心の旋律とは、テレビアニメ『TARI TARI』に登場する合唱曲である。
概要
第2話では、合同発表会で宮本来夏と沖田紗羽が歌い、和奏がピアノ伴奏を担当した。そしてそのままエンディングに突入し、謎のドラムが入る。教頭は最初この曲を使うことを反対していた。
第6話では、まひるが高校時代に合唱部で録音したテープを部室にいた和奏が流し、それにあわせて和奏が歌い出し、後から来た4人が一緒に歌う。和奏がソプラノ、来夏と紗羽がアルト、大智とウィーンがテノールを担当。
メロディーの一部は、まひるとコンドルクインズが作った「Amigo! Amigo!」や、まひると和奏が作った「radiant melody」に使われている。
東京都合唱祭
第68回東京都合唱祭(2013年7月6・7・13・14・15日の5日間)の一日目のCブロックのトリを飾る形で白浜坂高校合唱同好会の名で総勢169人(合唱167人+指揮者+ピアニスト)の有志で実際に「旅立ちの歌 短縮版」と「心の旋律」を歌うというイベントが行われた。
歌われたのは男女比の関係で放送時の混声3部(soprano+alto+male)ではなく男声アルトの助けを借りた混声4部(soprano+alto+tenor+base)での合唱であった。『TARI TARI』スタッフからは橋本昌和(監督)、堀川憲司(プロデューサー)、吉江輝成(音楽A&R)が歌い手として参加した。
実は170人弱の部員の中で合唱未経験者が半数近くいたのだが、それにもかかわらずトリを飾る形になったのは人数の異様な多さ(Cブロックの他の団体は15~45名)からやむを得ずであったと思われるが、結果的には大成功で大きな拍手を受け、合唱を終えることができた。
もちろんヲタク的な団体ではあったのだが、それでさえも「合唱未経験者がこんなにも(合唱の)仲間に加わってくれた」と概ね好評だったようである。
白浜坂高校合唱同好会の試みは本当に大成功だったのである。それは合唱終了後、1ダースほど用意(他の合唱の楽譜と比べて決して少なくはない数、7/10発売の商品をこのイベントのために早売り)してあった楽譜(こちら混声3部の構成)が瞬く間に完売した事実からもその成功ぶりがうかがい知ることができる。これだけ売れたのだから実際に他の合唱団によって歌われる日が来るのも近いのかもしれない。
収録CD
TARI TARI ミュージックアルバム 〜歌ったり、奏でたり〜
No | タイトル | 歌 | 使用話数 |
---|---|---|---|
2-11 | 心の旋律(インスト Ver.) | PV第1弾 | |
2-12 | 心の旋律(#2ED Ver.) | 宮本来夏(瀬戸麻沙美)、沖田紗羽(早見沙織) | #2ED |
2-13 | 心の旋律(#6ED Ver.) | 白浜坂高校合唱部 | #6ED |
2-14 | 心の旋律(合唱版) | 幕張総合高校合唱団 | #2挿入歌 |
2-15 | 心の旋律 | 白浜坂高校合唱部 | #13挿入歌 |
TARI TARI 設定資料集+楽譜集(CD付)セット
No | タイトル | 歌 |
---|---|---|
3 | 心の旋律(合唱版) | 幕張総合高校合唱団 |
5 | 心の旋律(ボーナストラック) | 白浜坂高校合唱部と坂井まひる(大原さやか) |
関連動画
関連項目
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