府市合わせ(不幸せ)とは、「大阪府と大阪市が互いに足を引っ張りあって、税金が無駄使いされること。それが府民・市民にとって不幸だということ。また、大阪の二重行政を指す言葉。
概要
大阪府内では大阪府と大阪市の対立が激しく、広域行政(府内全体のインフラ整備、医療、福祉、金融、ゴミ処理など)において、互いの面子をかけて、衝突を繰り返していた。大阪府(大阪市)が用意した施設があっても、大阪市(大阪府)がほとんど同じものを建設。(同じ機能の)浄水場が2つ、隣同士に出来たりする事は多々あった[1][2]。
大阪自民は、これらはバブル期の開発の失敗であり二重行政が原因のものではないと主張しているが、
損失額は総額1兆6000億円にも上っている。
バブル崩壊後にも大阪府知事と大阪市長が、二重行政解消に向けた研究会を発足させたが話し合いは平行線に終わった[3][4] 。
解決案
関連動画
関連項目
脚注
- *読売新聞2013年5月21日 大阪の2浄水場、二重行政の象徴
- *産経新聞2015.11.13 【ダブル選課題を追う】老朽化は水道管ではなく…ふし(府市)あわせ代表作「水道事業」
- *日本経済新聞2015/5/9 歴史で読みとく都構想、大阪の「府市合わせ(不幸せ)」 17日の住民投票で決着へ
- *NEWSポストセブン2012.08.26
- *産経新聞2015.11.21「いい夫婦の日」に「府市合わせ(不幸せ)」の行方は…都構想再挑戦か終止符か 有権者あすどう判断(1/3)
- *産経新聞2015.11.21 「いい夫婦の日」に「府市合わせ(不幸せ)」の行方は…都構想再挑戦か終止符か 有権者あすどう判断(2/3)
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