弁慶外伝(Benkei Gaiden)とは、1989年12月22日にサンソフトから発売されたPCエンジンのロールプレイングゲームである。
概要
法眼に育てられた鬼若が出生の秘密や魔物出現の謎を明かすために旅立つ。
複雑なダンジョンなどを用いずに、シナリオの展開と戦闘の面白さを存分に楽しめるように作られているのが特徴。また和風RPGということで、コマンドや名前には漢字が用いられている。
戦闘時に味方が全滅すると「鬼若らは ぜんめつしてしまった 南無…」の後、林省寺に戻され、法眼からお叱りを受け、「みじゅくものめ でなおすのじゃ!」と言われる。
旅の記録(セーブ)でゲームの続きをする際には、パスワードとバックアップメモリの2つが用意されている。旅の記録は町の神社などで行える。
キャラクターデザインは本宮ひろし氏が担当した。
ストーリー
長く続いた戦国の世も、ようやく終わり、太平の世が戻ったかに見えた。
しかしその頃から、恐ろしい魔物達が国中に現れ、人々の生活を恐怖に陥れた。都の僧'法眼(ほうがん)'は、これが魔界の侵略によるものである事にいち早く気づいた。
そして、戦で親を亡くした子供達を連れて、魔物のいない山奥の九十九村にある林省寺(りんしょうじ)に身を寄せた。その中に、不思議な力を持つ幼な子'鬼若(きじゃく)'がいた。'鬼若'は法眼の元で厳しい修行に耐え、わずか数年の内にたくましい青年に成長していた。
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関連項目
外部リンク
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