恐怖体感呪怨とは、2009年7月30日AQインタラクティブから発売されたWii対応ゲームソフトである。開発はフィールプラス、清水崇が監修を勤める。
概要
呪怨生誕10周年企画のひとつとして誕生したFPS形式のホラーゲーム。プレイヤーは佐伯邸に引っ越してきた一家の一人をチャプターごとに操作して、懐中電灯に見立てたWiiリモコン片手に探索を進めることになる。原作を知る人ならご存知の通り、佐伯邸に引っ越す事自体が(自主規制)なので、プレイヤーはなんとかして佐伯伽椰子・俊雄親子から逃げようともがく事になる。
通常の探索モードの他、2Pモードでは2Pは脅かし役として参加でき、1Pプレイヤーを脅かす事が出来る。また、ゲーム前に星座や性別を入力するのだが、これはビビリ度判定の為に使用され、本編でプレイヤーが登場するというわけではないので安心(?)して欲しい。
同作は一度、2009年度KOTYにエントリーされたが、他のエントリー作品の方があまりに濃く、まだ普通のクソゲーと評されたがために、運良く(?)ノミネートどころか次点にすら選ばれなかった。
ニコニコ動画では実況動画として人気があり、恐怖をどうにかする為に絶え間なく弾幕やネタ字幕が張られやすい。
登場人物
- 明穂
チャプター1とチャプター5の主人公である長女。愛犬アイビーと深夜の散歩の途中で迷い込んだ廃工場で
呪いに遭遇する。アイビーのおかげでなんとか一命を取り留め、命がけでなんとか佐伯邸に帰宅するが・・・。 - 頼人
チャプター3の主人公である長男。明穂とは兄妹である。
配達のバイトで最後に残った宅配物を届けに古びた団地を訪れたのだが・・・。 - 美津子
チャプター2の主人公にして恒夫の妻。引越しなどのごたごたで過労で倒れて入院していた。
その夜、異変を感じた彼女は病院を探索する。 - 恒夫
チャプター4の主人公で一家の大黒柱。警備員であり、本作でも仕事をしていた。
が、仕事先の異変により停電が発生し、不審者も現れる。電力回復と不審者の捜索に乗り出すが・・・。 - アイビー
一家の愛犬。本来、アイビーの散歩担当は頼人なのだが、本作では明穂が担当。
彼(?)の活躍により、明穂は命を救われた。 - 佐伯伽椰子
ご存知、呪いの元凶。各エピソードでプレイヤーに恐怖を与える。 - 佐伯俊雄
伽椰子の息子。主な役目はプレイヤーの周りでイタズラする事。
愛猫マーと融合した為、猫の声で鳴く。 - マー
俊雄が生前に飼っていた愛猫。俊雄の眷属として暗躍する。
作中では大量発生して猫派を喜ばせた。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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