『帰ってきたウルトラマン』とは、円谷プロのウルトラシリーズ第4作(第2期ウルトラシリーズ第1作)である。
概要
前作『ウルトラセブン』終了後、円谷プロは大人向けの『マイティジャック』や『怪奇大作戦』などを作っていったが、実質的に失敗に終わった。海外のSFやアメコミヒーローのテレビドラマは大人も普通に見ていたのに対し、日本の特撮作品は子供向けという印象がぬぐえなかったのである。
大人向けの特撮作品が作られている一方、子供向けの特撮作品は不足していた。当時はビデオなどもなく、子供達は雑誌や各地で行われていたライブショーでしかウルトラシリーズに触れることができず、新作の需要が高まっていたのである。そのため円谷プロとTBSは実験的に再編集+新撮モノの帯番組『ウルトラファイト』を放送したが、これは成功し、ついに完全新作『帰ってきたウルトラマン』が制作されることとなったのである。
当初は初代ウルトラマンが帰ってくる設定であったため、『帰ってきたウルトラマン』というタイトルがつけられたが、スポンサーの都合でこの設定は没となり、最終的に別人ということになった。変身アイテムが無くピンチにならないと変身できなかったり、怪獣のデザインなども凝っていたり、当初は比較的ハードな作りであったが、徐々に子供向けの要素も強くなった。この子供向け要素は第2期ウルトラシリーズで基本的に受け継がれていくことになる。
本作品の放送中に雑誌「小学二年生」においてウルトラ兄弟の設定が作られ、ウルトラシリーズ本編にも導入されることとなった。この設定は子供達には大いにうけたが、一部の第1期原理主義者には受け入れられなかった。
帰ってきたウルトラマン
→ウルトラマンジャックの項を参照。
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