未だ人類すらしなかった恐竜時代に、恐るべき侵略者・ゴドメス星人が地球を攻撃した!!
恐竜達が殺されていく…!!
人間の住んでいなかった地球は、ゴドメスの絶好の餌食となったのだ!!
タイムマシーン「コセイドン号」に乗った「タイムGメン」は、7000万年の過去を目指して出撃した!!
これは、命を懸けて地球を守る「タイムGメン」達の、戦いの物語である!!!
恐竜戦隊コセイドンとは、1978年7月7日から1979年6月29日まで、東京12チャンネル(現テレビ東京)系列で放送された特撮アクションドラマ(全52話)で、円谷プロダクションが制作した。2010年11月から2011年11月まで、CS放送のチャンネルNECO「円谷特撮アワー」枠で再放送が行われ、2013年10月より東映ビデオよりDVDが発売される。ちなみに本作品のDVD化は今回が初となる。
概要
本作は、「恐竜探検隊ボーンフリー」に端を発する、いわゆる「円谷恐竜三部作」の最終作で、ボーンフリーと「恐竜大戦争アイゼンボーグ」の2作品が「アニメと特撮の合成」で制作されたのに対し、本作は全編実写で制作された。
本作の大きな特徴として、前2作品が「恐竜が現代に蘇る」という設定なのに対し、本作は「主人公達が恐竜時代(中生代白亜紀)にタイムトラベルをする」という点が挙げられる。
また本作には、白兵戦闘要員として、主人公のトキ・ゴウが強化服をまとった戦士「コセイダー」が登場する。シリーズ前半の敵である「ゴドメス星人」が狙う「コスモ秘帖」に隠された力によって「時間を止める能力」を身につけ「タイム戦士コセイダー」となり、コセイドン隊屈指の戦士として大活躍した。
さらにシリーズ前半の「ゴドメス星人編」が、キーアイテムとなる「コスモ秘帖」をめぐる連続ドラマである点も特徴のひとつである(ただしゴドメス星人編後は、前2作品同様、基本的に1話完結形式のスタイルになっている)。
ストーリー
超光速粒子「タキオン」の発見でタイムトラベルが可能となった未来、人類は様々な時代(主に中生代白亜紀)にコロニーを作り、時空管理局が誇る精鋭部隊「タイムGメン」が、各時代の居住者とタイムトラベルの安全を守っていた。その中でも「中生代白亜紀」の、いわゆる「恐竜時代」を担当するのが、超巨大タイムマシン「コセイドン号」を擁する「コセイドン隊」である。
2001年、日本に突如謎の熱線と冷凍光線が放たれ攻撃を受けた。時空管理局はコセイドン隊に出動を要請、調査の結果、攻撃は中生代白亜紀からのものと判明する。調査の途中でコセイドン隊は、地球外からの逃亡者・アルタシア姫と、お付きのロボット・ビックラジィーと出会い、彼女らが「ゴドメス星人」に故郷のテレサ星を侵略され、地球にやって来た事を告げた。
一方彼女らを追って地球に来たゴドメス星人は、地球を次の侵略目標に定め、総監ザジの指揮のもと侵略作戦を開始する。
かくして、地球を守るコセイドン隊と、侵略者ゴドメス星人との壮絶な戦いの火蓋が切って落とされたのである。
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