弥勒(みろく)とは、
- 仏教の菩薩の一尊。→弥勒菩薩 (みろくぼさつ)。本記事で簡単に解説。
- 稲垣足穂の小説。→彌勒
- 犬夜叉の登場人物の一人。本記事で解説。
- 生放送主。→弥勒(生放送主)
- GetBackers-奪還屋-の登場人物。→弥勒一族。
- ゲーム「女神転生」の登場人物(登場仏?)。記事「多神連合」を参照。
- アマチュアゴルファー。 →須藤弥勒
概要
仏教において、釈迦牟尼仏(ブッダ)の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。
簡単に言うと、「釈迦=ブッダの次に地上に降りてきて、悟りを開き、人々を導き、救う」と予言されている人物であり、信仰の対象である。
それがいつになるかということに関しては諸説あるが、現在の最も有力とされている説ではブッダ入滅後56億7千万年後とされている。2017年現在から換算しても56億5千万年後である。こんな途方もない未来になってしまったのは現在の弥勒菩薩は天人であり、天人の寿命はそれくらい長いとされているため。天人は生きている間は幸福に満ちているため悟りを開けないので、天人としての死後に輪廻を経て悟りを開くとされている。
ただし、勿論そんな時期には地球は太陽に飲み込まれるまではいかなくても焼き払われ現在の水星とほぼ同じ運命を辿っていると思われる。そして太陽は燃え尽き、白色矮星と化し、生命を育む力を失っている。当然人類はおろか、生命はほぼ絶滅しているだろう。
でもまあ、仏教やヒンドゥー教の時間単位は大抵天文学的なものなので考えたら負けである。
犬夜叉に登場するキャラクターである。声優は辻谷耕史。半妖の夜叉姫では保村真。
女たらしの不良法師で、普段は紳士的だが、キレると言葉遣いが悪くなる。女性にセクハラしては、「私の子を産んでくだされ」と言うのもお約束だった。
先祖代々奈落に穿たれた風穴の呪いを断ち切るために冒険し、犬夜叉達と出会い、犬夜叉一行に加わる。後に出会う珊瑚とは恋仲になる。
犬夜叉と並走できるくらい足が速く、また一度日暮かごめの自転車を借りて乗りこなしたこともある。
武器は錫杖で、犬夜叉の鉄砕牙も受け止められる。
また風穴はなんでもかんでも吸い込むが、最猛勝(さいみょうしょう)など毒を持つ妖怪、邪気が強い妖怪を吸い込むと弥勒自身が弱ってしまう。また風穴を使うごとに寿命が縮まり、最後は使用者そのものを吸い込んでしまうという諸刃の剣である。後に奈落を強引に吸い込もうとしたが失敗し、瘴気の傷が残り、風穴を発動させると瘴気の傷が徐々に心臓に向けて広がっていった。後に薬老毒仙の薬を飲んだことで毒が通用しなくなったが、傷は治らなかった。
珊瑚の弟、琥珀に憑依した曲霊を吸い込むが、風穴が裂けると同時に悪霊の毒に苦しみ、あと1、2回開けば弥勒自身が風穴に吸い込まれるという窮地に追い込まれたが、奈落との最後の戦いで呪いは弱くなっていき、奈落が死んだことで風穴の呪いから解放された。
3年後、祝言をあげた珊瑚との間に3人の子供を儲けた。犬夜叉と共に妖怪退治をし、生計をたてている。
半妖の夜叉姫
犬夜叉と共に根の首について調べる。風穴がないことを気にしつつもかごめ、珊瑚と共に根の首と戦う。
ある妖怪と戦った際に自身の無力さを痛感し、神通力を得るために1000日行に挑む。日暮とわと初対面し、せつなと再会する頃には800日(2年)が経過していた。
麒麟丸による末法末世が繰り広げられそうになった際に珊瑚が迎えに来たことで1000日行を取りやめ、「これから起こる戦いこそ1000日行の仕上げに相応しい。」として戦線復帰した。
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関連項目
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