張五飛とは「新機動戦記ガンダムW」の登場人物である。CV:石野竜三。
俺は五飛。逃げも隠れもしない。この概要、すぐにケリをつける。
読みはチャン・ウーフェイ。
劇中ガンダムパイロットの一人であり、本編開始前の彼とコロニーにまつわる、「ある事件」のせいで、執拗に「正義と悪」というものに囚われるようになってしまった。そのため、卑怯な真似や姑息な手を嫌い、自らもまた正々堂々と戦いに向き合う姿勢を見せる。作中でも彼の行動原理の多くは「正義の在り方」や「悪と判断したものを排除する事」を目的として単独で活動していることが多い。「貴様は正義か?正義かと聞いている!」は彼を象徴する迷名言。また、戦場において「弱いものと女を殺さない」という独自のこだわりを持つ。作中では「俺を子供と甘く見た弱い奴」としてこのセリフを吐いてエアリーズに乗るノイン(ただし同時に出撃していた部下は五飛の手で全機撃墜、戦死させられている)を見逃している。
やがては「平和と兵士」についても考えるようになり、「平和の為に戦うことが兵士の存在意義なら平和になってしまったら残された兵士はどうなるのか」といった他4人のガンダムパイロット達との論理感の違いから、EndlessWaltzでは他のガンダムパイロットと対立することもあった。最終的にはヒイロ達ガンダムパイロットの戦いと、それに影響を受けて立ち上がった民衆をみて自分なりの答えを出し、ガンダムを自らの手で破棄した。その後はプリベンターとして活動をしている様子がEDで描かれている。
- 実はインテリ系という設定。実際、作中ではゼロシステムの本質にいち早く気づき、最初から最後までシステムに抵抗してみせたのは彼だけ。他のシステム使用者の場合は、最初は必ずシステムに翻弄されていた。
- 意外と精神が脆い。普段は強い意志を明確にしている反動故か、一度迷いや自分の不甲斐なさを感じた際はひどく落ち込むこともある。トレーズに敗れた後はナタクに乗る資格がないなどと言っていた。その迷いはサリィ・ポォら「力のない」ゲリラ部隊との出会いで晴れていく。
EWでヒイロと戦った際はガンダム同士で格闘戦を繰り広げながら、自分の考えをぶつける様にヒイロと舌戦を繰り広げた。 - 搭乗機はシェンロンガンダム、アルトロンガンダム。五飛は自分のガンダムのことをナタクと呼ぶが、これはシェンロンガンダムを護って死んでしまった妻(本名:竜妹蘭。読みはロン・メイラン)がナタクと名乗っていたことに由来する。死んだ妹蘭の魂が宿っていると考え、ガンダムをナタクと呼んでいる。
実はシェンロンガンダムの元々の名付け親も五飛である。 - いろいろとインパクトの強い外見や名前、キャラクターの性格からよくネタにされがち。特にスーパーロボット大戦ではズール皇帝にあっさり洗脳されて敵対する、何故かラインバレルのキャラに対して説得することができる等、特異な立ち位置を与えられることも。近年では前述の結婚していた設定をクローズアップされ、明確に妹蘭の名前を呼んだり、結婚についての覚悟を説くなどのかっこいい場面も語られている。
また、初見で五飛をウーフェイと読むのが難しいためか、ファンからはよく「ごひ」の愛称で呼ばれることもある。
無論これを快く思わない人もいるので注意しよう。
オレにはニコニコに出る資格がない・・・
金銭は受ける。だが取引には応じない。
関連項目は正しいのだ。
- 新機動戦記ガンダムW
- シェンロンガンダム
- アルトロンガンダム
- ガンダムエピオン(続編小説にて新たに生産された機体に搭乗)
- ごひ
- ズール皇帝こそが正義だ!
- ナタクのファクター
- ヒイロ・ユイ
- デュオ・マックスウェル
- トロワ・バートン
- カトル・ラバーバ・ウィナー
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