平均律とは、音階の定義において、1オクターブを均等に分割する方法である。 分割数にはいくつかの種類があるが、ここでは最も一般的な12平均律(12等分したもの)について説明する。コンピュータ楽器やピアノなどの調律方法もこれにあたる。
概要
音が1オクターブ上がると音の周波数は2倍になり、1オクターブ下がると半分になる。1オクターブの中には12個の音(ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ)が含まれていて、それぞれの隣り合う音(半音同士)の周波数比が均等になるようにしたものが平均律である。
平均律で祝えばピアノもぐにゃっとするとかしないとか。
半音同士の周波数比は、n12 = 2 [倍] を満たす n の値、すなわち2の12乗根である。両辺を1/12乗して n = 21/12 = 約1.059倍となる。
関連項目
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