────怪獣大国 日本、その発生率は世界でも指折りである────
怪獣8号とは、『災害』の代わりに『怪獣』が発生する世界の日本を舞台にした『変身ヒーロー・アクション』漫画である。
著者は松本直也。
同氏はかつて少年ジャンプで「ねこわっぱ!」、少年ジャンプ+で「ポチクロ」を連載していた。
[概要]
2020年7月3日より少年ジャンプ+にて連載が開始された。毎週金曜日に更新される。
舞台は現代の日本・神奈川。
『怪獣』が災害として頻発する世界、特に発生率が高く『怪獣大国』と呼ばれる日本で、怪獣を倒し被害を抑える『防衛隊』の活躍・・・そして、討伐された怪獣の掃除・撤去処理を担う会社でくすぶる主人公・日比野カフカがもう一度、夢を目指す物語である────
「ジャンプ+史上最速3千万回閲覧数突破」と話題になり、ジャンプ王道を期待される『新・怪獣譚』
[登場人物]
- 日比野カフカ
32歳。誕生日:8月5日。「怪獣専門清掃業者(株)モンスタースイーパー」に所属するベテラン清掃員。
子供の頃、住む街を怪獣に壊されたことをきっかけに防衛隊員を目指していたが度重なる不合格の末に挫折。「清掃員も立派な仕事」と自分に言い聞かせ、清掃員としてくすぶっていた。が、ある後輩の言葉を受け今一度『夢』を目指す決意をするが・・・?
短いボサ頭に三白眼、身長は181㎝と比較的恵まれた体格に「防衛隊員にあるまじきぽっこりおなか」を持つ。長い間怪獣の解体に従事してた事もあり怪獣の構造・弱点をよく知っている。
_ - 亜白ミナ
27歳。誕生日:6月17日。『日本防衛隊・第3部隊』隊長。
身長169㎝。容姿よし、黒い髪をポニーテールにまとめた女性。スルメが好き。
カフカとは幼馴染。共に街を怪獣に襲われ、共に防衛隊員に成る事を約束しあった仲である。
『未来の師団長候補』と呼ばれるほど優秀で強い。銃器・大型砲との相性がよく巨大な怪獣だろうとハチの巣にする物語内最強の存在。
_ - 市川レノ
18歳。誕生日:4月12日。カフカの清掃業者にバイトしに来た、防衛隊を目指す白髪の青年。
当初、防衛隊を諦めたカフカに冷めた態度をとるが、その後の事件を経て尊敬に近い思いを抱くようになる。カフカの秘密を知る者のひとりで、色々フォローしながら共に防衛隊を目指す。
カフカのことは『先輩』と呼ぶ。
_ - 四ノ宮キコル
誕生日:9月7日。金髪をツインテールに結んだ可憐な少女。その実態は、16歳で『カリフォルニア討伐大学』を飛び級で最年少主席卒業する程の実力で『史上最高の逸材』『未来の防衛隊の要』とまで言われる。自前の強化スーツを持ってたり、討伐慣れもしており新人ながら小隊長クラスの強さを発揮する。
カフカの秘密を知っている者のひとり。
防衛隊長官・四ノ宮功の娘であり、厳格かつ完璧主義者である父の期待を一身に背負って育った。
_ - 保科宗四郎
- 誕生日:11月21日。防衛隊・第3部隊副隊長。糸目で関西弁を話す男性。関西人なのか『笑い』を重視する傾向がある。
腰に帯びた二本のブレードが主力武器、室町時代から続く『怪獣討伐の家系』であり数々の剣技駆使して戦う。中型・小型相手の近接戦闘なら「ミナ隊長より分がある」と言わしめる確かな実力の持ち主。
お笑い好きで人当たりも軽いが、観察眼は鋭く、かつ隊員思いで面倒見がいい。 - _
[用語集]
- 怪獣
どこからともなく『発生』する人類の脅威。小さなものから超大型まで様々な姿と特徴を持つ。
毎年一定の怪獣が発生、討伐を繰り返す純粋な『災害』であり、とりわけ『日本』では他国に比べ発生率が高く、歴史も古い。基本『核』と呼ばれる器官が存在し、そこを破壊されると死亡する。 - 日本防衛隊
発生した怪獣を討伐・殲滅する実戦部隊、『討伐庁』直下の国家機関である。
亜白ミナ率いる第3部隊は立川基地を中心に西東京をカバーする。
討伐大学や専門学校、民間からも広く隊員を募集、少子化のあおりを受け募集年齢を33歳未満に引き上げたばかりである。 - 防衛隊強化スーツ
防衛隊員が全員着用する特殊なスーツ。討伐した怪獣の繊維・器官が使われていて、体にぴったりとフィットし同化する。その同化を『解放戦力』と呼び『%(パーセンテージ)』が高いほどパワーやスピードが人間の比では無いほどに高くなっていく。
40%ほどで小隊長クラス、隊長・副隊長は解放戦力90%を超える事ができる。
身体強化だけでなく装着者のバイタル確認、また怪獣の特性を取り入れた『シールド機能』や『応急止血』の機能も持っている高性能スーツである。 - 本獣と余獣
『本獣』と呼ぶ主力の怪獣と、それに付属して発生する小規模怪獣を『余獣』と分別する。
余獣は本獣の跡を付いてきたり、本獣が産んだりと形態は様々。本獣が討伐された後、数時間~数日後であっても発生する事があり、防衛隊にとって討伐後の巡回は欠かせない仕事の一つでもある。 - フォルティチュード
発生した怪獣の強さを表す単位。測定方法の詳細は不明。
フォルティチュード8あれば『大怪獣』として扱われる。 - コードネーム付きの怪獣
『日本防衛隊』が発足して以降で、特別強大であったり討伐難航をした怪獣に付ける『号』。
討伐庁が命名し、1号から7号まではすでに討伐されている。
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. - 怪獣8号
鬼の様な角のある白い髑髏の顔をした『人間型』の怪獣。
桁違いの破壊力。部位再生能力も持ち合わせる『大怪獣』
横浜の病院に突如現れ、逃亡。防衛隊初の未討伐怪獣としてコードネーム『8号』と呼ばれている。
幸いこの『8号』による人的被害は報告されていない…
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