廉頗単語

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レンパ
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「廉頗」(れん・ぱ ? ~ ?)とは、中国戦国時代将軍であり、「老いて益々盛ん」な老将軍の代表格の一人である。

藺相如との「刎頚の交わり/刎頚の友」の逸話で知られる人物でもあり、「信君」とも呼ばれる。

概要

紀元前283年に軍を破って昔陽を奪い、紀元前282年には斉軍を破って陽を陥落させる功績をあげ、の恵文王より上卿に任ぜられてその勇名を馳せる事となった将軍だが、それまでの生涯については史書には一切記録が残っておらず、宮城谷昌光小説において、楽毅が5カ国連合軍を率いて斉軍を破った際にその揮下にいたと言うのはフィクションである。

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紀元前279年に、の軍がに攻め入り、は2万人もの戦死者を出して敗れた。その後、の昭襄王は、の恵文王に対して和の会合をめられ、会合の地がの領内の池であった事から死の危険を感じた恵文王は、会合の地へと出向く事を避けていた。

廉頗は、の昭襄王が楚からに送られた宝「和氏の璧」を十五のと交換しようと持ちかけて来た際に、宦官の舎人という低い身分ながらその使者となって約束ウソである事を看破し、「和氏の璧」も自身に事にに戻るという奇跡を成し遂げて政に参加することになった「藺相如」と相談し、恵文王を説得して藺相如と共に会合の地へと向かわせた。

恵文王が二度と帰還できないかもしれない地へと出発する日、恵文王の見送りに現れた廉頗は、恵文王に対して

度の程を計りますと、帰まで往復で三十日あれば充分です。
もし三十日経って帰還なされぬようでしたら、大王に捕らわれるか殺されたかと判断して太子を新王に立て、の野望を打ち砕きたいと考えております。

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                     ト、|:::::/  ´ /::::::::::::::::::;-\
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                  l  } .ll l;/ -' ,タ‐彡'¨´      l::::::::',
                   l  { ll, l  /rァ´ /          レ'⌒l
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                 /`ー、 / `ヾ/ /:::::::::::`ー---、    /

と言った。王が不在となり権闘争が発生してが低下する危機を回避しようとする策ではあったものの、死地に立つ者に対してあまりに縁起の悪い話であったが、の歴代国王の中でも聞き分けの良さに定評のある恵文王は、廉頗の意をんで、30日経っても帰還しない時は、太子を王にするという廉頗の方針を実行する事を許可した。

かしこの方針は実行される事はかった。

藺相如は会合の地にて機転を利かし、昭襄王や臣達が恵文王を配下のごとく扱ってよりもを格下にしようとするのを全て防いだ為、恵文王は事にに帰還する事が出来た為である。

           ヽ_,!         ノ
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\          >^ー'"≧ュ、   `ヽ.  (リンしょうじょ)
.  ヽ,     ,.ィ,  ,i       > 、  .ヘ
    /¨ 7'´//  ,ヘミ     //  , 7彡',
    ,'  ,' ,′   /  \  //  //   :.
   .  i ,==ュ-―x、` ー-=  -=彡 i!
   i   | !== ュ          ァx il  |
   |   i |.   ;  ,x=ミ.     {::::ハ リl!  !
.   ', _i_.|   iヘ〃:::::ハ      ヾシ  !  |
   〈―‐ |   i| 'K::::::シ    ,     |  }
.    VA |/i |   ',            ノ! ′
    }VAマノ! iト、  ',    r   フ /: :!/:. \
   , ′ ̄  ! ! \ハ≧ュ。,.¨´ /: :ヾ.  ',ー-`
 /   _,' ヘ!   ヽヾ=つ |≦=‐-ヽ\リ   ,r=ュ、  _
 ̄ ̄ ̄  / . :/} , ' ̄::¨≧ュ。,!=ュ― ‐ ┐   〃:::::::::::}ヽ-、ヽミー- 、
     / / //::ァ-===ュ、::::::::、  |    ,r=、 ム/}/ 〉 } ! .! |=‐-、、
     /   ′ |,'/::≧―‐- ミ:::::::::::::ュ、   `ー´ ̄ i! 〈 /、/ノイ_  ノノ
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この功績により藺相如は上卿に任じられ、廉頗より上の位となってしまった。論、武勇をもって昇進してきたであろう廉頗にとって、決死のものではあれの間をたった2回往復しただけで、藺相如が自分より上の位になったことは甚だ不満で、

わしは攻野戦にて功があった。
しかし藺相如は口舌の労だけでわしより上の位にいる。
わしは恥ずかしくて藺相如下に立つ事など出来ない。
今度、藺相如と会ったらきっと辱めてくれよう。

      >=‐          <  \ jヾ }≧=‐
   /          i、   ミ  `ヽ ∨ノ}ハ
     イ  /     }i | \ヾ     ` ー--― 7
  // ′  {  、/ } ノ  >x ヽ、_三ニ=≦´
./   //ハ、.λ``_/_,.斗<´__ ヽ トヽ ├―:、 |
    / ,   /::{ハ`7"〃斗ィ〃 }∧Nハ.|[] []
.   / {   |:/≧x≪__彡'´    ハム N:.|.「| |!
  / 八  |´ァ,.伝>ミ           マム.N l」.l」ノ
∠ -‐个、{::Y::/< -        マ刈___,〃
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言するようになってしまった。

廉頗の不満をにした藺相如は、廉頗と会わないように参する際も時間をずらしたり、同じ時になりそうなら病と称して欠席し、外出中に廉頗のを遠くに見た際は、自らのを隠して廉頗が通り過ぎるのを待つなど、廉頗と接触するのを避けた。

あまりに藺相如が臆病にみえたのか、藺相如の使用人達が

君(藺相如)と廉頗将軍は同列であり、隠れる必要などありません

ストライキをほのめかす事態にまで発展した為、藺相如は、

私は王は恐れていないし、廉頗将軍を本気で怖がっているわけでもない。
今、を攻撃してこないのは、私と廉頗将軍がいるからである。
もし私と廉頗将軍が争うようなことになれば、どちらも傷ではいられず、の利にしかならない。
私が隠れるのは、いらぬ争いをうまぬよう国家を第一とし、私情を二の次にしているからだ。

  ',              ',  / /: :     . : : :}
   ヽ           \ 〉=〈 //    . : : :/
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      />ー== ´`¨"` ー-<=-‐、´
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     / \ .: : : : :.   // 、   ', ', i
     ,' \ \/^\ : . //    /> 、 .i } |
    i    \,' ̄`ヽ` <.   //    | | !
.    l :  : :/ ,ァ=ュミ、   ` ー-==-‐ }-\
    レl  : :/ 《.{::::ハ      仡下ヾi  | ≦/
     ', ,' ',  ::ノ     い::::}ノ.!  ,'17/               / 〉
   </V 小      ,    `¨ ´,'  // 、            , '  '
   /  ', 込    、_,    / , ′:: .  >  〈 ヽ  ,-ュイ_ /
  ∠ -‐/ ヽ}、≧ .     イУ/ i  ',¨´    ,ィ}, `/ / , - ミ、
.     //  ヾ(つ|`¨ ´   | .へ\}` ー`   ( (:::', { .{ 〈 ≧ } )
     ′   /::{´ ̄ `ヽ/::::::::::> .     i>、' 、 _≧ =≠´/
     __,,.<::::::::l ∮ /:::::::::::::::::::≠::::ヽ.   !:::::`::ー--一:::::7
     {\ヽ::::::::::::::l  , ':::::::::::::≠::;.<⌒:::i}  |::::::::::::::::::::::::::::/
     / \`ー-ミ::} / == .: <´.     ヽ  j::::::::::::::::::::::::::/

と、につけいる隙を与えない為に私情よりも国家を優先して、あえて自らが屈辱を受けているのだと言う意を伝えた。

この話を伝え来た廉頗は、私情により藺相如を非難し侮辱した自身を大いに恥じた。

    __
     >ゝ⌒ヽ__r.:⌒‐-、__
   _{ i{ ヾY´¨ ヾ::::::::://ー-‐=≠⌒ヽ
   >{ニ[]{   }ヾ:://  /::::::::::::ヽ:::::、
   `{∧ ト、}ヽ____ノ―- _  {:::::i::::::::::}_:::::i
   {  ヽ{ ヽ} |='|}T='i-、` }::+::::::::1´::::}
            /::::||_」::::{  \{ x==i、x〃ヽ=⌒>-、
       _/:[]:::!l_ぅ="    |"/エZ_」::-―、:::i{{_」
       zえ辷:::ノーニ二7  ¨|__{{:::::(: :)o(( _Y 込¨)
       ´ ̄            ̄ ̄ヽ_込_´_)

廉頗は、藺相如の門の前に肌脱ぎして茨の背負って現れ、

鄙賤の者である私は、方の寛容がこうまでだとは知らなかった。
方が受けた屈辱の数々にべればとても足りるものではないが、せめてこので好きなだけ打っていただきたい。

     x≦   . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .  ヽ
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     フ  . : :/.: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ハ
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      | / !/:∧  とつ=-┴  /         /: : / l//| n }
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     { |::∧ ∨∧                      }/  ,レ' /
        |/  ヽ マ∧           ___      / ̄
           マ込、    f'´ ̄    `ヽ
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            | |    >         イ {
            └===(ニ⊃ `≧‐-‐≦  |
                  |         |
                /|          ト、
               /::::ノ          ヾ:\

と言って謝罪した。藺相如は廉頗を打つことなく許した。

藺相如に感した廉頗は、

相如殿の為ならこの首刎ねられても悔いはい。

          ヾ. . . : : :Y ⌒ヽ: : :._  ',   ∨彡
          ,Y´   }  ::     :.  ¨ニ=- }  ,'
      ー=彡:    /! i ::.     : .   \ ,'::ノ
        ,'    /,' A ::.     ヘ: .   \: : , '
          j/    // ./- \     ';::`7 ーj-ミx、 :
           '.   /ノヤ示≧ヾ     ';::」,.rt//: : : :
         }!  マ:i。}  }ヽ i∧. 1', ∨: : : :
               Y::... ` ノ  ∨〃ヽ} <::::>∨: : :
              く ""'      { {    >/. : :/
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       l:::: {⌒ヾ イ.    /         . :/:::', V:::i
      |:::::::ゝ‐": :     〉ー::::ュ、      : :i: .:.::}:i i:::|

と誓い、藺相如もまた、

私も将軍の為なら喜んでこの首刎ねられましょう。

/ ヽ    . : : :>ー< . : : '   /
  ./: :ヽ,_ /  : `ヽ`ー-<ハ´
  /   .:   {   :..    \ ヽ!
  i: .   ,'   ∧ _ノ :、  ,'/\:l
  |: : _/_,/7 ̄´、{`ヾヽ,'/ .,'/ }
ニ7: : / ̄7ゞ¨テミxャ   `,ァュ、 |
./: : /! / {  {i:::::}    〃::7`}
 /| | ハ :| :. ソ  .:. {:::/リ/
11ル| |/ ,.|  `¨  ..::::、 ¨´ハ〈
_ノ ノ.  リ         ィ〈`ー 、
>ーヾ.> .   ~~ / ̄ヽ \
   ', '=ニ≧ュ。.__,. イ_, /i  ̄ ヾ ヽ
<::::j     {!ヽ:≧、>〈_   .ゝ !
::::::ァ‐-≧ュ、   ヽ,\::::ヽ Lァ ノ  i=ュ、
::://  ̄ ミ 、≧</\::\ミ====≠彡}
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:::li  : : : : : : : . \:::::::::':., ヾ::}::::::::::::::::〈
:::|',           ::::::\ }!|:::::::::::::/:::',
:::| ゝ              ::::ヾ`):::::::::::::::::',
:::|: .ろ              ¨`ヽヾ:::::::::',
:::|: . て  ⌒> .           } ∨::::',
:::|: :. :  ら     > .          zー:::

と誓い、二人はと両輪となってを盛りたて、趙奢を加えた3人での守護となり、同盟破りの常習犯であったとの同盟を8年も持続させた。

            }\_
           }   ̄`ヽ.
            {       ' ,     , -‐‐- .._
           j    (    ,   /           ̄ ̄ア    ,イ
          {    ヽ.\ }¬,′          / イ  / |
            ヽ. ヽ、_) リん′         / ( {  _,′L_
           >ー-rく⌒〈             イ   > '´ {  ∨ `ヽ.
              /´     >、 ヽ._    _.. イ  !xく    」   、  \ _
          /^\,ヘ. /  \   ̄`ヽハ| |  > ´ ヘ.  ヽ、>'´   ̄ 二 ー-- ‐ァ
         ,^\ / _ \    >-   Vハ.!  !< > '´  \  `  /´          /
            ′ 〈'´ `ヽ` ー-ニ⊥..__  Ⅴ}__ 」  ` ー---‐ ´    { /         /
         |  ハハ. x= 、    ィ=¬r j'´77!` 'ー-  .._       V       . ´
         {  ,′ハ{{::::::}     {::::::::,′,'〃77! /´`ヽ      ̄¨ア /ハ ー<
         ヽ.{  , ヘ.ー' 、   ー7 //イ|{:::::::;ハ     /イ    ',ヽ、_ >
          ` /  人   、--‐ァ / ,イ ̄ {  | ー'      ´__ j }    } }
           イ  > `ニ イ'⌒ヽ  ∧  !      /´::}} ノ ノ   {ヽ{
              イ´/  /≠    }\{ \{ \  '   ー /イ{     |
  __   -‐    ⌒\/{ イ /,′   j    |アヽ._ `   _..∠ ノ ∧   |
    _.. -‐‐-  .._.V」斗≠イ  { 02 ト、  { _ ヽ. ̄       ヽ{ \ |
    '´      /´    /∠コ{/ !     ! \ \ 「ハ             ヽ.{
/               /   〈  l     ! 、 ヽ、}レ∧
  __            /    く⌒ヽ!    l  }   Yン  〉
   >-  .. __  ´     /^ヽ l    l/     { {ハ /

藺相如と廉頗の仲は、相手の為に首を刎ねられても惜しくない友情を現す「刎頚の交わり」「刎頚の友」のとなった。

廉頗は軍事トップとして斉軍と戦って破り、紀元前278年には、軍を破って幾を陥落させ、紀元前275年には、の防陵と安陽を攻撃して房子を手に入れて同地にを築いてに帰還する戦果をあげた。

恵文王が死んで考成王がの王となると、廉頗も藺相如も老年の域に達し、藺相如は病にせる状態であったが、廉頗は老いて益々盛んな状況だった。

                                   〈\     !
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       L:::::::::::/:! l::::::::j‘、       〃} }ヾ::::::::::::ヽ ∨:∧:::::::γ
.       |rYr/:::::. ';:::::{  \     _/:'::::i:::l:::::::\::::::::X ∨:::\::::{
.      {_」/::::::::i i::::::|   {==≪:::::::::::::j:::l::::i::ヽ:::::::/::ヽ \:/:∧
       /::::::::::i i:::::::|   \:::::::::::::::::::::::::::::|:::::}::::/:::::::::::X:::::/:::∧
.       〉、::::::::i i::::::::」.    \::::::::::::::::::::::ノ::::::::/::::x<:::::::/::::/::∧
.        / ∧`i i ワ 〉         、:::::::::::::::::::::x<´∧:::::::/:::::::::/::::}
        ヽ.〉 ヽ{_」 {ゝ'           `、ー一彡:://::::{:::::::::::::::::::γヽA
            ヽ.)             \二彡':::::::/:〃:: ̄::ヽ:ゝ〃∧
                           \::::::::::::{::::ヾ:::::::::::ノ::Y:::::/
                           \/ ヽr、}::::::{ヘ::X

紀元前260年。からへと送られるはずだった上党が、編入を良しとしなかった事からに編入される事になり、怒った王齕(王コツ)を将軍に任命して軍を派遣し、廉頗は長の地で軍に対抗した。軍の猛攻に5人の副将を次々と倒された廉頗は、塁を築いて籠し、軍の挑発にのらずに塁に篭り続けて軍を持久戦に持ち込み、軍の兵糧切れか外交和解を待った。

老獪な廉頗の作戦に進軍をとめられた軍は、宰相の「范雎」の策により、

が恐れているのは趙奢の子の趙括が軍を揮する事である。
廉頗は与し易く、いずれ降するだろう。

という偽情報を千を巻いて内に宣伝させ、の流言をにした孝成王は、

趙括は、兵書を学んだに過ぎず、実戦経験が乏しく前線で臨機応変に対応する事は出来ません。

          ∨ __  、_ ヽγ        /
           ヽ{、`: .ー-- 台___,/    /
           /:ヽ}\: : : : ./>\ ーx=く
              / :iレミ"\// : : . ヽ ヽ:.ヘ
          /==|/ _ノヘヾ: : /7: .、}ハ
            /==i |/´    ` <`7/-x: .`≧=-
.         ,′. : :l | x==ニ´  c`ニ==x : .ヾ}
        { . :i: :l lとつ/l/l ‘   /l/l/lとつ刈!
            . :∧ l |    rv=====vォ   | !
         ∨ 〉圦 U {////////,}   : :ハ≧=-
        ー=彡ァ: {{\  レ((´  `))ノUイ: :/ : .\
          / . : {{_rミ辷ニニニニ彡 ィ =x‐-≧
        /-‐ _ァz二才}  ̄ ̄ {`x __\‐- ヽ
           γ\\::::::ハ     }:::::::::::::/ 7ヽ o
        c  !  ヽヽ::::ハニ=--=ニ':::::::::, ' /  i
              |    ∨ハ:ハ    /::::://    |
           。 |    ト、\::、 /::/.イ  {¨}{¨}|
            |    | 辷‐≫∨≪ /|  .{_,}∠!
           |    | γ´ {≦´ |      |

と病身を押して参した藺相如の言や、趙括から趙奢息子将軍にしてはいけないと言っていた事をきかされながらも、趙括将軍にする事を強行し、廉頗は更迭された。 

          ,ィ  ト.
        / .|  | `、,........__      _,../|
         ヽ,.ゝ' l  \._ >'´ ̄ ̄,. -‐ /
      ,. '´   ,.ゝ.  ヽ、フ. , ,. '´     /
.     | ,   / ,..-ヽ、     { (     _/
     l/ヽ‐-'--'-‐ '´     /  、 '`ヽ、__
     <_i`‐ァ、 ___... -‐ 'ア ノ  \-、-‐'´
     | =`<./ ─   ヽ  /,.イ    ト-`=-
      l.ll ll.||| ○     ─  | ,   |
     ` ‐-<           ○/ヘ     |
        `、_>、.   ┌┐   / ,ノiヽ.  ',
     /:.:.:ヽヽ、 └┘ /-へ.| `ヽ、ヽ
    ,ヘ\:.:.:.:∨.`‐‐  ´         ̄
    /  \\_:ヾ ̄iヽ、
   ノ     `‐-ニヽ、l,.イ、

廉頗の法を兵法書通りに変更した趙括は、白い悪魔白起」の手により釣り出されて自内で敵に包囲される状況となり、結果、趙括は戦死し、降したの兵40万人は白起により生き埋めにされてしまった。大敗北を喫しながらもなんとか滅亡を免れただったが、藺相如は病死し、すでに趙奢も亡くなっていたため、残るは廉頗一人となった。

しかし、まだまだは廉頗を必要としていた。

紀元前252年。大敗北による低下を確認したの「」が王に進言して軍を起こしてを攻めたが、められる様なかたちで侵攻された廉頗は、軍を率いての軍勢と相対し、軍を倒してを戦死させた。紀元前251年には、を戦死させた勢いそのままにに攻め込み、都であった薊を包囲し、から5つのを割譲させる戦功をあげ、廉頗は尉文の地に封じられて信君と呼ばれるようになり、の宰相となった。

                     /       ヽ_ /       /
              , -‐'´ ___    ,-r'/       ∠_______,
             =ニニニ   ̄ア´  {        / 、      /
             `ー-- ̄ ̄ア´              `ー=<´ ̄
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            __ --‐'´ //    .l  .ハ  | \ \     r-―'´ ̄
             `ー‐----ァフ /     / / .l  l   \ \   \
                レ´ .,j     / /  l /     X      ヽ
               /__,r'´/     / /   l /  /  ヽ ヽ、  \
              ´ーf ハ/   /レ'-、  レ' /ィ'抔ト、}/⌒;ーr---'
                   |/ /  /ィ'ト      ):リ' | l  / /
                ! ./ ./∧ヾ):リ        ¨¨´ l// /
                 // ll 八  ¨´         / l /
                   / :ヽ ヽ     ′       /l
                 / ̄ /  ̄`ヽ、  ー  '    ,イ .l
                /  /       \      /lヽ l        , ィ
          _ ---‐‐{   /          \- _  '´  |`ヾ、___, -‐ニ,;:::/
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            `ー-ァ∨     八   ` /  ヽ\_       |:::::::::::::∥::::|`ヽ、
              /:/   /l   } \__ノl:ヽ   \ミ ̄`ー---fュ::::::::::||::::::|  ヽ
             /:::ヽ  ハl  {    { /:::|`\__)\    |::::::::::||:::::/   └-__
               l:::::::::ハ  ヽ  ';   :}/:::::l  ト、:::::::::\   :  |::::::::∥:::/      `ヽ、
             l::::::::l \ ヽ     ∨ /| │ \;::::::::::ヽ   l:::::∥::∧      ___>-
              \__\_ヽ-'ヽ '   }/ !:  l   \::::::::ヽ  |:::∥:/  ',
                ヾニニニニニヘ__ノ   /       \;::::ヽ |∥/   ',        /
                \`ー-‐‐\___}  /        `ミ;ヘレ'l     ',      /:::/
                  `ー--、____,           { ̄ ̄ヽ      ',    /::::/ /:::

紀元前248年には、の攻撃をうけたの援軍として延陵鈞を従えて参戦し、を追い払う事に成功し、紀元前245年には、の繁陽を攻略した。廉頗はそのままを攻め続けるつもりだったが、との戦いの最中に孝成王が亡くなって悼襄王が王となり、楽毅戚筋の「楽乗」が廉頗に代わって攻めの将軍に任命される事になった。

                i  ヽ `  、   l:.:.:.:l\( \:.:.:.:.:.:.:.ヽ   ,、 '"  .   i  (がく乗)
               l   \  `  ..._ l:.:.:.l 二`  '二ヽ:.:.トヽ /    /   !
             l     ヽ.     l:.:.:lゝ-' .: ゝ-' Y i:} . : : :/    ,'
               ',       ',‐- .._ lト:.l    , 、   ハ. /-‐ 7     /
              ',      ',   /::ル'  -==-  /:.:Y   /     /
               ,     ヽ._/:.:.:.:ヽ   ¨   イ:.:.:.:', /     /
                ヽ      ヽ:.:.:.:l: :> ..、 ' l:.:.:.:.r'.:     /
                  ヽ     :.   l:.:.::ハ: : : :   . :l:.:.:.:.l .:    , '
                  ヽ   :.  l:.:.:.l: :',: : :.  . : l:.:.:.:l :.    /  /ヽ
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..〈: : ..   i   . . . : : : ',: : : : : : : < ̄ ● > : : : .     < ●  / l: : : : : l- .._   ,'      /
 ',: :    l-‐ '"  ̄ ̄ ヽ: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : .      : : .     l: : : : :/l.      ̄ i      /
  ',      l        {\: :/:        : : : : :       : .    /: : : :./ l       l     /

特に失態らしきものがいのに楽乗と交替させられることに怒った廉頗は、楽乗の軍を攻撃して敗走させて自らはへと亡命した。

しかし、廉頗はでは信用されなかったため用いられず、逆にの攻撃に苦しむの悼襄王が、ふたたび廉頗をに迎えたいと思うようになり、廉頗に使者を送って現状を調べさせた。

使者を前にした廉頗は、一斗らげ、十斤のを食らい、を着てに跨り、老いて益々盛んな事を示した。

           /^^´k ((⌒__
           }  ソ^´`ヽ ゞ≧ 7
           |  |'^〈 斗、≧<v≦¨7
           |  |Vr )ヽ彡}⌒ヾ
           |  圦r==ヘ  が
           | | ヽ⌒ノ_/ヽ
           |  `  ̄ ̄ ̄ ⌒ヽー― --- 、
           ゝ=-‐―‐t―‐- 、 }______   !
                 |    , |   ! |
                  ‘、  ノ  :.     |  |
             _          ‘,     |  |
           /⌒≧x`ヽュ、 ヽ    ‘,  } |
             /     } }三≧辷--― ヘ 「ュ
         /   /\ | |三三ミー=ニ二弐、ー‐’
           /   / ∨`} |三三三二三三三\
 ,. _(ヘ.    /   /   ∨_!三二ニ辷三三三二ニ} ̄}
 ミヽ ` ー-"  ./           `三三二ニリ /、
 `¨込__   j /              `三彡 /  \
    `ヽ.    /                 `ー一 \
       ゝ., ノ

しかし使者はすでに廉頗の敵であった郭開から大をつかまされていた。

         _.. --一-‐- 、、
      _ '":::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ 、
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 、  (KAI
    ノ::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    /::::::::/:::::::::/::::::: /:::::::::::::/:::::::::::ヽ
  ノ::/::/::::::::/:::::::::: /::::::::::: /::::::::::::::::::::!                 _,,,,,
‐‐'''´|:::::::!:::: :/:::::::::: /::::::::::/ 、::::::::::|::::::!            _..-‐''"":::/
   |:::::::|::: :′/ /:::::::.. /   \:::::::|:::::.!         _..-'"::::::::::::::::::(
   |:::::::|::ノ| /‐-/ ::::::// _,.-‐'" i:::::/::::::|        ..‐"::::::::::::::::::::::::::::::\
   l:::::. V |' ヽフ /l/ "/匹lフ .|::/::/ヽl        ..‐´::::::::::::::::::::::;;;::-‐‐ーー`
   ノ: 'ン、:::|  レ'´   |    ̄´ |:::/        /::::::::::::::::::::-‐'''´,-.___
        ヽ!        '、     _ソ      /:::::::::::_::-'''´   ,ノ / _____`‐-、
        `、.    ,-´-、.  ,/′    /::::::::..‐"        .l 〈 ソ  __,,  ヽ
         \  、二`ノ .,ィf‐-‐-ー 、_r' ..-、/        .l .〈  /     .}
       ..‐'''' !` : .. _....‐´/::::::::::::::_::-:::::::ヽ_.         ', .ヽ/ __,, -   !
      | ニ ニ ニ二|_,,....「ノ::::::::::::::::_r::.:::::::::/ ̄_`ー-、     .l  V´   __ |
     ,..―‐‐''""´:::::..‐′:::::::_..-‐'":::::::/   r'    \    .{  〈  Y´`  |
     (::::::::::::::::::::::_::''’::::..-‐''´:::::::::::::_::‐   /\ \   \   ヽ   ー'    .l
      Y、:::::::::::''":::::-''´:::::::::::_::::-‐"     ノ  .\ \   \ ,/ヽ  {´   l
   _..-'、`‐::;;_:::::::::::::;;;;;;.-‐'\       !    .\ \   ,' / 〉-ミ_ __ィ7
  /  ,/^''ー::、;:___::::‐'l .l′   \     入       \ \ /\/: : : l: : l: :/

した使者は悼襄王に対して

将軍は老いて益々盛んでありましたがが、私と対座している間に三度も便をもらしました。

ウソの報告を行い、廉頗は二度との地を踏むことはくなった。

                 _.. --一-‐- 、、
              _ '":::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ 、
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            ノ::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            /::::::::/:::::::::/::::::: /:::::::::::::/:::::::::::ヽ <使者GJ
          ノ::/::/::::::::/:::::::::: /::::::::::: /::::::::::::::::::::!
        ‐‐'''´|:::::::!:::: :/:::::::::: /::::::::::/ 、::::::::::|::::::!
           |:::::::|::: :′/ /:::::::.. /   \:::::::|:::::.!
           |:::::::|::ノ| /─/ ::::::// ,.-─--.i:::::/::::::|
           l⌒ヽ. V |' ,=/:::./l!/  ===、|::/::/ヽl
           !   .i::::::|  レ'´   |        |:::/
          /  ./^ヽ!        '、     _ソ
        /⌒ト/  `、.   _´__ ,  ,/′
     r-='´     ヽ    \         ,rf‐-‐-ー 、_r-..-、
    |    _∠ ノ | _..‐'''' !` : .. _....‐´/::::::::::::::_..-:::::::ヽ_
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    ハ      /|/、.:::::::::::''":::::-''´:::::::::::_....-‐"     ノ  .\ \   \
   7 |     ̄ , /l、`‐..,,_:::::::::::::;;;;;;.-‐'\       !    .\ \   \
 /¨l| 、    /ノ /^''ー..、;:___....‐'l .l′   \     入       \ \   \
 l  lト-ゝ==- '´丁! /    /    .| .|      \       ヽ        \ \   \
  \l|       /

その後、楚に招かれた廉頗であったが、特に功を上げることもなく、三代の王に仕えたの歴戦の猛将は寿の地にてした。

楚に滞在している間、廉頗は、

の兵を用いたいものだ。

           /| _            、
      __ i:::::/´:::::/             __,)ヽ.   〈\ _ /〉
      \:::::ヽ:::-.、::\:ヽ           ' <´、ソフ />X,< ヽ
      ,/:::_:/:/!:、:::\::ヽ:\        iミ//ノ )リゝ.リ<_/ヽ!| |  レンぱ 君はリンしょうじょ
      l´:{l|:/:/ |! ヽ、:ヽ:::|`        .[リノ! ハリ|C  守る 刎頚の友
     .!/イ =  =l`l:`l           し' iつと8(~~~(x)8つ  を守る その為ならば
       ソヘ.{、''  ワ''ノ!ノヽ!        .   |_/ノL|   /^^^ヽ^\  にだってなってやる
        /}`ス/ ̄ ̄ ̄ ̄/       .   ヒ!ヒ{  /~~~~~~~~ヽ  
      .(_:::::つ/  FMV  / カタカタ           ⌒⌒⌒⌒⌒⌒
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/

と常々言っていた。

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廉頗

42 ななしのよっしん
2020/12/25(金) 00:55:49 ID: 4ylPobUbSk
AAわかりやすくてすき
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43 ななしのよっしん
2020/12/30(水) 12:50:53 ID: 83wYysXq4y
AAが嫌いな人はWikipediaを見よう
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44 ななしのよっしん
2021/03/08(月) 11:12:43 ID: wXqkoccRH2
なんだこのクッソみたいな記事は
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45 ななしのよっしん
2021/03/08(月) 11:14:56 ID: gCmu63K8AW
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46 ななしのよっしん
2021/11/16(火) 23:39:25 ID: l5Z0j9rOqe
達人伝だと王齕玩具与えられた子供みたいに
大はしゃぎしながら一騎打ちしてたのが印に残ったが
キングダムでも達人伝でも大してキャラ変わらん稀有な人物
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47 ななしのよっしん
2022/03/02(水) 12:50:18 ID: QQBG581jiS
廉頗藺相如のためなんかで死ぬわけがない
藺相如廉頗のためなんかで死ぬわけがない
全てはのため、という強の前に危機したというを守るため、ふたりはお互いに相手の命をコマに使うことすら受け入れ合うと誓ったのだ
この辺日本語Wikipediaも勘違いしているが「あなたのためなら頸を差し出しましょう」なんて発言は史記にはない
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48 ななしのよっしん
2022/04/27(水) 00:05:18 ID: h5Ht6P7aD9
が滅んだらお互い首が刎ねられるんだから、いがみ合ってないでお互いリスペクトしましょうって感じなんだろうね。のことを考えれば、こんなことで争う余裕ないわけで。仲はよくないけど、お互い認め合っている関係だったんだと思う
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49 ななしのよっしん
2022/08/09(火) 11:24:40 ID: 9kwQl4WxSA
>>47
中国版の原文見たけど「卒に相与に驩び、刎頸の交はりを為す」としかないから確かに々は拡大解釈と思えるね
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50 ななしのよっしん
2022/08/21(日) 23:26:51 ID: UPXZu4q62J
国家の大事のためなら死んでもいいことを確認しあい認めあった故事であって廉頗藺相如ふたりの交・友情ととるのは間違いだけど、すでに張耳陳余の頃には発生していた誤解だからある程度止むを得なくはある
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51 ななしのよっしん
2022/08/22(月) 09:51:21 ID: 9kwQl4WxSA
>>50
原文の張耳陳余伝も「年少,張耳人相為刎頸交。」と淡にしか書かれていないし、日本語Wikipedia陳余の記事に「張耳陳余は刎頸の友であり、に恩賞を与えるべきだ」とあるけど、原文だと「陳張耳有功。」と友などの記述がない。
別の人の伝とかに記載されてるんですかね?よければ教えて下さい。

あと太御覽て書物の密という人物の評で刎頸之交に友の記述が見られるのが自分が調べた中で一番古いものでした。
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