急所とは、弱点となる所の事である。
人体の急所
人体の弱点となる所はいくつかの部位がある。打撃があると他の部位と比べてダメージを負いやすいため、格闘技では攻撃対象となる。
人体の主な急所
- 脳・頭部
- 衝撃を受けると脳震盪を起こすなどダメージが大きい。頭蓋骨で守られているが打ち所が悪いと死亡する場合もある。また、後遺症が残る場合もある。
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顔面
- 神経が多く痛みを感じやすい。顎や目や鼻など打撃に弱い器官も多く急所であると言える。
- 首
- 締められれば窒息し、脊髄が通るなど非常に重要な部位。この部位が攻撃されると直接生死にかかわることになる為大変危険である。首の骨を骨折することは大変な重症となる。この生死に直接かかわる性質から首対しての攻撃は殺傷能力が高いものもある。
- 手首
- 失血の恐れがある急所。通常の打撃ではそれほどのダメージを受けないが、切った場合に比較的浅い部位に動脈があるため大量の出血をする恐れがある急所である。自傷行為「リストカット」や自殺行為で手首を切るのもこのためである。単に捕まれると身動きが取りにくいという点もある。
- 心臓
- 血液を全身に送る重要な器官であるため、攻撃を受けるとかなりのダメージである。胸骨に守られているものの強いショックを受けると機能に異常が出る危険がある。ドッジボールの試合などでボールを胸に受け止める場合があるが、この観点から危険であるとする指摘もある。
- 肋骨
- 骨折すると肺に刺さる可能性があり非常に危険である。
- 肝臓・腎臓
- 打撃を受けると激痛となる。強力な打撃だと内臓破裂に至る。
- みぞおち
- まさに代表的な急所と言える。打撃を受けると呼吸困難に陥るため非常に苦しい。パンチなどにより攻撃されることが多く、格闘技でも用いられる。
- 膀胱
- 股間・生殖器(金的)
- 向こうずね
- ふくらはぎ・アキレス腱
- スポーツにおいて必須となる器官である。それゆえ急所でもある。致命的な弱点の事を比喩表現で「アキレス腱」というのも急所であることが由来である。
- 足の小指
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関連項目
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