:東京大学)が中心となって日本国有鉄道に駅開設を請願し、1927年に開業した請願駅である。
ドラマ「北の国から」の聖地として有名である。第1話の冒頭、東京から北海道にやってきた黒板一家が、空知川を横目に列車で移動し、やがて辿り着いた小さな駅に降り立つ…このとき降り立った駅こそが布部駅である。駅舎の前には北の国からの脚本を務めた倉本聰による直筆で「北の国から 此処に始る」と書かれた看板が設置されたほか、駅舎の中にはドラマのロケ時の写真が飾られていた。駅舎そのものも味わい深い木造建築で、彼方に夕張山地を望む美しい風景のロケーションも人気であった。
しかし、平成28年台風第10号により根室本線東鹿越駅─新得駅間が被災し不通になると、JR北海道は復旧にかかるコストを捻出するのが困難であるとして、同区間を含む富良野駅─新得駅間を2024年4月1日をもって廃止。その途中駅であった布部駅も同時に廃止されることになった。廃止の前日にはお別れセレモニーが開かれ、倉本聰も当駅を訪れセレモニーに参加した。
廃止後、駅名標はただちに撤去され、駅舎とホームについては2024年9月時点では現存しているものの、今後の処遇については不明となっている。
駅構造
線路は島式ホームの両側にそれぞれ1本と、駅舎側に1本の計3本があったが、そのうち廃止直前時点で旅客の乗降に使われていたのは駅舎から最も遠い場所にあった1本のみで、実質的に1面1線であった。駅舎からホームまでは、構内踏切で2本の線路を渡るようになっていた。
廃止直前時点の隣接駅
路線名 | 種別 | 隣の駅 (上り) |
当駅 | 隣の駅 (下り) |
---|---|---|---|---|
■根室本線 | 普通 快速「狩勝」[1] |
富良野駅
T
30 |
布部駅
T
31 |
山部駅
T
32 |
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関連項目
脚注
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- なし
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