「希月心音」とは、CAPCOMのゲーム『逆転裁判』シリーズに登場するキャラクターである。
通称「ココネちゃん」。森澄しのぶからは「ココちゃん」、ユガミ検事からは「月の字」なども。
概要
逆転裁判5で初登場。同作におけるヒロインであり、
成歩堂龍一・王泥喜法介と並ぶ3人目の主人公。
片側に結われた大きなサイドテールの髪型と、明るい黄色のスーツが特徴。黒地に親指、人差し指、中指の先に、青い線が入った手袋をしている。
首から下げているのは相棒の「モニ太」。
名前の由来は「ココに気付く」「ココね」から。
他人の心の違和感(ノイズ)を聞き取る特別な耳の持ち主。
この能力と、モニ太の機能である「ココロスコープ」を用いることで、相手の心の奥に潜む嘘や矛盾を暴くことが出来る。
とにかく感情豊かで負けず嫌いな性格であり、朴念仁の王泥喜と違い色恋沙汰にも敏感。
口癖は手をバシッと合わせてからの「Let's do this!」
訳すると本来は「こうしましょう」という意味だが、
心音に言わせりゃ「いっちょやりますか!」となる。
歴代ヒロインと比べてスタイルがいいと評判。表情も他の主人公二人と比較してとても豊かで、(リアクションもほか二人と比べて豊富で彼女しかないモーションもある)ファンからは「顔芸ヒロイン」と言われることも。特に怒りの表情や照れながらサイドテールを梳かしている仕草がかわいいと評判。またモニ太は心音の感情にも反応して色を変えたり、本音を勝手に喋ったりするが、心音はこれを恥ずかしがっている。心音の感情が無反応になると、モニ太は真っ黒になる。
ちなみに2話では「銭洗熊兵衛」にモニ太を盗まれるが、真っ黒ではなかったので本音は流れなかった。
元気とやる気はいっぱいではあるものの、弁護士としてはまだまだの様子で、若干推理は空回りしがち。しかし証拠品と証言を比べてきっちりとムジュンを見つけることができれば、そこからきちんとした推理を組み立てられるところは先輩譲りと言える。
成歩堂が青色、王泥喜が赤色、そして彼女は黄色が多いので、この3人を指して信号機トリオとか言われることも。ナユタ検事からは黄ピータン呼ばわりされてしまった。
法廷机を叩くパターンは唯一2パターンで、一つはモニ太を使う際にビジョンを映し出す為の手袋を壊さないようにするためか、素手の方の片手(左手)で叩くパターンと、思わず驚きながらも両手で叩くパターンである。
年齢は『5』時点で18歳。本来、20歳以上でないと弁護士資格は取得できない(これは現実の制度と同様で、作中では王泥喜が指摘)が、アメリカで飛び級して大学を卒業し、弁護士資格を取得している。どこかの検事と話が似ていると気付いた方は、シリーズのファンである。
逆転裁判5
成歩堂なんでも事務所に新たに加わった新米弁護士。
所長である成歩堂龍一や先輩の王泥喜法介と共に、時にはサポート、時には自ら弁護人として法廷に立つ。
作中の登場人物である、森澄しのぶとは昔からの友人。第3話では彼女との久々の再会から、被告人となった森澄の弁護を請け負う事になる。
その後(この時点は1話)大怪我を負った王泥喜に代わり、再度被告人となったしのぶの弁護を受けるが・・・
亜内文武のイヤミな攻撃に心音が過去に事件に遭ったことも相成ってしまい、言葉が出なくなり危機的状況に陥りそうになったが成歩堂に助けられ、弁護席を譲ることになる。
逆転裁判6
事務所の先輩である王泥喜法介と共に、主に日本で活躍する様子が描かれる。
4話では成歩堂も王泥喜も居ない、さらにある事情で被告人が打ち合わせに遅れたため証拠品不足の上、事件の概要すらロクに把握できていないという最悪の状況で裁判に臨むことになる。
人の心に敏感な彼女の弱点を突くナユタ検事に苦しめられるも、事件関係者として来ていた夕神のサポートを受けて立ち向かっていく。
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関連項目
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