- プロ野球選手一覧 > 平石洋介
平石洋介(ひらいし ようすけ、1980年4月23日-)とは、大分県出身の元プロ野球選手である。現在は埼玉西武ライオンズのコーチを務める。
概要
埼玉西武ライオンズ #83 一軍打撃コーチ |
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平石洋介 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大分県杵築市 |
生年月日 | 1980年4月23日 |
身長 体重 |
175cm 75kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 外野手、一塁手 |
プロ入り | 2004年ドラフト4位 |
引退 | 2011年 |
経歴 | |
選手歴 監督・コーチ歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
中学時代に大阪に引っ越し、ボーイズリーグに所属した。上重聡とはこの時にチームメイトになっている。
PL学園高等学校では1年目から左肩の調子が悪く、2年に左肩の手術を受けた。3年には主将となり、春夏に甲子園に出場した。3年夏には松坂大輔が所属していた横浜高等学校と延長17回まで対戦した。
2004年ドラフト7位で新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。
楽天時代
2005年(1年目)は開幕を一軍で迎えたが、結果を残せずシーズンの大半を二軍で過ごした。1年目は25試合の出場で打率.178に留まった。その後も二軍では結果を残せたが一軍で結果を残せなかった。
2011年は自己最多の35試合に出場したが、戦力外通告を受けて現役を引退した。
選手として目立った実績は残せなかったが、高校・大学時代に主将を務めたリーダーシップを評価され、現役時代から指導者としての資質を見込まれていた。
楽天コーチ・監督時代
2011年オフに育成コーチに就任。ここから指導者の道を歩むことになる。
2013年から一軍打撃コーチ補佐を務め、楽天の初優勝に貢献した。2014年には打撃コーチに昇格。
2018年は池山隆寛が二軍監督に就任したため、一軍ヘッド兼打撃コーチを務めていたが、チームは最下位に低迷。6月16日に梨田昌孝が辞任したため、残る80試合の一軍監督を務める。なお代行とはいえ、チーム初の生え抜き監督となった。
2019年からは正式に楽天の第7代一軍監督に就任。楽天の生え抜き、松坂世代の人物では初となる。また、一軍通算37安打での監督就任は、2リーグ制以降の野手出身監督では上田利治の通算56安打を下回って歴代最少記録となった。
監督として指揮した2019年は、6月までは首位争いを繰り広げる。7月に10連敗を喫して優勝争いからは後退したが上位に踏みとどまり、最終的にロッテとの熾烈な3位争いを制して前年最下位から見事Aクラス入りを果たした。しかしなぜか監督としての契約更新の話はなく、CSもファーストステージで敗れ、そのまま1年での監督退任が決定。球団からは二軍統括というポストを提示されたが受け入れず、結局15年在籍した楽天を退団することになった。退団表明時には「本当に仙台が好きですし。宮城県、東北が好きです。(中略)本当に誰にも負けないくらいの思い入れは持ってます。そんな私でも、退団する決心をした。それが全てだと思います」とコメント。
楽天退団後
地元九州のソフトバンクに請われ、2020年から福岡ソフトバンクホークスの一軍打撃兼野手総合コーチに就任した。
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2005年 | 楽天 | 25 | 53 | 45 | 1 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 2 | 12 | 3 | .178 | .288 |
2006年 | 2 | 7 | 7 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .143 | .143 | |
2008年 | 6 | 15 | 13 | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | .231 | .333 | |
2009年 | 26 | 64 | 59 | 6 | 15 | 4 | 2 | 1 | 8 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 13 | 0 | .254 | .286 | |
2010年 | 28 | 38 | 33 | 4 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 5 | 0 | .242 | .342 | |
2011年 | 35 | 16 | 15 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | .133 | .188 | |
NPB:6年 | 122 | 193 | 172 | 16 | 37 | 8 | 2 | 1 | 10 | 4 | 2 | 1 | 14 | 4 | 40 | 3 | .215 | .288 |
年度別監督成績
年度 | 球団 | 順位 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | 備考 |
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2018年 | 楽天 | 6位 | 80 | 37 | 41 | 2 | .474 | 6月17日から監督代行 |
2019年 | 3位 | 143 | 71 | 68 | 4 | .511 | クライマックスシリーズ第1ステージ敗退 | |
NPB:2年 | 223 | 108 | 109 | 6 | .498 | Aクラス:1回、Bクラス:1回 |
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関連項目
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