庭とは、住まいの敷地のうち建物がないところである。
概要
庭には、草花(庭花)を植えたり、樹木(庭木)を植えたりする。とくに果樹や野菜を植えたりする(家庭菜園)。
庭には、石を配したり池を設けたりもする。美観を整えた規模の大きい庭は庭園という。家庭の庭づくりのことをガーデニングといい、より規模の大きな庭園や公園を作るのは造園という。
庭ではペットを飼ったり、家畜を育てたりする。ニワトリを飼えば、念願のにわににわにわとりがいる状況を作ることができる。
庭では家族で遊んだり、くつろいだりする。
庭では、洗濯物を干したり、なにかの作業をしたりする。
建物に囲まれた庭を中庭、建物の裏手にある庭を裏庭という。裏庭もあるのなら、待望の、うらにわにはにわにわにはにわにわとりがいる状況を実現できる。
その他の意味
漢字として
- 意味
- にわ、宮殿内の式場、宮中、広間、役所、家庭、狩場、まっすぐ。廷と通じる。
- 〔説文解字・巻九〕には「宮中なり」とある。
- 字形
- 形声。声符は廷。廷は宮殿の中庭のことで、庭の初文。
- 音訓
- 音読みはテイ(漢音)、訓読みは、にわ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 庭院・庭園・庭花・庭階・庭訓・庭戸・庭燎
異体字
- 𨓀は、〔字彙補〕にある異体字。漢の〔呉仲山碑〕に見られるという。
- 閮は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。別の意味があり、〔集韻〕には「門の外に啓くを之れ閮と謂ふ」とある。
- 𨓍は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。別の意味があり、〔字彙補〕には「草逕なり」とある。また莛の異体字でもある。
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