年貢の納め時とは、悪事を働いた者が追い詰められた結果、諦めて捕まる時という意味である。
概要
年貢(租税)を滞納していた者が、これ以上は無理だと諦めて清算する覚悟を決めた時を表現した言葉で、現在では、犯罪などを犯した者が出頭して処罰を受けることを決意した時などに使用される。犯罪者でなくとも、また、悪事に限らずとも、ある事柄に見切りをつけて諦める時などにも使われることがある。
似た意味の言葉に「万事休す」や「万策尽きる」などがあるが、それらは「もう打つ手がなくどうしようもなくなっている状態」を表しており、「年貢の納め時」はそれに諦めの決意が加わったものという感じだろうか。
なお、男性が結婚して家庭を持つ際にも使われることがあり、そこには「独身の自由を諦めて一人の女性と添い遂げなければならない(束縛される)」という意味が込められており「俺も年貢の納め時だな…」などと言う男性もいる。結婚式の場でも、男性の友人から言われることもあるが、これは決して悲観的な意味合いで言っているわけではなく「一生を添い遂げられる嫁さんができてよかったな!」というポジティブな意味で使われていることも多い。
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