幻海とは、漫画「幽☆遊☆白書」に登場するキャラクターである。
概要
人間界で五本の指に入る霊力の使い手で幽助の師匠。後、ババアのくせにピンク髪。
霊力を活用して戦う武術「霊光波動拳」の使い手であり、戦闘時に霊力がフルになると、二十歳前後の姿に少しの間戻る。
霊光波動拳の師範として、山奥に巨大な道場を持っている。しかし、年齢は既に老齢に達しており、自分の技を継ぐ後継者を求めて、大々的な選考会を行った。集まった後継者志望の猛者の中に霊界からの指令に従って潜入捜査をしていた幽助も入っており、これが師弟の出会いとなった。
幽助が選考会を勝ち抜くと霊光波動の修業を施すが、当初は幽助の方にやる気がなく、最初の修業は短期間で終了している。
その後、幽助と戸愚呂の因縁によって、かつて優勝し、二度とゲストとして呼ばれないという約束だったはずの暗黒武術会へ、浦飯チームのメンバーとして参加することになる。大会開始当初は布で顔を覆って覆面戦士として登録されていたが、トーナメントを勝ち進む中でその素顔がさらされることになる。
大会で発揮された彼女の実力は相当なもので、出場した試合には全勝。さらに美しい魔闘家鈴木の変装をただ一人だけ見破ったりする(さすがの蔵馬と飛影も気づかなかったらしく、今にも「えっ?」と言いたそうな表情であった)など普通の霊能力者をも凌駕する力を披露する。
この大会期間中にも幽助に修行をつけており、それによって幽助は大幅に実力を伸ばすことになったが、逆に幻海は特訓で霊力を消耗したことで戦闘時の若返りができなくなってしまう。
そんな中、決勝戦前に幻海は50年前は味方だった戸愚呂と対決することとなる。当時、彼女は老いを恐れる戸愚呂に「あんたが歳をとればあたしも歳をとる。それでいいじゃないか」と返すなど、彼の考えに賛成することはなく、二人の道は分かれていた。戸愚呂は今の年老いた幻海を醜いと断じ、決闘の末に幻海は命を落とした。しかし、浦飯チームが優勝した時に要求する願いは幻海の復活だろうという戸愚呂の計らいによって、大会後に生き返った。
仙水編では魔界の扉の影響で特殊能力を得た者たちの相談を受けたり、幽助たちに的確な助言を与えたほか、ゲームマスター天沼とのゲーム対決でも活躍する。魔界編では蔵馬の要請を受けて、暗黒武術会で戦ったライバルたちの修業を請け負い、短期間で大幅なパワーアップに導く、など、直接戦闘以外での便利キャラとなっている。
最終回では既に死亡しており、桑原や蔵馬、螢子らがお墓の清掃を行っていた。
遺言は以下の通り。
「みんなへ
この手紙が公開される頃には一人くらいあの世(こっち)へ来てるかもしれないが
早速だが生前あたしが住んでいた寺の周りの土地をお前達に区分けして譲る
(中略)
とても人が住める所でもないが妖怪達の隠れ家にはもってこいだろう
できれば自然のまま残しておいてくれ」
ニコニコでは
暗黒武術会で美しい魔闘家鈴木を見事なまでにフルボッコにしたことから、美しい魔闘家鈴木に関するMADには必ず出演している。以下が有名だと思われる。
関連動画
関連項目
登場人物 | 主要人物 | 浦飯幽助|桑原和真|蔵馬(南野秀一)|飛影 |
協力者 | 雪村螢子|ぼたん|雪菜|幻海|コエンマ|プー|ジョルジュ早乙女 | |
敵キャラ | 垂金権造|戸愚呂|鴉|美しい魔闘家鈴木(強い妖戦士田中)|爆拳|仙水忍|樹|軀 | |
主題歌 | オープニング | 微笑みの爆弾 |
エンディング | ホームワークが終わらない|さよならbyebye|アンバランスなKissをして 太陽がまた輝くとき|デイドリームジェネレーション |
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歌手 | 馬渡松子|高橋ひろ | |
著者・制作 | 冨樫義博|集英社|週刊少年ジャンプ|ぴえろ | |
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