この記事ではアライさんマンションに登場する怪異とそれに纏わる事柄について扱う。作品自体に関する基本的な概要については「アライさんマンション」の記事を参照。
ネタバレや作中で描かれていない内容を多く含んでおり、現時点で受け取れる一面に過ぎない点に注意。
マンション
アライさんの住んでいるマンション。家賃が安いので社会での扱いが悪いフレンズ達がよく住んでいる。
エレベーターに階数を入力すると何かしらの階に到着する。4桁以下の大抵の階は人が生活していた様子の模した様な部屋があるが、全ての階が生活に適している訳ではない。また、特徴的な施設となっていたり怪異を持つ階も含まれる。桁数が4桁以上となると廊下や壁だけの階に繋がる事が多い。操作パネルにはボタンに加えダイヤルとレバーが付いているが、正確な機能は不明。
エレベーター内は一応安全な聖域である様子だが本当にエレベーターなのかも怪しく、時間の流れがずれている。
何かを繰り返す階 : Г-1-13-А
マンションの廊下の様に見える階。部屋からは家族の団欒らしき会話が漏れ聞こえるが、複数の部屋で"それ"が繰り返されている。部屋によっては繰り返す内容が壊れてきており、荒れ果てテープで封鎖された部屋も。
廊下には黒い靄のような不定形のなにか(以下、まって君)が徘徊しており部屋のドアに縋り付いているが、エレベーターが開いているのに気が付くとそちらへ迫って来る。
元は全ての部屋で繰り返されてる同一の何かに綻びが生じていってるらしい。中に人が居るのかも定かではなく、まって君も単独の怪異と言うよりループの綻びの一部か。
あけて君
誰かに化けて部屋を訪問するなにか(以下、あけて君)。言葉巧みにドアを開けさせようとする。対象の知っている事などをトレスできるが分からない筈の事や本人なら言わない事まで話してしまう。見破られると「あけて」と繰り返すだけになる。
部屋に入れてしまうとどうなるのかは不明。
階段
GO DOWN ONE FLOOR AT ONE TIME |
一直線に伸びている階段。下方に見える階は黒い人影の彷徨う赤い異界があるように見えるが、一階分だけ降りようとしている分には異界の階には辿り着かずに通常の階へ到達する。
傍から見ればループしているようだが当人には一階だけ降りていると認識され、実際に目的の階に着く。もし降り続けた場合は異界に取り込まれてしまう。
一人ぼっち食堂 : B-5-B-A↑↓
↑DINER
KEEP ALONE |
食堂の様に見える階。一人で利用する分には本人には普通の食堂に見えているが、視界の外となる範囲は赤く腐敗し謎の人影の現れる異界と化している。複数人で訪れた場合は全員の死角が異界と化し、致命的な事態を招く。一人で見る分には主観上は正常に思われるようだが、視角外の定義や口に入れた料理を無事に食べられるのかは不明。
おじぞうさま : ЖЕ7-Г↖→
掌の上で大量のお地蔵様に見守られる階。安全地帯のようだが何らかの意思のある可能性も?
怪異は一切無い階
怪異も何も無いどん詰まりの狭い空間。怪異によって命が脅かされる事は無い。エレベーターのボタンも無い。奥には餓死者らしき遺体が壁にもたれ掛かっている。エレベーターからドアをあけて貰えれば助かっていたと思われる。
探索ガチ勢であったなら探索中には扉を固定していたのだろうが・・・
Погреб-02 : И16-10Г↗↘
↑HELL
DANGER! Don't Trust. |
浸水した貯蔵庫か駐車場の様な階。これ見よがしにボートが接岸されており、水中には"触手をもつ水棲生物"が潜んでいる。床には"攻略ガチ勢のおっさん"によって警告文が書き残されていたが、"触手をもつ水棲生物"によって削られ「Trust.」に書き換えられてしまっている。言語を理解し攻略勢の警告文を逆手に取るなど狡猾さが伺えるが、エレベーター内にも警告が記されている事は知らない模様。捕食目的で襲っている生物なのか、異質な起源を持つのか、他の狙いがある存在なのか不明。
複製階 : A-Г-14-Ж-1-Ж-8-8-E↓↑
階数が9桁にも及びながら繋がる特異な階で、謎の装置が設置されている。
装置にはマンションのエレベーターの物を模したと思われる操作パネルが据え付けられており、部屋の中には100枚程の扉が並んでいる。ただし扉は一つを残し溶接され封印。
装置の用途は不明だが判明した操作方法が一つだけ記されており、それは装置に入れた対象が複製され扉から出て来ると言う物。死体からであっても健康体で出力されるが前後の記憶に欠落が生じる模様。複製を繰り返しても特に劣化すると言ったデメリットも無く、怪我などのない状態で完全な複製が行われる。複製元もそのまま残る。
一度に百体もの複製が行われてしまう言う危険性から封印が行われ、現在は一度に一体の複製しか出てこない。ただし複製自体は行われているので扉の向こうで行き場を失い圧死している。それで良いと思う者だけが使っているのだろう。
怪異とは別の宇宙人的な存在が作ったようだが善意が斜め上だ。
8月32日
シアター
DON'T WATCH ALONE! |
映画館の様に見える階。上映する映画は鑑賞者の好みが反映されてる。複数人で鑑賞している場合は好みの混ざった程良い面白さに感じられるが、一人もしくは一人の複製のみで鑑賞すると完全な当人の好みの映画となり魅了されてしまう。ポスターを見ただけでは引き返せる。「どんな願いも叶う階」が対策となるか?
たまに暗い/明るい廊下 : Коридор
DON'T TURN OFF! |
壁に「Коридор」と表記された廊下。照明のスイッチが入っているのに暗かったり、逆に切れているのに明るかったりする廊下。スイッチ付近には蛍光塗料で警告文とON/OFFの英語表記が書き残されている。何かが天井に張り付いて光を食べたり排出しており、邪魔をすると襲われる。
遠近感廊下 : Е-14-И-19↗↖|||
一見普通の廊下に見える階。エレベーター内から降りて進んだ相手が"見えている姿"になってしまうらしく、一度遠く離れた相手は戻って来ても遠近感で小さく見えたそのままの大きさになってしまう。観察者の視力に問題のある場合はそれだけでは済まない可能性もある。ネズミボトルなどを用いていれば一目瞭然で検知可能なタイプの怪異。
どんな願いも叶う階 : 2-Б-Д-5-Е-7-13-11-И
発光する板の様な装置のある階。願いが叶った様な光景が広がるが願いも未練も断ち切られた、と言うか失った状態となる。
「A-Г-14-Ж-1-Ж-8-8-E↓↑」の装置と同じく9桁階数であり宇宙人か何かが善意で作った物らしい。
異質カワウソ
オオカワウソズを執拗に攻撃する謎の敵。触れる物に花を咲かせる棒やエレベーターの操作パネルに似た装置など異様な装備を身に纏っている。オオカワウソから分岐した存在らしくオオカワウソズの戦法も把握されているが、当人らの記憶には無い。
明確な意志を持って攻撃を加えているようで、何故かオオカワウソズを念入りに花にしようとして来る。エレベーターまでは追って来ない。
装置の詳細は不明だが、階の移動が可能らしくエレベーターの機能を抜き出したような働きもあるようだ。奪った装備が使用可能かは不明。
夜のニュース : 2-B-5-8
仮眠室 : 19-10-И-9
多段ベッドが並んでいる部屋。寝ている大勢の中から自分を探し出し起こしてしまうと、それまでの自分が夢だった事に気付き、起こされた自分だけが蝴蝶の夢的に残る。
それまでの自分がどんな状態であろうと夢オチになる。
みんみ : 9-6-E-З↖↘
=みんみ ←What's???
みんみの成り損ない、白痴の王から"サーバルちゃん似の子"が生み出されている階。
王とマンションの怪異は別の存在なようで、"サーバルちゃん似の子"はエレベーターの中にまで入って来る。捕まって王に差し出されると仲間入りしてしまう。
エレベーターガール
エレベーターを目的の階まで操作したりエレベーターを掃除してくれるエレベーターガール。エレベーター内で変移があったようで、元々エレベーターにはエレベーターガールが乗っていたが現在はエレベーターの時間が大幅にズレていないと遭遇するする事は無い。
残された服を欲しくなった変な子が着て真似事をしている。服で何かが感染する訳では無いが、勝手にボタンを押したがるだけなので迷惑である。何者なのか、影響が残っているのかは不明。持ち物の中には鍵があり、操作パネルの錠前を解錠出来そうだ。
貴方そっくりの人形、作ります
←ESCAPE |
そっくりな人形を作って貰える階。大きく作って貰えるし、喋って動く。まともに遊べそうにない。
試行錯誤
←Dont' LOOK | ||
JUST PLAY! | ←PLAY☺ |
壁に何かが潜んでいる階。近付くと顔が現れ、気付いてしまうともう遅い。気が付かなければ無害ではあり、"攻略ガチ勢のおっさん"が警告を試みたが上手く行かず、試行錯誤の末に床に迷路を書く事で対策されている。
ロープ降下
関連リンク
関連項目
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