恋風(こいかぜ)とは、テニスの王子様のキャラクター大石秀一郎が歌うキャラソンである。
概要
もともとは2007年に発売されたアルバム『月の軌道』の中の一曲。大石秀一郎役の声優、近藤孝行が作詞を担当した。
爽やかなメロディーラインに青春の恋心を描いた歌詞が見事にマッチし、大石ファンはもとよりテニスの王子様のファンから絶大な支持を得ることとなる。
2008年3月26日に行われたテニスの王子様100曲マラソンではアルバム曲ながら10位に入る快挙。ライブでも歌われ大いに会場を沸かす。
その人気ぶりが影響したのか、4月30日に「恋風 〜Windy day Mix〜」というリミックス版ではあるもののシングルカットが行われた。
その後も2011年に行われたテニプリCD300タイトル記念人気投票でも学校部門1位を獲得。変わらぬ人気ぶりが判明したのと同時に、「主人公なのに学校別で1位じゃなかった…」と越前リョーマ役の皆川純子が落ち込む結果に。
テニプリフェスタ2016~合戦~ではソロ部門で1位、総合部門で2位にランクインし、通常版と特別にアレンジバージョンが披露された。
ちなみに以前
「この曲をBGMに使用するとどんな無茶苦茶な組み合わせでも自然とカップルのように見えてしまう」
という理由から、この曲をBGMに使用したMADが相当数作られたことがある。
余談
上記のテニプリフェスタ2016だが、元々大石役の近藤は出演者ではなかった。
しかしテニフェス2016の主題が「800曲以上あるテニプリソングの中から頂点を決める人気投票の結果発表」ということから、かねてよりファン人気の高かった恋風の上位ランクインは確実だろうと投票期間中から噂されていた。
更にテニフェス1日目に近藤は日本武道館から遠く離れた北海道でイベントをすることが分かっていたため、「きっとビデオメッセージが流れるのだろう」とファンの間では思われていた。
そんな中で行われた2日目の夜公演。
直前にソロ部門2位の楽曲を歌う、同じく出演予定ではなかった細谷佳正が登場したため「これはもしかするのでは」という空気に会場が包まれた。
そして1位が発表され、暗転すると同時に舞台には近藤が現れ「恋風」を歌い上げ、武道館は青のサイリウムとサプライズへの歓声で埋まったのであった。
更に総合部門では2位となり、今度は椅子に座り落ち着いたアレンジバージョンで歌い上げた。
ちなみにファン情報ではあるが、「テニフェス出演のために普段は絶対に乗らない大嫌いな飛行機で北海道から帰ってきた」らしい。
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