概要
2006年1月1日に志布志町、有明町、松山町が合併して成立した。市の南側には志布志湾があり、設置されている志布志港からはフェリー(フェリーさんふらわあ)・RO-RO船(マルエーフェリー)が運航され、交通の要衝として知られている(鹿児島市へは本州側から船で向かうと大隅半島を回り込む必要があり時間がかかるため)。
中心駅としてJR日南線の志布志駅がある。ただし、日南線は宮崎県に向かう路線であるため、移動の実態にあっておらず本数は少ない。かつては志布志駅には都城に向かう志布志線と国分に向かう大隅線が接続していたが、1987年に廃止され、鉄道での移動は不便な状況である。
このため、鹿児島市へは垂水に向かうバスに乗って垂水フェリーに乗り換えるか、都城に向かうバスに乗ってJR日豊本線に乗り換えるのが一般的である(他にも鹿児島空港行きのバスに乗って、国分駅で乗り換えるルートもある)。かつては鹿児島中央駅と志布志を結ぶバスが存在したが、2022年現在はフェリーさんふらわあに接続する「さんふらわあライナー」を除いて存在しない(志布志港発着なので志布志市民の利用には不向きである)。
市役所本庁は志布志市志布志町志布志にある志布志支所に置かれている。2020年までは志布志市有明町野井倉にある有明支所に本庁が置かれていた。これは当初大崎町を含めて合併する予定であり、志布志町、大崎町からアクセスしやすいようにと決まったのだが、大崎町が合併協議から離脱し最終的に3町での合併となったため、結果的に本庁が不便な場所に置かれることになった。
将来的に志布志町に近い場所に新庁舎を建設する構想があったものの、財政状況の問題で進まず、最終的に2018年の市長選挙で志布志支所への市役所移転を公約に掲げた候補が当選したことで、志布志支所へ移転することになった。
他、志布志市松山町新橋に松山支所がある。
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