幕別町単語

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マクベツチョウ

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幕別町（マクベスちょうまくべつちょう）とは、北海道の十勝地方にある町（地方公共団体）である。中川郡に属する。

概要

幕別町（2021年 4月1日時点）
面積	約477.64km²
人口	25,778人
町の花	しばざくら
町の木	かしわ
隣接市町村	十勝総合振興局帯広市河西郡：更別村河東郡：音更町中川郡：池田町、豊頃町広尾郡：大樹町

帯広市の東側に隣接する。町名の由来はアイヌ語で山際を流れる川を意味する「マクンベツ」とされており、もちろん某作曲家やシェイクスピアなどとはなんら関係はない。

2006年 2月6日、広尾郡忠類村を編入合併した。十勝管内で唯一、平成の大合併の時期に合併まで漕ぎ着けた市町村である^[1]。

町全体の人口は近年概ね横ばいが続いているが、帯広市に隣接する札内地区以外では過疎化が進みつつある。

農業が盛んでナガイモ、越冬長ねぎ、ユリ根などの生産で著名。パークゴルフ発祥の地としても知られている。

町内の主な地名

幕別（まくべつ）: 古くは「止若（やむわっか）」と呼ばれていた地域。町役場がある幕別町の中枢…なのだが、帯広市に隣接する札内地区と比べるとかなりひなびている、ごく一般的な北海道の田舎町。スーパーマーケットはフクハラがあるが、コンビニはセイコーマートしかない。
JR 根室本線の幕別駅がある。
札内（さつない）: 帯広市に隣接しており、同市のベッドタウンとして発展している。幕別町の人口の3/4近くがこの札内地区に集中しており、ファッションセンターしまむら・DCMホーマックなどそれなりに大きい商業施設や、マクドナルド・カレーショップインデアンなどの飲食店も立地する町内で最も栄えている地区。JR 根室本線の札内駅がある。
平昌オリンピックで活躍したスピードスケート選手、高木菜那・高木美帆の姉妹はこの札内地区出身である。; ものすごくどうでもいい話だが、この付近を走行していたGoogle ストリートビュー撮影車が速度超過で警察に捕まり、その様子がストリートビューに写りこんでしまうという珍事が起こったことがある。
忠類（ちゅうるい）: 合併前の忠類村にあたる地区。地名の由来はアイヌ語で急流を意味する「チュルイ」。ナウマンゾウの化石発掘地として知られており、それを記念した施設がある。
町役場の総合支所が置かれている。Aコープの店舗があるので日用品の買い物はできるが、コンビニはセイコーマートしかない。
かつて国鉄広尾線の忠類駅があったが、1987年に路線諸共廃止となった。代わりに2015年に帯広広尾自動車道が開通し忠類ICが設置された。
糠内（ぬかない）: 幕別地区と忠類地区の中間あたりにある。小中学校や郵便局、ガソリンスタンド等以外に目立った施設のない、小規模な集落。地名の由来はアイヌ語で小石の川を意味する「ヌカンナイ」。
この地区には町内で唯一のアメダス観測地点が設置されているのだが、冬は非常に気温が下がり、同じ十勝管内の陸別などと共にとんでもない最低気温を叩き出すことが多々ある。