師範代の人とはMUGEN動画の投稿者pprn氏のことである。
概要
pprn氏はMUGENにおけるキャラAIやシステムを改造することで、特殊なトーナメント動画を投稿している。独自のルールを課したそれらのトーナメントでは、その特殊性の為、カオスこの上ないのだが、何故かとんでもない名勝負(迷勝負?)を多発している。
トーナメントには、AIやシステムの改造だけでなくステージ改変、ゲージ追加、イントロの自作等の多種多様な技術が込められていて、それが魅力になっている。
特に有名になる切っ掛けとなった「挑発こそ正義!いい(ry。トーナメント」では、見たこともない演出と技術、そして手に汗握る数々のドラマが生まれた。このトーナメントは約25回の動画を経て感動の未完となっている(え?未完?いやいやまさか…)。
なお、開催ごとにキャラクターやシステムをその都度改造する都合上、1大会に登場するキャラクターは4人程度の少人数制になることが多い。
結果としてトーナメントは1本で終わる小規模な動画が多いが、中には複数本にまたがる規模の大きいトーナメントや、複数の動画に出演した改造キャラが集結した「闇鍋トーナメント」等、大規模なトーナメントもある。
人気キャラクターの誕生
キャラクターやシステムに高いクオリティでカオスな改造を施す師範代動画は、なんだかよく解らない所でバランスが取れてて名勝負が生まれる事も多かったりする。
また、見栄えの良い改造や、派手な改造が施される事も多く、「何かこれはこれでカッコよく見えてきた」と思い始めるファンが続出している。
- エレクトロゾルダーテン
エレクトロゾルダートのAIを作成した際、「ゾルタソは量産型らしいので」とカンフーメンを改変したEゾルが複数現れるパッチも同封された。
アーイ!アーイ!と大人数のEゾルが暴れまわる様はまさに数の暴力。凶狂大会にも出場している。 - スタイリッシュアドラー
人類尖兵化トーナメントに登場したアドラー。カァンカァンとジェネラルっぽい裏回りと、アドラーのコンボが組み合わさり、何故か凄くスタイリッシュコンボキャラクターになってしまった。他の作者のトナメにも出張したことがある。 - 力が…勝手に…一期生
力が…勝手に…トーナメントに出場したロック・ハワード、七夜志貴、ネームレス、刹那の4人。「勝手に」トーナメントがシリーズ化した影響で、初代の4人は再登場にあたって「一期生」と名付けられた。
超必殺技がどんな状況だろうが勝手に発動してしまうカオスなシステムと、キャラクター達のいい意味で厨二なカッコ良さがマッチし、「カッコいい厨二」の代名詞的存在に。
システム的に相性が悪い刹那は、続編シリーズで一人だけはぶられた為、逆にはぶられキャラとして愛されるようになってしまった。(なお、pprn氏は月華一で刹那が好きだと公言している) - スットコ
力が…勝手に…トーナメントプラスコミュニケーションで登場したサイクロップス。
システム的な都合により、超必殺技をやたら乱射すること、オプティックブラスト系の派手なビーム技ばかりであること、しかもその発動ボイスが全部「be hold!(ビホー!orビフォー!)」であること等から視聴者の目に止まりやすく、ランセレにも愛された結果人気キャラに。
サイクロップスは元々、オプティックブラストをバイザーで制御していると言う設定なので、「バイザー壊れてんだろ」と言う指摘が相次いだ。
派手な戦いの割にどうも動きがスットコドッコイだった事もあって、本名であるスコット・サマーズをもじってスットコの愛称が付いた。
師範代襲名の経緯
pprn氏が師範代の人と呼ばれだしたそもそもの発端は、Mr.師範兄貴(poikre氏)のマイリストコメントにあるようだ。
Mr.師範(不破刃改造キャラ)の作者として有名なMr.師範兄貴が、彼のマイリストコメントで「挑発こそ正義!いい(ry。トーナメント」を絶賛したことが引き金になったと見られる。
そして、その動画でダンやMr.師範の魅力をコレでもかっというぐらいに引き出した手腕、そして、両者の動画に相通じるMUGEN魔改造系のカオスな雰囲気(通称:カニミソ)から、ファンが師範をもじって「師範代」と名付け、呼称の定着につながったようである。
決して師範の代わりという思考からではなく、Mr.師範兄貴と同じようにクオリティの高い動画を作成しているという評価から生まれた呼称であることを、蛇足ではあるがここに記しておく。
関連動画
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関連項目
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