急急救命吸引具とは、キルラキルに登場する武器である。通称「QQQQ」「4Q」など。
概要
犬牟田宝火と伊織糸郎の両名によって開発された、対人型カバーズ用決戦兵器。19話にて初登場。
吸引口をカバーズに当てトリガーを引くことにより、中の人間を吸い出すと共に対象を撃破する、攻守兼ね備えた必殺武器である。その形状と動作シークエンスから、平和を守るサラリーマンのロボットや交渉人のメガデウスが用いる武装に例えられることも。
これによって囚われの身となった人間の救出&生命戦維の回収が可能となり、人類反撃の突破口として大きな期待が寄せられることとなった。
が、その直後にカバーズの音響攻撃を受けた流子が一ヶ月の眠りから目を覚ます。そして、八つ当たり気味に放ったハサミの一振りにより数十体ものカバーズらは全滅、同時に多くの人間を救出してしまう。
無論それ自体は悪いことではないのだが、おかげで初使用した蟇郡と視聴者から「これ別に要らなくね?」といった視線を向けられる羽目になってしまった。
これにより、吸引具はもはや無用の長物だとTVの前の誰もが思っていたのだが……
吸引具再び
21話にてまさかの再登場。蟇郡が使用し、純潔を着せられた流子の動きを封じることに成功する。思わぬ登場と相成ったが、この時に吸引具は破壊されてしまった。
今度こそお役御免……かと思いきや、続く22話にて既に大量生産されていたことが判明。これを用いた四天王とNBの手によって数多のカバーズが解体され、本能字学園の部員らと多数の生命戦維を回収することに成功する。この際、蟇郡は9つの吸引具を一度に装着しデストロイドモンスターにしか見えない九連式急急救命吸引具という合わせ技をやってのけた。
こうして人類側は反撃のための戦力を十分に手に入れ、急急救命吸引具は新兵器としての本懐を遂げたのであった。
更に23話において、再び喧嘩部特化型二つ星極制服に袖を通したマコが使用。999連式急急救命吸引具という超大技を披露し、戦闘特化カバーズを一撃で葬り去った。
テーラーズ・グローブや道頓堀ロボDTRなど、役に立たない訳ではないがイマイチ活躍の場に恵まれなかったNB製の武器の中では、裸の太陽丸と並び大いに存在感と有用性を示すことができたと言えるだろう。
関連動画
関連項目
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