幽霊旅館篇単語

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幽霊旅館篇とは、漫画『銀魂』における長編エピソードの名称である。
なお、テレビアニメでは「スタンド温泉篇」として扱われている。

概要

『銀魂』は基本的にギャグメインで1～3話完結の短編が中心の漫画だが、同じくギャグの多い長編が描かれる。
その長編の1つが、原作の第百九十六訓から第二百一訓までに亘って描かれた、この「幽霊旅館篇」である。

『銀魂』のほとんどの長編がバトル・シリアス中心なのに対し、この長編はギャグの多い長編である。
しかし、話の筋としてはシリアスなストーリーである。

お登勢からの紹介で仕事兼慰安旅行として秘湯である仙望郷の旅館へ向かった万事屋3人と志村妙。
向かった旅館は明らかに不穏な雰囲気がただよっており、旅館付近で坂田銀時と志村新八は雪の中を歩いているのに足跡がついていない人を見つけてしまう。
幽霊ではないとたかをくくるが、おかみのお岩に霊がとりついていることに気づいてしまう。
銀時はスタンド使いだとたかをくくり、新八は途中で見えなくなったことで気のせいだと思っていた。
しかし、2人が希望した和式の部屋は封じられており、中には首を吊った幽霊がいた。
慌てて神楽とお妙が希望した洋式の部屋へかけこむが、そこはなぜか和式でだった。
そして、ふすまを開け外を見ると、そこには洋風の男の幽霊がいることを2人は目撃してしまう。
なお、神楽とお妙には幽霊が見えていない。

幽霊の存在に気づいた銀時と新八はお岩に脅され、2人は慌てて走って山を降りようとするが、落石で山を降りることができなくなってしまう。
結局、温泉へ行くことになるが、そこでは多くの幽霊に囲まれていしまう。
湯気だとたかをくくる銀時は新八に幽霊を吸わせるが、幽霊を吸った新八は閣下化、幽霊にとりつかれてしまう。
一方、女湯にいた神楽やお妙も出たときにはすでに閣下化してしまっていた。

しかし、これはお岩によって仕組まれた面接で、銀時は生身の人間として旅館の手伝いに選ばれる。

その後、お岩へ抵抗するため、銀時は幽霊・レイたちのサポートでお岩と戦うこととなる。

テレビアニメにおける「幽霊旅館篇（スタンド温泉篇）」

テレビアニメでは「スタンド温泉篇」として2008年 11月中に放映。
第131話～第134話が「スタンド温泉篇」にあたり、全4話のエピソードとなった。

基本的に原作に忠実にアニメ化。
一部に原作では描かれなかったシーン・カットが盛り込まれている。

特殊エンディングでは、作中でも歌った『千の風になって』を真似て坂田銀時が歌ったものが序盤に流れた。
智和、もっとちゃんと歌いなさいも参照。

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