平井諒単語

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平井諒（ひらい りょう、1991年4月23日-）とは、和歌山県出身の元プロ野球選手（投手）である。2022年からは愛媛マンダリンパイレーツの投手コーチを務める。

概要

愛媛の帝京第五高校では2年夏にノーヒットノーランを記録。甲子園出場はならなかったが、素材を高く評価され、2009年のドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに指名され入団した。背番号は67。

ヤクルト時代

2010年はフレッシュオールスターに選ばれるが故障で出場辞退。とはいえ順調に戸田で育ち、入団時は140km/h中盤という触れ込みだった直球の球速がフェニックスリーグでは最速153km/hを計測。秋の一軍キャンプにも抜擢された。

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2011年は二軍で主に先発を任され、14試合で防御率2.75となかなかの成績を残したが、一軍昇格の機会は無かった。

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2012年、中継ぎとして開幕一軍入り。2試合目の登板となった4月8日の中日ドラゴンズ戦で一軍初登板。2点リードの延長10回裏2死満塁という場面で起用され、堂上直倫を打ち取ってプロ初セーブを挙げた。4月28日の広島東洋カープ戦でプロ初勝利。しかし5月には打たれる場面が増え、6月に二軍落ち。8月に復帰したがまた打たれて二軍に戻ることになり、最終的には22試合で2勝2敗2ホールド、防御率5.68という成績だった。

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2013年も開幕一軍入りしたが、7試合投げたところで右肩痛で戦線離脱。右肩のクリーニング手術を受けることになりシーズン絶望。1年をリハビリに費やすことになった。

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2015年オフに育成選手に降格した。

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2016年6月6日に支配下選手に昇格した。背番号67。一軍に昇格した後は二軍落ちせず、自己最多の33試合に登板した。

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2017年は4試合に留まった。

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2019年、8月3日の中日戦で約2年ぶりとなる一軍登板を果たす。8月17日の中日戦ではオープナーに起用され、プロ初の先発投手も務めた。

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2020年は右肘の故障で一軍での登板なしに終わり、オフに戦力外通告を受けた。

愛媛時代

2021年はNPBでの現役続行を目指して、愛媛マンダリンパイレーツの練習に参加。右肘の状態を確認したうえで正式契約を結んだ。背番号11。

2021年は23試合に登板し、2勝0敗4セーブ、防御率2.05を記録した。オフに現役引退を表明した。

引退後

2022年から愛媛マンダリンパイレーツの投手コーチを務める。

プレースタイル

直球の最速は154km/h、変化球はスライダーとフォークを投げる。

度胸満点のピッチングが持ち味。高校時代は3年夏の大会で打率.600をマークしており、主砲属性も期待される。

成績

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2012年	ﾔｸﾙﾄ	22	0	0	0	2	2	1	2	.500	19.0	5	10	12	12	5.68
2013年		7	0	0	0	1	1	0	0	.500	6.1	2	8	1	1	1.42
2016年		33	0	0	0	1	1	0	7	.500	32.0	10	24	12	10	2.81
2017年		4	0	0	0	0	0	0	0	.---	2.2	4	3	4	3	10.13
2019年		20	1	0	0	1	1	0	4	.500	19.0	9	13	18	18	8.53
NPB：5年		86	1	0	0	5	5	1	13	.500	79.0	30	58	47	44	5.01

独立リーグの年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2021年	愛媛	23	0	0	0	2	0	4	1	1.000	26.1	11	30	8	6	2.05
四国IL：1年		23	0	0	0	2	0	4	1	1.000	26.1	11	30	8	6	2.05

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2009年度新人選手選択会議
  • 松井淳　/　山本哲哉
• 東京ヤクルトスワローズ
• 愛媛マンダリンパイレーツ