御柱祭とは、長野県諏訪地方で七年毎(数え)に行われるお祭り。
全国に多数の分社を持つ諏訪大社最大の祭事である。
概要
正式名称は「諏訪大社式年造営御柱大祭」。
諏訪大社では、七年に一度宝殿を新築し、社殿の四隅にある樅の木を立て替える。
この樅の木(御柱)を安置場所から社殿まで曳行する「山出し」と「里曳き」が行われるが、この行程が一般に御柱祭としてよく知られている。
特に、下社山出し時に行われる「木落とし」は、最大斜度35度、長さ100mの急坂を、巨大な御柱が氏子達と共に一気に駆け下りるその迫力から、御柱祭最大の見せ場として有名である。
地元の御柱祭に対する想いは強く、御柱開催年は御柱一色となる。
次の御柱祭は2022年に催行される。
日本三大奇祭
御柱祭は、日本三大奇祭の一つとして数えられている。
また、大阪だんじり祭りと並んで危険とされるお祭りであり、実際に毎回負傷者が多数発生し、死者が出る年もある。
それでも氏子達はこの祭りに参加する。己の名誉のために。熱い漢達である。
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