強震モニタとは、防災科学技術研究所(NIED)が行っているもので、現在の日本の揺れの状況を見るモニタである。
NIEDの公式サイトのほか、有志が開発しているサイトやChrome(拡張機能)、Android、iOSアプリで見ることができる。
概要
強震モニタは、緊急地震速報と同等に迅速な情報が得ることができるが、「リアルタイム震度」はリアルタイムの揺れの大きさのため、揺れの継続時間などで計算される正確な震度と誤差が発生することがある。
風や生活振動なども観測してしまうため北海道や都市圏などでは常時緑色になっている場合が多い。(通常は青色)
震度や加速度などの数値が大きくなると、青色から緑→黄→橙→赤と色が変わっていくため、それぞれの地点の揺れの大きさや広がり方を見ることができる。
直下型など緊急地震速報が遅れて発表される場合など、緊急地震速報より早く確認することができることがある。
「強震モニタ」では地表・地中の「最大加速度(gal)」と「リアルタイム震度(計測震度)」を見ることができ、
「新強震モニタ」では地表・地中の「最大加速度」「リアルタイム震度」「最大速度(cm/s)」「最大変位(cm)」「0.125Hz/0.25Hz/0.5Hz/1.0Hz/2.0Hz/4.0Hz 速度応答(cm/s)」に加え、緊急地震速報発生時に震度予測を強震モニタに重ねて見ることができる。
※( )内は単位
Chrome版(強震モニタ Extension)
有志が開発したGoogle Chromeの拡張機能。
細かい設定が可能。
自動表示・音・通知・地震情報表示・地震情報履歴・地震履歴自動表示・地震検知枠表示・地中・背景色、など細かい設定が可能である。
表示していない場合でも、バックグラウンドで行っており設定した数値(gal)に達すると自動表示してくれる。設定を低くし過ぎると逆に、音や通知が沢山出てきてしまうので注意が必要である。
緊急地震速報通知が追加されたため震源地が✕印で示されるようになった。
予測円での表示もバージョンアップで表示が可能になりさらに便利になった。
音声で場所や震度情報を読み上げてくれるようになった。音声ファイル使うことで警告音を発せられるようになった。
新強震モニタでは1秒毎に更新、#1,#2では2秒毎に更新される。
Twitterへの自動ツイートもしてくれる。地震通知・地震情報の投稿をしてくれる。設定もでき指定の震度でツイートをしてくれる。
強震モニタの詳細
地震関連情報ソフト
SignalNow Express(サービス終了)- SignalNow X
(SignalNow Expressの後継ソフト)
- SignalNow Professional
- P2P地震情報
- The Last 10-Second
(月額税抜300円)
- earthquake Notify(緊急地震速報)
- 緊急地震速報 by Extension
- SignalNow Mobile for Android
(Android
) (月額100円)
- 地震津波の会
(Android
/iOS
) (月額300円・年3110円)
- なまず速報β (Android
)
- ゆれくるコール
(Android
/iOS
)
- Kiwi Monitor
(Kyoshin EEW Viewerの後継ソフト)
関連項目
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