常磐順一郎とは、特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』の登場人物である。
演:生瀬勝久
概要の加筆頼まれちゃってね~、うち時計屋なんだけどね〜…
常磐ソウゴの大叔父にあたる壮年の男性。時計屋「クジゴジ堂」を営むが、本業の時計販売や修理より他の機械の修理依頼が来る事が多く、「うち時計屋なんだけどね~…」とぼやきつつも引き受けてしまうお人よしな面もあるが、仕事はきっちりこなす職人。事実、修理の腕は一流で、「この時代で一番の修理屋」だとしてモモタロスたちがデンライナーの修理を依頼しに来るほど。そしてしっかり修理してみせた。
ソウゴの他、ツクヨミや明光院ゲイツに部屋を貸して下宿させている。後にウォズも加わるも、彼らが仮面ライダーであることやアナザーライダーと戦う者であることは知らない。しかし人生経験から来る何気ない一言から、ソウゴ達は戦いの解決への糸口を見つけたりもする。一方でソウゴ達の食事や弁当を作るのも叔父さんの役割で、その味は世界の破壊者やレストラン経営者のシェフもうならせるほどの腕前。
両親と死別したソウゴを引き取り、「王様になりたい」と言い張るソウゴの将来を案じつつものびのびと育ててきた。一方両親を失ったソウゴに対してどう接すればよいか分からない面もあり、これまで一度も叱ったことがなかった事を後悔している。劇中、ゲイツ・ツクヨミらと対立して二人が部屋から出ていかれたときのソウゴを案じて、初めてソウゴを叱ることになる。
「寂しい時に寂しいって言えない人間なんて、人の痛みが分からない王様になっちゃうぞ!」
この言葉を受け取ったソウゴは戦いの後、ゲイツに寂しい思いを打ち明け、戦いが終わると二人が戻ってきて元通りの日常になった。
またこの他にも、ソウゴへ語った何気ない一言がソウゴを導く役割を果たすこともある。
仮面ライダー 平成ジェネレーションズFOREVER
平成ライダーの歴史が消えた影響を受けてしまい、オレゲイツのことを忘れていたほか、時計修理店ではなく喫茶店を経営していた。
EP42~EP43
TV本編において、アナザージオウIIの力により歴史が改変され、ソウゴと面識がない状態になってしまった。クジゴジ堂はジオウと戦うレジスタンスの詰め所となっていた。
余談
常磐順一郎は大人の目線でライダーたちを見守る、いわば「おやっさん」ポジションのキャラクターであるが、おやっさんポジションと思っていたら実は全ての元凶で最終的にラスボスになったという経緯のキャラクターが前年にいたため、放送前から「怪しい」やら「オーマジオウの正体」やら散々な言われ方をしている。
物語が後半に差し掛かった段階(EP32〜)では今のところ戦いに直接関わりを持たない日常を象徴するキャラクターとなっているが、今後どのような展開を迎えるのか…。
演者について
彼を演じる生瀬勝久氏はかつて「警部補 矢部謙三」という仮面ライダー出演俳優を盛大にパロディしたドラマ作品に主演しており、ある意味では既にレジェンドライダーと共演経験が多いとも言える。矢部の頭部をネタに「オーマジモウ」と呼ばれることも。
また、彼と言ったら、猿渡五郎役としてレギュラー出演していた代表作であるドラマ版「ごくせん」の存在も忘れてはならない。同作では生徒役として仮面ライダーをはじめとして、様々な特撮俳優が出演しており、こちら側でもレジェントライダーとの共演経験が多いと言える。
この事から、レジェンドライダーとの縁が深い氏は、平成ライダー最終作のおやっさん枠に相応しいキャスティングと言えなくも無いだろうか?
おかえりソウゴ君、関連動画見てくよね?
足りない時に足りないって言わないなんて、
関連項目の存在しない記事になっちゃうぞ!
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