幻想郷期待の新人とは、東方Projectのキャラクターや世界観を元にして作られた動画で、今後の作品が期待できそうなものに付けられるタグである。現在着実に増加中。
なお、このタグを付けるのは初投稿作品または、投稿回数が極めて少なくまだあまり知られていない作品、及び他ジャンルでは動画を投稿してはいるもの、東方動画は初投稿の作者に限られる。
概要
傾向として、東方動画初投稿の作者は、東方界隈での一般的な原作・二次創作ネタ(旧作を除く)を用いた穏やかな表現をとることが多く、そこには一種の控えめさと言ったものがみられる。
そこには「初投稿」という敷居の高さに対するある種の気後れのようなものがあるのかもしれないが、中には、優れた表現、新たな視点、キャラクター性に対するより一層の掘り下げといったものを垣間見せる作品が存在する。
「幻想郷期待の新人」とはそうした初投稿からクオリティーが高さを見せ付けた作者、及び技術やノウハウの面では一歩及ばなくても今後の成長に大いに期待でき作者をかげながら評価するためのタグである。
優れた初投稿作品であっても、投稿タイミングなどの事情によって(有名な作品やインパクトの強い作品と投稿が重なったりなど)、あるいは初投稿ゆえの知名度のなさによって再生数が伸びず、評価されないまま埋もれていくことがしばしばある。「幻想郷期待の新人」タグを効果的に利用することによって、そうした埋もれがちな作品を評価し、続編の投稿や新規参入へのモチベーションを高めることが期待される。
ただし、「初投稿は控えめな作品が多い」というのはあくまでも傾向の問題である。時には上級者(常連)の視聴者にもとってもガツンと来る作品を投稿する新人さんもいるので留意されたい。のんびりまったり新人さんたちの動画をめぐりながら、中に潜む「期待の病人」を探り当てるのも視聴者の醍醐味の一つである。もしも、そう感じたら重症である。
ジャンルの規模そのものの拡大とともに初投稿動画は増えているが、現状では「幻想郷期待の新人」タグが付いていないものがほとんどである(最近、緩やかに増加中)。何にどう期待するのかは究極的には主観の問題であり、言い方は悪いがある意味では「視聴者の勝手」である。これは、と思う初投稿動画に出会ったら、気軽にこのタグをつけていくことをオススメする。
何よりもまず、動画を「見る」ことである。一方に「描いてみたかった」と言う欲望があればこちらには「見てみたかった」という欲望が存在する。それが次につながるための第一歩である。
参考動画
関連項目
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