府中本町駅とは、東京都府中市にあるJR東日本南武線・武蔵野線の鉄道駅である。
概要
府中本町駅 | |
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ふちゅうほんまち Fuchūhommachi |
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基本情報 | |
所在地 | 東京都府中市本町 一丁目29 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道 |
所属路線 | ![]() ![]() |
駅番号 | JN20(南武線) JM35(武蔵野線) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面6線 |
乗車人員 | 11,932人/日 (2021年度) |
開業年月日 | 1928年12月11日 |
備考 | |
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駅テンプレート |
府中本町 | ||||||||
ふちゅうほんまち | ||||||||
南多摩 | 分倍河原 | |||||||
Minami-Tama | Fuchūhommachi | Bubaigawara |
府中本町 | |||||||||
ふちゅうほんまち | |||||||||
北府中 | |||||||||
Fuchūhommachi | Kita-Fuchū |
南武線用の相対式ホーム2面2線に挟まれた、武蔵野線用の島式ホーム1面4線(2線は貨物通過線)を有する地上駅。橋上駅舎を持ち、改札は2ヶ所あるが、1つは東京競馬場専用の臨時改札口であり、競馬開催日のみ稼働する。
南武線上り1番ホームは武蔵野線をアンダーパスしているため、他ホームより低い位置にある。その南武線では快速以下の全種別が停車するが、当駅折り返し便は存在しない。武蔵野線は当駅を旅客営業上の起点としており、線路自体はさらに南伸しているが、貨物列車専用で定期旅客列車は運行されない。2番ホームに到着すると乗客を全員降ろし、その後引上線に入り、3番ホームに転線・出発する。
当駅の開業は1928年であるが、その5年後に東京競馬場が開設されたことで、鉄道省に買収されるも休止していた下河原線に「東京競馬場前仮」が開設される。当時南武線はまだ民営だったためか、当駅への乗り入れ・共有には至らず、戦後も僅かな距離で併存し続けていた。1973年に下河原線は武蔵野線に役割を譲って東京競馬場前駅を廃止する一方、武蔵野線が当駅に乗り入れるようになった。
ホーム
番線 | 路線 | 行き先 |
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1 | ■南武線(上り) | 登戸・川崎方面 |
通過 | ||
2 | ■武蔵野線 | (降車専用) |
3 | ■武蔵野線(下り) | 西国分寺・武蔵浦和・西船橋・東京方面 |
通過 | ||
4 | ■南武線(上り) | 分倍河原・立川方面 |
隣の駅
種別 | 隣の駅:上り (登戸・川崎方面) |
当駅 | 隣の駅:下り (立川方面) |
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快速 | 稲城長沼駅(JN18) | 府中本町駅(JN20) | 分倍河原駅(JN21) |
各駅停車 | 南多摩駅(JN19) |
隣の駅:上り | 当駅 | 隣の駅:下り(西船橋・東京方面) |
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- | 府中本町駅(JM35) | 北府中駅(JM34) |
駅周辺
駅に面する道路は旧鎌倉街道。駅の東側は、大国魂神社・東京競馬場などの占める面積が大きい。南武線に沿う府中街道沿いは繁華街の一角。駅の西側は住宅街だが、駅の近くには飲食店がいくつも見られる。
東京競馬場駅
かつて当駅の南方に存在した国鉄下河原線の鉄道駅。200mほどしか離れていないが、あくまで別の駅であった。1934年に仮乗降場として開業し、戦後は駅に昇格、国分寺駅との間でピストン輸送を行った。上述の通り武蔵野線開業に伴って廃止されており、廃線跡が緑道として再活用され、駅跡地も現在は防災公園となっている。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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