平野耕太とは、「HELLSING」「ドリフターズ」で有名な漫画家である。愛称はヒラコー。
概要
1973年7月14日生まれ。足立区出身。アヤシイ足立区の方言をいくつも知っている。
なにかとナチスな漫画家。CV:野沢那智(ナチだから)という迷言を持つ。
「HELLSING」の「諸君、私は戦争が好きだ」で始まる演説や、その他書ききれないほどの独特の言い回し、通称「平野節」に定評がある。また、インクどれだけ使ってるんだと心配になるほど、スミベタを多用する。
「HELLSING」で有名になったが、元はエロ漫画を描いており、アンデルセン神父や少佐をはじめ、エロ漫画時代に描いていたキャラクターを多数「HELLSING」に移植している。
元々「HELLSING」自体エロ漫画だった(読切で連載第1話の内容に近い)。
上記の「HELLSING」は2009年に全10巻で完結、ほどなくして新たに「ドリフターズ」の連載を開始した。
単行本の刊行ペースはおよそ年に一冊と、お世辞にも筆の速い方であるとは言い難いものの、その言い得ぬ魅力を持つぶっ飛んだ作風は、多くの読者を唸らせる。
Twitterを活用する漫画家の走りとも言える人物であり、日々ぶっ飛んだ発言を繰り出しては注目を集めている。「平野耕太」「ヒラコー」でググると、その発言のまとめや周囲の反応が垣間見えるので、興味があったら調べてみるといい。
特に軍事や歴史、ゲームを好む。自身を主人公とした「以下略」では様々なネタを織り交ぜている。艦隊これくしょんを極初期からプレイしており、軍艦×擬人化という当時としてはマイナージャンルであったにもかかわらず爆発的なヒットとなったのは、彼のツイートが一つの要因となっている。
その他にニコニコ大百科では、ショタコンの記事で「ショタ萌えに理解のある方々」にリストアップされ、一部から敬意を表されている。
主な作品
- COYOTE(成人向け)
- 「HELLSING」の少佐の原型となるキャラクターのモンティナ・マックスが登場するのはこの作品。
- ANGEL DUST(成人向け)
- 「COYOTE」の続編。アンデルセンという神父のキャラクターが主人公。
- 大同人物語
- 同人活動を主題にした作品だが「HELLSING」の連載開始と時期が重なりこちらは未完のまま中断。
- 進め!以下略
- 「月刊少年エース増刊エース桃組」および「月刊コンプエース」で連載。平野耕太そのままのキャラクターが登場する。
- 以下略
- ゲーム雑誌の月刊誌「ゲーマガ」で連載。前作同様、平野耕太と友人そのままのキャラクターらが登場。ゲーマガ連載分より半数が収録され単行本化されている(「進め!以下略」分は未収録)。
- CROSS FIRE
- 由美江、ハインケル、マクスウェルの原型キャラが登場する。「HELLSING」1巻巻末に収録されている。
- HELLSING
- 当該記事を参照。
- THE DAWN(HELLSING外伝)
- 「HELLSING」本編中の会話で触れられていた1944年のワルシャワを舞台に若きウォルターとアーカードが少佐達の吸血鬼研究計画を潰しに行くエピソード。他にアーサー・ヘルシング卿、ドク、大尉、リップヴァーン・ウィンクル中尉、ミナ・ハーカー等が登場するが掲載誌休刊に伴い6話目で連載中断。冒頭がアニメ化されてOVAⅧに収録されている。「ヤングキングアワーズ」2012年2月号の付録として、中断分までをまとめた小冊子が発行された。
- ドリフターズ
- 当該記事を参照。
ニコニコ静画イラストコンテスト
少年画報社ヤングキング3誌のニコニコ静画(電子書籍)無料配信を記念して、ヤングキング掲載記念「ドリフターズ」「HELLSING」イラストコンテストが応募期間2011年12月26日~2012年2月26日で開催されている。
詳細については特設サイトを参照。→ 『ドリフターズ & HELLSING イラストコンテス』トイベント詳細ページ
コンテスト参加作品を検索して閲覧する。→ 「ドリフターズ&HELLSINGコンテスト」タグで検索
関連動画
関連商品
HELLSING(漫画)
ドリフターズ(漫画)
他の著作
HELLSING(アニメ)
関連項目 |
関連リンク
|
- 29
- 0pt