怪盗キッドとは、まじっく快斗・名探偵コナンに登場する怪盗である。
概要
まじっく快斗にて初登場した怪盗で、現在の怪盗キッドは黒羽快斗。初代は快斗の父、黒羽盗一が扮していたが8年前に死亡してからは付き人だった寺井黄之助が扮するまで活動していなかった。快斗が日本の高校生である事から、現在の活動は日本に限られている。
なお、現在は怪盗キッドの協力者として老人(=寺井黄之助)や若い女が時々目撃されている。
衣装はシルクハット・マント・モノクルで統一されているが、これは元々マジックショー用に盗一が準備していたもの。怪盗淑女(ファントム・レディ)であった千影を救出・求婚した際に衣装が人目についた為、本来の用途ではなかった怪盗用衣装に変更され今に至っている。
怪盗キッドが狙う獲物は「ビッグジュエル」。目当ての宝石などでない場合は返却される他、現在はかつて怪盗淑女が盗った品の返却(千影からの半ば命令)、犬の救出(鈴木次郎吉からの依頼)なども精力的に行っている。人に傷害を加えないのがポリシーであるらしく、トランプカードを撃ち出す銃で意表を突いたり気絶させたりする程度にとどまっている。
マスコミからは「月下の奇術師」「平成のルパン」などと呼ばれており、熱烈なキッドファンも数多くいる。なお、現在の名称は小説家・工藤優作によるもので、本来は怪盗1412号。
名探偵コナンでの怪盗キッド
16巻「コナンvs怪盗キッド」で初登場、毛利蘭が街中にいた快斗を工藤新一と見間違えるシーンがある。当初はクロスオーバー・もしくはカメオ出演的な登場だったらしいが、人気が出たためその後もちょくちょく登場し「名探偵コナン」においても主要人物の一人となる。
江戸川コナンとは事件を通じて幾度も対決し、お互いにライバルであると認識している。いわば「ルパン対ホームズ」の関係である。ほとんどの対決は「お宝は守るもキッドは取り逃がす」という流れで引き分けになることが多い。またキッドはコナン=新一であることを知っており、コナンの正体が蘭にバレそうになった際に新一に変装して登場し窮地を救っている(世紀末の魔術師)。髪型をちょっと変えるだけで新一と瓜二つになるが、蘭には新一なら絶対にしないスケベな一面を出したせいで変装がバレてしまったこともある(天空の難破船)。諸事情でコナンと共闘することもあるが、自らも頭脳明晰でありながら推理全般はコナンに丸投げしている。
名探偵コナンの世界では、鈴木財閥の相談役である鈴木次郎吉のお宝を巡った対決が多く、その中で「世界最強の防犯システム」として警備に招かれた京極真とも因縁がある。
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お絵カキコ
関連項目
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