必殺！（ゲーム）とは、バンダイビジュアルからセガサターン用に発売されたアクションゲームである。発売日は1996年6月28日。
概要
映画『必殺！ 主水死す』の公開と同時期に発売された、いわゆるタイアップゲーム。
登場する仕事人は、映画に登場する主水、飾り職人の秀、三味線屋の勇次に加えて、西順之助と仕置人の念仏の鉄。なぜか順之助は幽霊として登場している（『必殺仕事人V旋風編』では一応行方不明扱いなのだが…）。
キャラクターは仕事人が多いが、本作のオープニングナレーションは何と名優・芥川隆行による『必殺仕置人』『新必殺仕置人』のオープニングナレーションである。
曲は良かったが（SEは原作で使われたものを再現）、中身はと言われるとちょっと…。
仕事人の技は、主水こそ刀から衝撃波を飛ばすに留まっているが、勇次の糸は敵の体を貫き、秀の簪は投げても投げても尽きず、鉄は波動拳のようなものを放つ…とやりたい放題（主水もどうかとは思うが…）だし、人間だけじゃなく、蛇やカラスまでやっつけまくるし。
要するに、本作の世界観は『必殺仕事人』でも『必殺仕置人』でもない独自の世界観と言った方がいいだろう。
ちなみに、ストーリーは全5話からなっており、サブタイトルは第1話が『必殺仕置人』風、第2話が『新必殺仕事人』風、第3話が『必殺仕事人Ⅲ』風、第4話が『必殺仕事人』風、そして第5話が『新必殺仕置人』風となっている。
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