怒首領蜂大復活ブラックレーベルとは、人間やめましたSTGの最新作である。
概要
前作「怒首領蜂大復活」のマイナーチェンジバージョンである。
前作のシステムは←の該当大百科記事を参照の程。
前作は「パワーアップ」・「アイテムありきのスコアアタック」という要素を“無駄”とし、
というシンプルな出来となったことから、CAVE製STGの中では敷居が低い、初心者歓迎作品としての評価が高い。
と同時に、上級者様は「マゾプレイを敢えて行うこと」を条件に、裏二週目と]-[|/34<#!様が精一杯のサービスを提供してくれるという、「やっぱり相変わらず」な部分も兼ね備えた逸品STGであった。
が、「このSTGを作ったのは誰だぁ!」と分かりきったことを抜かすベテラン勢や、
プレイ当初は初心者~中級者だったプレーヤーが今やもう「飽きた」と愚痴れるレベルの上級者にまで成長されたことを受け、
楽死い要素をプレゼント!!
という大盤振る舞いの下、開発が進められたのが本作、「怒首領蜂大復活ブラックレーベル」なのです。
トッププレイヤーに「自機が強すぎてノーミスノーボム楽勝すぎ(笑)www」なんて言われてしまって、
プログラマーとしては黙っていられなかったのだろう…
そうだ、YGW呼んでランクゲーにしよう(笑)
IKDはYGWと手を組み、かつてなく楽死い要素を用意した。
その出来栄えは、
「普通にプレイすれば従来と同じ」
「下記追加システムを活用しだすと刺激増量」
というもの。
要するに、“上級者が満足するための「大盛り・激辛」を注文できるシステム”と考えれば概ね正しい。
上記にもあった、初心者歓迎のスタイルを崩していないのは流石……だと思う。
(勿論、初心者の方はいきなり“大盛り”を注文して食べきれなかったとかいう間抜けたことの無いよう、
ちゃんと下記システムを確認して望むのが紳士の嗜みである。自己責任、自己責任)
絶賛稼働中!
2010年11月26日、CAVE開発日誌にて怒首領蜂大復活1.5の移植に続いて移植されることが発表された。
2011年2月3日発売予定。パッケージ版は4800円(税別)、1.5DLC版は1200MSPで配信される予定。
なお、パッケージ版にはDLC版にはないアレンジモードが搭載される模様。ケツイ大復活のようだが…?
非道い新システム-改
烈怒(レッド)システム
本作最大の重要事項。
1Pプレイ時に右上に(2Pプレイ時に左上、二人プレイ時に真ん中)に専用ゲージ(通称:烈怒ゲージ)が登場。
本作はC+A(ショット連+通常ショット)で本体がレーザー、オプションがショットを発射(いわゆる「同時攻撃」)が可能になった。
レーザーとショットの両方を敵に当てる事により、火力を上昇させる事が可能。
烈怒システム解説
同時攻撃中はレーザー時よりも移動速度が低下する。
烈怒ゲージは同時攻撃時に敵を倒すと増加していき、烈怒ゲージが一定以上増加すると、敵の発射してくる弾数が増加する。この烈怒ゲージの量が多ければ多いほど攻撃は激化するシステムとハイパーレベル制により、本作はYGWゲーらしいランクゲーへと改竄された進化した。
烈怒ゲージは3分の2(ストスタのみ4分の3)程で線が引かれており、そこを越えるとゲージが赤くなる。
赤くなってくるとゲージ左側に「烈怒」という文字が現れる状態(通称:赤走行)となる。
この赤走行時は、
- 未発射時
- レーザーのみ発射時(緩やかに減少)
- ショットのみ発射時(緩やかに減少、ただしレーザー時より減り方は急となる)
- ハイパー終了時(途中/時間切れ不問。全体の50%分減少)
- ボム発動時(オートの有りなしに関わらず発動中は烈怒ゲージMAX、終了直後にゲージが0になる)
- 自機撃墜(ミス)時(烈怒ゲージは0になる)
赤走行状態と通常状態を上手く使い分けることがこのゲームを攻略するポイント。
蜂アイテム
蜂アイテムの配置は従来の大復活と同じである。
ただ、従来の大復活では出現すると「緑→白→金→白→緑…」と変化していたが、
今回は「金→白→緑→白→金…」に変更されている。
また今回の蜂アイテム(金)を取得すると、
という効果がついた。
つまり、赤走行中では「虫姫さまふたり」のウルトラ(黒では極弩)5面のような状況になる。
また、蜂アイテム(緑)のハイパーゲージ回復量が烈怒ゲージが赤走行中か否かで違っており、
赤走行中の方がより多く回復するようになっている。
中型機の弾消し
ちょっと硬い敵(クロゥバーやハイロゥなど)を同時攻撃中or赤走行中時に撃破すると、
その敵の出した弾が消えて空中得点アイテム(小)に変化し、自動回収される。
(簡単にいうと「常にエスプガルーダシリーズで覚聖中に敵を撃破した時の状態」になっている)
このシステムによって攻撃範囲の狭いType.Aでも辛くなくなったが、大型機の弾消しも同様のシステムになったため、ドガク、ジェネレーター等でもソガクやフラフィの出した弾が消えないので注意。
主に後者は「弾が消えるから」と、いつもの調子で1upを取りにいこうとしてボフる可能性が見える。
上記の項にも関係するが、ザコ敵(フラフィやギガク、ソガクなど)の弾はハイパーの弾消し、ボム、無敵時間の体当たり、蜂アイテム(金)取得効果以外では決して消えないので注意。
オートボムON/OFF
本作ではボム、パワ、スト全てのスタイルでオートボムのON/OFFが選択できる。
- オートボムON:無印1.5と同様に被弾時に自動でボム(小)を発動する。
- 1.5とほぼ同じ感覚でプレイできるが、オートボム時の効果時間が短くなっているので注意。
- オートボムOFF:被弾時にも自動でボムを使用せず、1ミスとなる。そのかわり、ハイパーがボムストック1消費で使用できるようになった。(画面左下のボムストックゲージがH→B→Hの順に変化する)。更にハイパーゲージが満タンまで溜まるとボムストック1個分に変換され、ボムの最大ストック分+1本分までハイパーをゲージを溜めれるようになった。
ボム上限更新方法の変化
従来の大復活では死ぬ度にボムストックの最大値が1つずつ増えたが、
今作ではボムアイテムを「MAXIMUM状態」(=ボムストックがMAX時)に取得時のみ増加する。
よって、ボムストックの最大値を増加させるには、
という必要がある。
また、MAXIMUM状態でボムアイテムを取得すると、上記の通り最大ボムストックが増加するのに加え、「MAXIMUM x 2」のように表示され、MAXIMUMボーナス(ボムストックMAXの間、自動的にスコアに加算されるボーナス点)に倍率がかかるようになっている。
この状態でさらにボムを取得すると、x3、x4…と倍率が増加していく。
ハイパーシステムの変化
- 烈怒ゲージが赤の時に発動すると、ハイパーの減少速度が上がる。この変更により、無敵時間はほぼ皆無となり、無印の感覚でボスにハイパーオーラしようとすると容赦なくボフる。
よって、事実上のっかりハイパーでのリチャ&ごり押しは出来なくなった。 - 今回はボムを撃っても即座にハイパー終了にはならなくなった。が、デススマイルズのハイパー中のボムのように自機周囲のハイパータイムが高速で減っていく。強化?ともいえなくないが…。
また、ハイパー発動中にもう一度ハイパーボタンを押すと、即座に発動しているハイパーが解除され、画面全体の弾が消えるようになった。 - ハイパーの溜まり方が赤走行時に増加率が上昇するようになった。
- 「ハイパーショット時の弾消し時のhit数増加」「パワスタ+ブースト+ハイパーショットで弾消し時のハイパーゲージ増加」が無くなった。これにより、パワスタでの「ブースト+ハイパーで玉消しをしつつ連発」という芸当ができなくなった。
機体性能の変化
ボムスタとパワスタには、白復活で存在した「ハイパーショットでの弾消しによる撃ち返し」「ジクウコウの出現が存在しない」ので安心して弾消しができる。
しかし、ストスタのみ最初から撃ち返しとジクウコウが出現し、ハイパーランクが高レベルになると白復活のパワスタのようなジクウコウ地獄(通称デンジャー地獄)になる。
- ボムスタ…特に変化なし。ただし、烈怒システムの影響により相対的に火力ダウン。
- パワスタ…特に変化なし。
- ストスタ…機体性能は変化なしだが、スタイル選択画面でしばらく待機すると虫姫さまシリーズのウルトラや極弩のように警告文が出現。
「このスタイルでは敵の弾幕が激しくなりますがよろしいですか? 上級者向けのスタイルです」
その中身は無印1.5の表2周目(ただし裏入り条件を満たすと裏2週目相当の難易度になる)と同じであるため、表2周目の知識が多少あれば中型機の弾消しも入るため意外にサクサク進めたりする。
だがネクスィ、お前だけは死ね。マジで。
なお、白復活でのハイパーレベル5のハイパーショットは弾が消えにくい仕様もきっちり残っている模様。
さすがランクゲー(笑)。
また、ハイパー時には、
などの処理落ちに基板が対応しきれずに「しょっちゅう」自機やスコア画面の表示が消えることがある。参考動画はこちら。
裏ステージ
ちなみに裏ステージ解除条件に変更はないため、中ボス戦でミスをすると強制的に次のステージから表に。
Exボス
- 獄滅極戮至高兵器ゴールデンディザスターver.BLACK LABEL (BGM:Desperado)
現段階での出現条件は
「エレメントドーターを烈怒ゲージMAXで2人以上撃破」
とされている。
つい先日廃人トッププレイヤーによりノーミス撃破パターンが構築された
また、ゴールデンディザスターの出現条件を満たしているかどうかはシューティ撃破後に母艦へ回収される時の音楽で判別可能
・Desperado(Exボス曲)→何も知らぬままな…→エンディング(BGMはDesperadoのまま)
・Resurrection(エンディング曲)→果たしてここまで来たか…→ゴールデンディザスター戦 - ]-[|/34<#! ver.BLACK LABEL (BGM:Mercilessness)
稼働してから3日で]-[|/34<#!の出現が確認された。今のところ出現条件は
「全エレメントドーターを烈怒ゲージMAXで撃破している」
「シューティ撃破まで合計1ミス2ボム以内で済んでいる」
の両方を満たすことだとされている。
エレメントドーターの烈怒レベルMAX撃破したかどうかは撃破時に放出する空中アイテムで確認可能。
空中アイテム(大)ならば烈怒レベルMAX撃破していたことになる。
ランクゲーに伴い超絶弾幕となっているこのボスも既に一部の廃人トッププレイヤーによりノーコンティニュークリアされている。 - _@-zv_@ (BGM:Zatsuza)
本作の真ボス。
2010年の『ケイブ祭り冬』で販売されたオフィシャルDVDで存在が公式にされた。
「]-[|/34<#!の出現条件を満たしている(1ミス2ボム以内で全エレメントドーターを烈怒ゲージMAX撃破)」
「ゴールデンディザスターを撃破時にノーミスであること」 - 「ストロングスタイル限定」
上記を満たしていると、ゴールデンディザスター撃破後に]-[|/34<#!に変わって登場する。
実際に出現させるためにはノーミスかつ2ボム以内でドーター烈怒MAX撃破&ディザスター撃破しなければならない。
実質解禁日のケイブ祭り冬 当日(12/26)に既に出現&撃破者が現れている。ブラッディージルバェ…
その他変更点
- 背景がデススマイルズMBLのレベル999のように赤黒くなった
- 5面のティガリリ・シード&アイビー地帯(通称ビット地帯)のビットの配置数が中ボス終了後の広場突入時までの全ステージのMAXコンボ数によって変化するように。詳しい数値は不明(情報求む)
レーザー相殺しつつザコをショットで倒していかないといけないので必然的に烈怒ゲージが高い状態になりやすい
- コンボの稼ぎにくいボムスタだと配置数が1.5の1/2のスッカスカ状態になりやすい。が、烈怒システムと相まって興冷め…ともならない状況にできるのがCAVE。
烈怒ゲージMAXだとそこらのSTGに負けない弾幕ができあがる。 - あまり稼がないパワスタだと配置数が無印1.5と同じ状態になりやすい。ただしティガリリの動きが無印1.5より体感的に速いので注意。ここまではまだいいんだここまでは…
- ストスタ(表)も普通にプレイする分には基本的に配置数は無印1.5と変わらないはず。しかし2周目仕様なので死ぬがよい。
- 稼ぐボムスタ、パワスタや必然的にコンボがうなぎのぼりになるストスタ(裏)は配置数1.5倍の通称「最終鬼畜ビット・ティガリリ」になりやすい。
ストスタの場合は2周目仕様になってまさしくわけのわからないものとなっているのは関連動画をみていただければわかるだろう…どうしてこうなった…
なおロケテ時は配置数が2倍(隙間に配置)だったのでビットが収束すると物理的にありえない弾幕がすっ飛んできていた。
さすがにこれはやりすぎと判断されてか現在の1.5倍に変更された模様。「てぃが☆りり」華麗に大復活!
- コンボの稼ぎにくいボムスタだと配置数が1.5の1/2のスッカスカ状態になりやすい。が、烈怒システムと相まって興冷め…ともならない状況にできるのがCAVE。
- Hit数が切れにくくなった。白復活ではハイパーゲージMAXでコンボゲージが切れる、またはハイパーゲージが切れると即座にコンボが切れるシステムだったが、前者はハイパーゲージが減少しつつHit数が減るだけに、後者は高速でHit数が減るように修正された。また、ボム使用時は「ボム終了直後にHit数が切れる」ように。
また、ハイパー中のショットによる弾消しではHit数は伸びなくなったが中型機の弾消しなどで変換された空中得点アイテムの数(=消した弾数)分が撃破時にHit数にプラスされるように。このプラス値はHit数の右下にでるの緑色の数字ど同じ。
これによりスコアの伸び方も尋常じゃなくなり、既にスコア1兆越えがされている。 - 1upアイテム
今作では、3面のジェネレーター(1upアイテムを出す敵)を倒しても画面全体の弾消しがないが、1upアイテムの方に蜂アイテム(金)取得時と同様、画面全体の弾消し&Hit加算する効果がついた。
なお、1upアイテムの出現条件は
- ボムアイテム取得時にも蜂アイテム(金)同様の弾消し効果あり。
- エクステンドは1st…50億点、2nd…500億点に変更。
- 2周目が存在しない。
- 楽曲がブラックレーベル用に
メタルアレンジ一新されている。
関連動画はロケテストの時のもあるが、ロケテのポップに「撮影や録画はお控えください」と書いてあったのにもかかわらずなんで…というのは禁則事項です。
関連動画
関連項目
外部リンク
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